KITの気ままな旅日記

旅行の記録を公開していきます ≪過去・現在・未来≫

(そうだ)京都へいこう!(2016.12.2)1日目

12月2日、AM8:30 東京駅新幹線ホームに立つ!

本日は休みではない、平日の金曜日である、無理は言っていないが、会社を休んだ。

年末繁忙期前の羽休めである。(ということにしよう)

 

行先はどこか?

最近では鎌倉散策にはまっており、寺社仏閣を回っている、

鎌倉五山というものがあり、そして京都には京都五山がある、そしてその上にたつ寺が京都に存在する。

そして稲荷神社の総本山もあるのだ。

「そうだ、京都に行こう!」

これは決してどこかのキャッチコピーなどではない、鎌倉に行っていたら、自然と出てきた言葉なのだ。

 

それでは、京都に行こう! 1日目スタート。

 

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東京駅18番ホームの最後尾、

これから乗るのは、のぞみ103号・8:50発広島行き。

別に意味なく、そして新幹線の先頭を撮りたいから来たわけではない、指定席が16号車だからである。

 

 

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新幹線2台並ぶと壮観である、出発は東京駅から、心が高鳴る時である。

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富士川近くになると、車内アナウンスが流れる、

「進行方向右手に見える富士山をお楽しみにください」という内容である、

こういうサービスが旅情を掻き立てる。

鎌倉では、一度も富士山を見ることはできなかった、ようやくのお目見えである。

雲一つない晴天であり、幸先が良い。 

 

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11:08 京都駅到着。

京都は経由地点としては利用してきたが、京都に降りるのは、ホントに久しぶりである。中学の修学旅行ぶりではないか?!

 

まずは、荷物を預けにホテルに向かう、ホテルの横には、気になるスポットがあった、

不動堂明王院と道祖神社である。

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この二つの社が仲の良い夫婦のように見える。

末永くお幸せに・・・。

ホテルで荷物を預け、京都駅に戻る、徒歩で5分ほどの距離である。

 

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まずは、京都タワーを撮る、

夜になると、これが光るのだ、しかも棒の部分が赤の日もあるし、白の日もあるのだ。

交互なのだろうか。

 

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京都駅・中央口である、この先はホームとなっている、ここから入ることは3日間で一度もなかった。

この右隣には、JR京都伊勢丹が併設している。

後ろを振り返るとバスロータリーがあり、観光客で大混雑していた、京都の移動はもっぱらバスの移動が主となる、それほどバスの運行が多く、京都の町になじんでいる。

 

まずはセオリー通りにバスの一日乗車券を購入、

自動券売機があり、修学旅行生と同じ列に並ぶ、値段は500円であり、これがあれば市バスと京都バスが乗り放題となる、

でも結局、市バスと京都バスの区別がつかず、この旅は終わった・・・・・・。

しかも、元もとれなかった、とほほ・・・。

 

まず向かった先は、京都観光トップ3に入るであろう、清水寺である。

皆に京都観光スポットのNO3を聞いた時、なんと答えるのだろうか?

清水寺金閣寺までは結構共通した答えだと思う、最後の1つは??

銀閣寺?、平等院鳳凰堂?、京都御所

僕の答えは二条城である!!

 

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12:07、

バス停を降り、皆の後をついていく、道順をわかっていなくても、人の流れをみれば、方向がわかるのは大変助かる。

ちなみに、この坂は「茶わん坂」という。

 

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10分弱、ゆるやかな坂を上ると、朱色の門が見え、大きな広場にでる。

御覧の通り、人・人・人である。

この京都の旅、人をはずして写真を撮ることはもはや不可能であると、諦めた。

正面に見えるのが、清水坂(土産街)である、もはや原宿・竹下通り状態。

 

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仁王門の朱色が映える。

たまたま、2名しかいないが、周りには人だらけである。

 

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拝観受付があり、正面の門を通り、本堂に向かう。

 

