昨年、千葉・房総半島に位置する大多喜町に行ったことがあった、
しかし、本多忠勝祭と見事にバッティングしてしまい駐車場にすら入れず帰宅したつらい過去があった、今日はそのリベンジ訪問となります。
大多喜町は房総半島南東部に位置する町である、徳川四天王の本多忠勝の居城がある町である、そしていすみ鉄道が通る町でもある。
チーバ君のおしり付近に位置する町でもある。
~千葉県公式ホームページから引用~
横浜からのアクセスは湾岸高速からアクアラインを使うことにより想像以上に短時間で着くことができる。
そういう海でアクアラインは素晴らしい。
そして大多喜城ではあるが、
内部は鉄筋仕様の博物館となっている、展望台などはなく、最上階からの窓越しの眺望となります。
思ったより観光客はきており、定期的に数組とすれ違う、
ある種の人気ぶりが伺えます。
駐車場内にはお店もありました、内部は見てないが、
一応観光地らしくほっとしました。
大多喜城に向けてゆるやかな坂を上っていきます。
城まで車でいけそうな感じがするが、一般客はいけないようです。
途中で大多喜水道跡があった、千葉県では最古の水道とか。
駐車場から10分もかからず到着、青空に白い城が映えます。
入館料を支払い入ります。
一般は200円、大学生・高校生は100円、中学生以下・65才以上は無料です。
内部は基本撮影禁止となってます。
大多喜城分館は、3層4階の鉄筋コンクリート造の歴史博物館です。
中央博物館となってます。
今回の展示品の目玉は大薙刀であった。
あまり期間はたっていないが懐かしく思え、記念撮影をした。
ここでは陣羽織と兜を付け撮影することができる、各自自由に着ることができます。
本多忠勝の鹿の角を模した兜に勇猛さを感じます。
そのほかの展示品は撮影ができません。
これは最上階の窓から撮影しました。
かすかに川が見えました、御禁止川(おとめかわ)という。
近くには高校があり部活動をしている元気な声が聞こえた。
豊臣秀吉により北条氏が滅ぼされた後、徳川家康が江戸に入り、小多喜城(大多喜城)を本多忠勝にあたえ、安房の里見氏を抑えようとした。
里見氏とは対立関係にあったということですな。
駐車場と大多喜城の間(坂の中間)に二の丸公園があり、そこには鐘つき堂があった。
実際に打つことはできません。
公園内にはどんぐりが落ちており、リスでもいそうな雰囲気である。
次に大多喜駅に向かいます。
大多喜駅至近に町営駐車場があります。
60分であれば無料という紳士的な対応です。
大多喜町・町営久保駐車場に停める。
場内は閑散としてます。
大多喜駅に向かう途中に電車の汽笛と運転音が聞こえた為、走って駅に急行!
ちなみに駅前には観光案内所・土産屋(?)がある、
帰りにそっと見たら人がいなかった為、入りずらくやめた。
だって、からみで出るのは悪いし・・・。
線路沿いにダッシュ、昔の国鉄にような車体になつかしさを覚える。
まさか、本当に国鉄の車体なのかな?その可能性は十分にあり得るのだが、
誰か教えてください。
あとで気づくのだが、ホームには自由に入れるのだ・・、
それを知っていれば、線路沿いにダッシュなどしなかったのだが。
まぁ、3列車を1フレームにおさめることができたのでよしとしようか。
大多喜駅・駅舎内、
右側にはいすみ鉄道グッズが満載の売店があります。
ボールペン・定規・クリアファイル・卓上カレンダーを購入、
しかもカレンダーは2月に入っているので半額とのこと、思わず2つ買ってしまった。
自由とのことで、ホームに入らせて頂き撮影をしました。
このようなサービス精神が素晴らしい、長く存続してもらいたい。
2両目は御予約席でイセエビがふるまわれるのか・・。
奥にもホームがあり、こちらは貸し切り列車であった。菜の花をイメージしたのか、
とても目を引くカラーです。
ホーム突端から大多喜城が見えるとのことで。 うっすらと見えた。
昔の小海線を思い出す、このカラーリングがホントに良い。
キハである ※詳しくはわからんが、それでもキハは知っている。
次に向かうは千葉・城繋がりの館山城である。
あまりにも大多喜から遠い為、チョイスとしてはダメかもしれない、
大多喜町周辺で、深く散策したほうが良いのかもしれないが、やはり今行きたいところに行くことが最も後悔が少ない判断であると思う。
有料道路を通り、1時間30分以上かかる。
途中、ハイウェイオアシスに立ち寄る。
道の駅富楽里とみやまとである。(有料道路からも一般道路からもアクセスできる)
館山城の駐車場に到着(無料です)
公園として整備されており、地元民の憩いの場となっている。
この坂を上っていけば館山城に行ける。アクセスコースは少なくとも3つはあった。
のぼる度に海が見えてくる。
目に見えて高度が上がり、海を多く見ることができる。
かつての館山城は1580年に里見義頼により築城された。
その後、廃城となった。
「南総里見八犬伝」は、江戸時代後期に滝沢馬琴によって作られた長編読本である。
室町時代後期を舞台として、安房里見家の姫・伏姫と神犬八房の因縁によって結ばれた八人の八犬士を主人公とする長編伝奇小説である。
八人は関八州にちなんでいるとのことだ。
城内の博物館には、八犬伝の資料が数多くあり、とても興味がひかれる。
館山城は高台に建っている為、見える景色は絶景である。
うっすら曇っているが、三浦半島も確認することができた。
ここから富士山を見ることができる。
今日も富士山をかすかに見ることができたが、写真では非常に見ずらい。(見えない)
では館山城に入ります。
ここはお城特有の展望台があり、ここよりさらに高度な絶景を楽しむことができる。
展望台からの景色①
展望台からの景色②
展望台からの景色③
展望台からの景色④
城から海が見える、最強の立地である。
他の城で同じ条件を持つ城は日本にどれほどあるのだろうか。
浅間神社もあります。
鳥居と城。
梅もキレイに咲いていた。
八遺臣の供養塔があるということで行ってみることに。
山道を降りていく、駐車場にこのまま降りることができるのか不安であったが。
実際には八遺臣の供養塔から戻ることなく、そのまま地上に降りることができた。
近いかどうかは別にして。
八遺臣の供養塔。
こちらが八犬伝の元になった。
どんぐりなどが多数落ちていた。
山を下りると舗装された生活道にでる、位置的には裏側に出てきた感じだな。
この公園では子供達がサッカーに興じていた、その一角に売店があり、
おいしそうな団子の看板が掛けられていた。
これは買うしかないな。
ピーナッツの団子がメチャうまかった、もう1本買うべきだったな・・・。
公園からは館山城が見える、こう見るとかなりの高台ということがわかる。
里見八犬伝、昔映画で見たことがあり、この印象が強いのだが、今日はその読本を見ることができたので、とてもよかった。
もう日が傾いている、さぁ横浜に戻るか。
大多喜城・館山城に行こう! 完。