いきなりですが、質問です。
日本一面積が広い湖はどこか?
答え:琵琶湖である、
なぜなら、琵琶湖は滋賀県の16%を占めているのだ、
琵琶湖の周りに人が住み、町を形成しているのだ、それが滋賀県だ!
滋賀県の隣には中世の政治の中心地・そして現在の観光都市・京都があり、
滋賀県は一見影が薄いように思えるが、そんなことは全くない!!
グーグルマップなどで日本列島の全体図を見ると、滋賀は日本の中心に位置していることがわかる、
戦国時代においては滋賀を制するものは日本を制すと言われたほどだ。
※本当か!?
さぁ、2泊3日でどれだけ滋賀の観光スポットを周れるのか、どこまで滋賀の魅力に触れ合えるのか?
「滋賀に行こう!!」 スタートである。
今日はゆっくり目のスタートである、
通勤時間をさけ、余裕をもった行動をする とは聞こえはよいが、
昨夜、会社の資料作成をしており、朝もそれに時間を費やしたのだ・・、
それに行先も決定しているわけではなかった、
旅先の候補は富山県の雨晴海岸の立山連峰を中心とした北陸の旅、
姫路城、赤穂地区の播磨路の旅、そして日本の中心・滋賀の旅!!である。
北陸は天候が比較的安定していたが、雪による行動範囲に不安があった為、早々に却下、播磨路は距離と旅費の関係で落選、そして滋賀の旅が決まったのだ!
え?!、滋賀を押していたのに、消去法?と思うかもしれないが、どれも魅力的なのだ。
そういえば滋賀に空港はないよね?、私が知らないだけなのか?
そのため、移動手段は迷わず新幹線となる、東京から新幹線で滋賀県に行く場合、
米原駅か京都駅で降りることになる、滋賀県の玄関口は米原なのだ。
新幹線で進行方向の右側、2人席からの見える車窓からぼんやりと外を見ていると、岐阜羽島駅を通過した後、関ケ原が見えてくる、関ケ原はまだ岐阜県である、
カーナビでは「滋賀県に入りました」とアナウンスをするが、新幹線はしない、
なぜなのか?、通過する駅は表示するのにさ・・・、
それは新幹線には県境などは関係ない、日本列島を貫く大幹線だからだ!!
※スイマセン、適当に書いてます。
話しを戻そう。
名古屋駅でのぞみを降り、久々にこだま号にのる、
そう!のぞみは滋賀県には停車しないのだ!!
私の知識が正しければ、のぞみが完全に通過する県は、静岡県と滋賀県の2つでは?
またまた脱線した、話を戻そう。
米原駅を下り、JR琵琶湖線に乗りかえる、空は曇っているな~などと思いながら。
さほど時間がかからず、彦根駅に到着。
「!!??」
「雨が降っているではないか~!!」
天気予報では、雨なんて言ってなかったよね~??
傘なんて持ってきていない、仕方がないので土産屋で300円のビニール傘を購入、
なんという無駄な出費だ、晴れの日しか旅に出ないから油断をしていた。
平日の雨の彦根は寂しい様相だ、今の私の心情を表しているかのようだ。
もう少しで彦根城が見えてくる、はずだ。
見えなかった・・。
正面には護国神社があった。
護国神社を突っ切っていく。
ようやく石垣が見えてきた。
そして、入口が見えてくる。
この堀は、湖から直接引き込んだものだ。
っとその前に井伊大老の歌碑を見て行く。
井伊直弼は第13代彦根藩主、江戸幕府では大老職に就いていた、
安政の大獄など、反幕府派に対して圧政的な体制を引いており、良いイメージを持たない人もいるかもしれないが、和歌・茶を好み、居合など文武両道の人であり、
貧しい人や弱い人に対しては手を差しのべるなど情に厚い側面もあったという。
今はこの地点。
散策マップもキレイで新しい、
観光マップが整備されている観光地は好感が持てます。
あの橋を渡れば彦根城内となる。
その前にふと横を見ると、馬屋の特別公開中という看板があった。
入ろう。
ウマは一匹のみ・・・。
本当に特別なものだろうか と思うながら見学。スイマセン。
注目すべきは、画面中央左側の看板、
「本日のひこにゃん」である、時間的には13:30に会えそうだ。
拝観チケットを購入、博物館・庭園にも入れるお得なものを買う。
空を見ると少し青空が見えている。
「ん? 正面にひこにゃんがいるぞ」と言っても張りぼてですが。
彦根城に行きたい気持ちを抑え、彦根城博物館で事前勉強をしてから行こう。
井伊家伝来の美術品が展示されている。
能舞台があり、春と秋には能が開かれる。
木造棟も見学、良く復元がされている。
事前知識を得たので、彦根城へ登城しよう。
博物館から外に出ると、人の集まりが見える。
ひこにゃん登場!!!