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清水寺奈良時代の終わり、778年から始まったとされる古い寺である。

清水という名は、坂上田村麻呂が絡むのだ、

田村麻呂がこの地の清水で喉を潤した事からこの名が付いた。

この本堂は、国宝であり、ここから一気に景色が開かれる。

 

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なじみのある光景を撮る、紅葉と青い空と京都の町並みがマッチする良い景色である。

高さはかなりあるのだが、これには一切釘などが使用されておらず、木組みだけで支えているのだ、スゴイ技術だ。

 

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今後は遠景、三重塔も入れてみる。先ほどの3+1である。

 

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拝観順路に従い、坂を下っていくと、「音羽の滝」という所にでる。

清水の名の通り、清水が3つに枝分かれして、滝となっている、御利益は不老長寿・無病厄災を言われている。そのため、長い行列ができている。

 

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ここまで来ると、あと少し歩けば、先ほどの仁王門前の広場にでる、

これで1周となる。

 帰りは、お土産通り(清水坂)を下りていく、学生・観光外国人・その他の日本観光客で大混雑しており、思い通りに歩くことはできず、ゆっくり進むことを強いられる。

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途中でこのような石碑を発見、曲がってみる。

今回はあまり下調べをしていないので、かなりの風まかせの旅である、でも行きたいところは抑えてはいる。

 

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京都散策の有名な道、三年坂・二年坂に向かう。

このあたりは伝統的建造物群保存地区に指定されている、整地されてキレイであるが、京都らしい風情漂う散策を楽しめる、両脇には土産屋や食事処が軒を連られている。

清水坂から行くと、三年坂→二年坂という順である。

 

歩いていくと、八坂神社の方向を示す看板があり、方向指示に従い進む。

右手には観音様が見える、霊山観音と言うらしい。

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その道の突き当りには、高台寺というお寺があった。

僕のデータベースには乗っていないお寺である。

そして特別公開という響きにつられ、吸い込まれていったのだった。

 

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 13:06、

ここは通称「ねねの寺」と言われ、萩の名所として知られている。

豊臣秀吉の菩提を弔う為に北政所(ねね)が開いたお寺である。

ねねは出家して、高台院湖月尼と号した。

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庭園が秋と陽の光に照らされ、やさしい表情を見せる、

とても穏やかな時が流れている。

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この砂紋は何を表しているのか、わからないが不思議と感動を覚える。

 

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中の回廊には秋の美しさが現れている。

 

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この赤は特に映えていた。

 

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庭園を順路に従いぐるっと周ると、今回の見どころの霊屋が現れる。

秀吉と北政所を祭る建屋であり、奥には二人の木像が安置されている。

今回の特別展の目玉である、当然撮影は禁止である。

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そのため、霊屋を遠景で撮影。

 

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まだまだ、散策は続く、少し高台に登り、景色を楽しむ。

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昔ながらの庭園と現代の建物群のコラボである。

 

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さらには竹林の小路まである、なんて懐の深いお寺なんだ・・。

 

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この写真が霊屋の秀吉と北政所の木像である。

あまり期待はしていなかったのだが、素晴らしいお寺であった!!

うれしい誤算です。

 

さらに進んでいくと、広い公園にでる、

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ここは円山公園という。

 

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円山公園の先には、 知恩院の入口がある。

浄土宗を開いた法然上人が布教の拠点とした場所である。

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三門がデカい、そしてよく見ると複雑な幾何学的な美しさがある。

 

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ぐるっと周り、先ほどの円山公園の広場に戻る。(ことができた)

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そして八坂神社に入る。

こちらは正面ではない、この後、正門から出ていくことになる。

円山公園の隣にあり、知恩院円山公園・八坂神社はセットである。

 

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八坂神社は、「祇園さん」という名で親しまれている。

四条通りの東の突き当りにあり、祭られているのは疫病退散の守護神・牛頭大王である、そして夏の祇園祭は869年にここで行われてた疫病ばらいの祈祷に始まった祭りである。

