遊子・外泊に行こう、ここには他ではみることができない絶景がある、
しかし四国・愛媛の果てにあり、アクセスとしては最悪の部類に入るのかもしれない。
では、行こう!!四国の旅へ!!
羽田空港から松山空港にアクセス、レンタカーを借りて出発である。
移動距離は2時間以上を要する、その他の観光地はスルーして遊子に一直線。
こういう路面より海面が高いように見える光景は好きである、実際に高いはずはないのだが・・・。
「ゆす」の看板が現れる、空港から遠かった・・・。
目的はコレである!!
遊子・水荷浦(ゆす・みずがうら)に到着。(AM11:50)
車で登ってきて良いどうかはかわからなかったが、のぼってきた・・・、
もちろん離合できる道幅ではなく、大型車ではカーブをまがるのも大変なところだ。
圧倒される景観美、チープな言葉などいらない。
実際はもっと圧倒されるので現地で見て頂きたい場所だ。
栽培しているものはジャガイモと思うのだが、どうだろうか。
そして眼前には、宇和海が広がる、こんな贅沢な光景・場所があるとは。
地元の方にとっては当たり前の光景なんですがね。
ここで通行止め。
ここでUターンする、ヴィッツで良かったと思える瞬間。
次に向かうには、紫電改展示館である。
このあたりは南レクと呼ばれる、南予レクリエーション都市という。
なんというネーミングセンス、素晴らしい。
景色もなにげに絶景。
日本で唯一の紫電改である。
久良湾の海底40mに原型のまま沈んでおり、地元ダイバーによって発見され、34年ぶりに引き上げがされたとのこと。
ゼロ戦に変わる当時の最新鋭機であった。
次の目的地は高茂岬、ここから約30分ほどの距離にある。
愛媛県南西端に位置する。
圧巻であるが、風が強く同時に恐怖も感じる。
先端まで遊歩道が伸びるが、この強風ではあそこにはとてもではないが行けない。
ころがり、海に転落しそうだ、まじで。
方向を変え灯台側に向かう。
宇和海の雄大な景色が広がる。
駐車場が完備されており、停めた車が見える、
ここまで来る人はあまりいない、バイクのツーリング中の1名しか会わなかった。
次の目的地へ向かう。
この坂を下れば今回の旅の最大の目的地に着く。ドライブ中も海の絶景が見えて運転に集中できない(笑)
今回の旅の2大目的の内の1つ!!
城壁のように見える石垣の里、
急斜面に作られた集落は台風などから人々を守る為に作られているのだ。
この独特な景観はここ外泊だけかもしれない。
集落内を散策する、こんな探検心をくすぐる道もある。
四国最果ての絶景、素晴らしい!!
集落の散策も楽しく、しかもたびたび見える海がなんとも言えない。
名残惜しさを抑え最後の観光先へ。
県越えを果たし高知県へ。
宿毛自然公園へ。
ここでは、「だるま夕日」をみることができる。
しかし出現には条件があるらしく、1回の訪問では難しいと考えていたが・・・、
やはり現実は厳しかった。
大気と海水との温度差が大きく冷え込みが厳しい晴れた日が条件であり、光の屈折によって見えるとのこと、これは蜃気楼現に似ているらしい。
本日のメニューはこれにて終了、宿毛のホテルで宿泊をする。
◆2日目スタート。
早朝から出発、竜串海岸に行く。
竜串海岸の背後にある臥竜山から転訛したという説もあるらしいが、景観から竜のような、串のような そんな連想をさせる光景だ。恐竜の背骨のようにも見える。
そして高知と言えばここ、足摺岬ですね、
やはり一大観光地の為、観光客は多い、久しぶりに大勢の人を見た感じだ。
足摺はさっと済ませ、本日のメインイベントへ。
高知と言えば、最後の清流・四万十川である。
佐田沈下橋に到着。
噂に聞く沈下橋、夜は怖いな~。
途中で車を停め、写真をとる。
さすが清流、水質はキレイ。
四万十川に沿ってドライブを楽しむ、結構細い道もありスリリングであった。
そして一気に瀬戸大橋へ。
本日のメニューは終了、 高松で宿泊。
◆3日目スタート
朝6時の為、周りは真っ暗である、そのためブレまくりの写真しかとれない。
瀬戸大橋に移動する。
大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)に参拝。
松山空港でレンタカーを返却して帰途へ。
今回の四国旅は1日目にすべてが集約されていた、
そしてあまりにも広範囲に走り周り、テーマが不透明な旅になってしまった、
今にして思えば、愛媛・南予などに絞り、深く観光をしたほうが良かったのではと
思う。
やはり旅にしても、テーマ・目的をしっかり持ち、行動することが重要であると思う。
遊子・外泊に行こう、 完。