なんという優雅な動きだ(のんびり)
ボーズを次々にとっていく。動きがかわいいぞ。
これだけ人気を集めるゆるキャラは少ないはずだ。
ただ、ネコに兜をかぶせただけのキャラがこんなにかわいいとは。
さすが彦根城、平日であっても人はそれなりにいる。
もう天気の心配はしなくていいのかな。
お城から湖が見えるのが素晴らしい。
海もいいが、湖もいいね。
この彦根城は関ケ原の戦いと佐和山合戦の功をたてた井伊直政から始まる。
その後幕末に至る300年間、井伊家は彦根城を根城に彦根を治めてきた。
では天守に登りましょう。
この写真で彦根城の美しさがわかると思う、フォルムが素晴らしい。
中はザ・お城。
本当のお城というものがどういうものか、実感することができる。
そしてお城好きになるはずである。
着見台という。
見晴らし台から琵琶湖方面を眺望する。
こちら側には雪を冠した伊吹山をみることができる。
お城の側面から下に降りていく、
ここからは人がほぼいない、大抵はお城を見てUターンするのだ。
ここからが結構歩く、結果として庭園は見なくても良かったのではと思ってしまう・・・。
玄宮園に向かっているのだ。
しかしながら、これである。池の水のがない!!
この池も琵琶湖から水を引いているのである。
こちらも池の水がない。
普段では見ることができない光景か・・・。
かなりの複雑な思い・・。
護岸調査をしているということであった。
お城の裏側に来ているので、入口に向かって歩いていく。
かなり歩く感じだ。
彦根駅に向かう途中、京橋という交差点にでた、
正面のロードが、夢京橋キャッスルロードという、彦根駅への道すがら、散策しよう。
やはり閑散としている、天候もなんだか怪しくなってきた。
全天候型の商店街となっている、
昔は多いに賑わっていたのだろうか。
どの地方都市も同じような状態だ。
この辺りから雨がパラパラと降ってきた、急いで駅に向かおう。
彦根駅に戻ってきた、
やはり、大河ドラマの広告が大々的に展開している。
駅屋根の上に見える平和堂の看板が地方都市に来ていることを実感させる。
JR線の後ろには近江本線のホームが見える。
そして・・・本日最後の目的地、近江八幡に向かう、
近江商人の町並みに向かう、徒歩でいくには少しばかり遠いので、バスで行く。
バス停で迷っていたら、資料館行(経由)のバスが近くに停車した、
バス停は、「小幡町資料館前」で降りる。バスに乗ってしまえば10分ほどで着いてしまう。
ここに来るもの2回目である、もう10年近くになるのだろうか。
八幡堀に到着、最も端に位置する。
八幡堀散策の始点からスタートです。
それでは、川に沿い歩いてみよう。
この船は水郷巡りの船だろうか。
八幡堀沿いには、プロムナードや休憩所もあり、のんびりとした散策ができる。
日牟礼八幡宮の入口に到着する。
八幡山のふもとにあり、すぐ近くにはロープウェイ乗り場がある。
本日はお祭り、左義長祭の日であった。
もう乗ることができない、営業時間を過ぎていた。
雨で店じまいかな。
雨も結構降ってきたので、撤退!!
風情のある建物群を見ながら、バス停に向かう、
歩いて駅に戻るチカラはもう無い。
ここが観光拠点の駐車場となる、この近くにバス停もある。
近江八幡駅に戻り、イオンで夕飯を購入、本日のホテルに向かう。
そして夜が更けていく・・・、はずだったのだが、
会社の仕事が急きょ入り、資料を作成することになった、
夕飯を食べず、タクシーでネットカフェに急行、エクセルが入っているパソコンの部屋を借りる、しかしいい時代になったものだ、ネットカフェで仕事もできる。
しかし不思議な気分だ、近江八幡に来て、19:00過ぎから資料作成をしているのだから・・・、20:00過ぎに資料は完成した。
折角なので、明日以降の観光情報をネットで検索、スマホで見るよりはるかに効率的だ。
外で出るとめちゃくちゃ寒かった、雨もパラパラ降っており、たまらずたタクシーを呼ぶ。
旅先でネットカフェもいいかもしれない・・。
そして今度こそ、旅先での夜は更けていく。
滋賀に行こう! 1日目 完