 

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こちらが四条通りからの入口(正門)である。

 

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この正面の四条通りを行けば、京都の繁華街にでる、

そこには、百貨店や商店街が密集しており、高島屋・大丸・藤井大丸・マルイなどがある。 繁華街も歩きたかったな~。

 

 八坂神社を出て、右方向に行くと、よしもと祇園花月があり、その前にバス停がある。

そこからバスに乗り、(本日2回目である)銀閣寺に向かう。

正式名称は、東山慈照寺という。

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バス停・銀閣寺前 で下車。ここから銀閣寺へは徒歩で9分と書いてある。

 

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横断歩道を渡ると、哲学の道というのがでてくる。

哲学の道とは銀閣寺から若王子神社前までの2kmにわたる散歩道である。

なぜ哲学の道というのか、

京都大学で教鞭をとっていた哲学者が思いにふけり歩いていたことから、このような名前がついたとか。

 

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銀閣寺の案内図である、こう見ると結構広い。

 

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最初に目に飛び込んできたのは、山型の向月台という謎の構造物。

不思議と心奪われる、モダンアートを思わせるような造形である。

これは義政の時代に作られたものではなく、江戸時代に作られたものと考えられている。

 

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そしてこれが、慈照寺、別名銀閣寺である。

言わずと知れた、足利義政の東山山荘を寺としたもの。

銀閣寺といえば、対となるのが金閣寺金閣寺は華やかであるが、この銀閣寺は、わびとさびの世界である。

 

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銀閣寺の庭園内を歩く。銀閣寺が見えるぞ。

 

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すばらしい光景、ただただ感動を覚える。

 

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このあたりが銀閣寺のベストショットになるだろう。

時刻は15:25。

 

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哲学の道を通り、南禅寺に向かう。

 

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15:56に南禅寺に着く、

ここまで来るのに、かなりの速足できた。

どの寺も拝観時間は16:00~17:00の間が多い、それに拝観時間の20分前がリミットとなる。 どうにか間に合った。

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南禅寺とは!!

1264年、亀山天皇が造営した離宮が前身となる、

後に法皇となり、寺に改められた、開山は大明国師

1334年、官寺の寺格制度が定められた時に京都五山の一位となり、足利義満相国寺を建立した後は、京都五山鎌倉五山の上に位置する五山の上位となり、禅宗の最高位となった。

 

 

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南禅寺の敷地内に、アーチ状の橋がある、

これは水路閣と呼ばれる、これは琵琶湖疎水の一部であり、インクラインに続いている。明治に生活用水・工業用水に使用する目的で作られた。

寺に水路が現れてびっくりである。

 

アーチをくぐり、方丈庭園に向かう、もちろん拝観料は必要。

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どこも良く手入れがされており、良い庭であった。

 

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水路閣を上から見る為に、少し坂を上る、

看板には釣り禁止と書いてある、魚がいるのか??

 

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南禅寺三門

写真に写っている通り、参拝ができる、上に上がることができるのだ。

しかしもう時間切れ・・・残念だ。

 

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これが先ほどでてきたインクラインである。

はじめは「なんだ、これは!」と思った。

蹴上インクラインは、全長582mの世界最長の傾斜鉄道跡で、高低差約36メートルの琵琶湖疏水の急斜面で、船を運航するために敷設された傾斜鉄道の跡地である。

 

 

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インクラインの下る先には、琵琶湖疏水記念館がある。

時間がないので、遠くで見るのみ。

 

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今度はインクライン横の坂を上っていく、地下鉄東西線蹴上駅に向かう。

 

 

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山科でJR線に乗り換え、京都駅に向かう。

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そして京都駅に到着、怪しく光る京都タワー

 

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 17:40、京都の夜はこれからだ。

 

外食先が見るからず、コンビニで寿司とビールを買い、ホテルに戻る。

これはこれでよいのだよ・・・。

 

2日目に続く。

 

 

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