KITの気ままな旅日記

旅行の記録を公開していきます ≪過去・現在・未来≫

PT 秘境駅・小田和駅へ(2009年4月18日)

秘境駅・・人里離れたアクセスが困難な駅の事である。

 

飯田線の小田和駅(こわだえき)は秘境駅と言われている、

今回は小和田駅の訪問記を書いていきたいと思います。

和田駅の場所は、静岡県浜松市天竜区水窪町奥領家に位置する、少し先は長野県であり、愛知県である。

要するに県境に位置するのだ。

 

普通に生きている人は、この駅の存在を知る機会は少ないだろう、

しかし一時、有名になったことがあった。

小和田雅子さんが皇太子と結婚した時である、読み方は違うのだが、漢字は同じである、

KITの記憶にはないが、フィーバーしたらしい。

 

小田和駅は車ではアクセスできない秘境駅と言われている、であれば車で行ってみよう。

 

横浜からのアクセスは、中央高速道路を使い飯田ICを下りる、

そこから一般道、251号線を通り、喬木ICから152号線(秋葉街道)を南下していく。

しばらくすると、道の駅・遠山郷があるので休憩をとる。

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自然の中にいきなりコンクリートの構造物が現れる、これが三遠南信道の始点である。

※画像は、喬木IC手前である。

 

 

遠山郷は、鹿やイノシシなどの山肉が有名である。

※ここいらの話しは別の時に書きたいと思います。今回は休憩のみの通過点となる。

 話を進めよう。

遠山郷から418号線に入り、1号線に分岐する、そしてすぐに左折する、この道には名前はない。

中井侍駅に続く道である。いわゆる険道(けんどう)である。

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このあたり特有の景色である、段々茶畑と天竜川である。川色の緑がなんとも言えない

中井侍駅周辺である。

 

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秘境駅中井侍駅はこの坂を下りていかなければならない、当然ながら離合はできない。

中井侍駅より先には道が繋がっておらず、U ターンすることになる。

 

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今回の目的地はこの先にあるのだ。

※写真の右前方の頼りない道をひらすら走っていく。※まだこれは良いほうであるが・・・。

 

目指す先は、塩沢集落である、ここに小和田駅へ続く道があるのだ。

普通に走行していたら、その存在には気づくことはない、

情報を持つ人しか、到達することはできないのである。

 

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写真のガードレールの切れ目が入口となっており、階段を下っていく。

 

車はこの付近に停めさせていただきました、ここには路肩を広くとったスペースがあり、ここに停めれば2台がすれ違えるスペースが確保できる。 本日はこちらに停めさせていただきます。

 

ちなみにここまで来るのに、1台の車とも合わなかった。

 

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階段をひらすら下りていく、らせん状の階段もある。

 

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しばらくすると天竜川が見えてくる、かなり高度が下がったとわかる。

不気味な船(笑)がポンポンと音を立てながら、上流に向かう。

 

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今度はこんな心もとない道を歩くことになる。

 

しばらくすると左手に民家1軒、現れる、こんなところにとびっくりである。

個人宅なので、写真は控えます。

 

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鉄柵が現れた、もうゴールは近い。

 

f:id:turumigawa915:20161015213646j:plain建物が見えた!! もう小田和駅は至近である。

 

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塩沢集落まで1時間、こんなに歩いてきたのか・・・。

 

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これを登ればゴールだ、ヴィクトリーロードである。

 

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飯田線秘境駅 小和田駅に到着!!

 

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和田駅舎に入る、立派な駅舎である。

 

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飯田線の時刻表はこの有様である、電車で来るのも大変なのだ。

 

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駅周辺案内板。

配色に並々ならぬセンスを感じる、衝撃的である、まさに秘境駅(笑)

 

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昔の診療所みたいだな。

 

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三県境の駅である、全身を使えば同時に三県にまたげるのだ。

 

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小和田さん関連のものもございます。

 

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門谷・大津峠とは?? 行く人がいるのだろうか? もちろん、行く勇気はない。

KITは来た道、散策道入口方向に帰る。

 

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寄り道をする、高瀬橋である。

 

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ようやく名も無き道路に到着、無事に帰ってきました。

 

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こんなの気づかないよね。

 

こうして、秘境・小和田駅に行くことができた。

塩沢集落、駅に行くまで1時間以上かかるとは、まさに秘境駅である。

 

はたして行きたいと思う人がどれほどいるのだろうか。

 

秘境・小和田駅編 完。