2日目は横浜に帰る日である、
最近の旅程と同じくプチプランにて早めの出発とする。
ホテルは7時に出発!
地下道を通り浜松駅に向かう、祭りの後らしく、食べかす・ゴミが散乱している、これは全国共通である。自分の食べたものぐらい責任もって片づけて頂きたいものだ。
7:19発の岐阜行きに乗る為、速足で浜松駅に向かう、
ホームに上がるとすでに列車は入線しており、乗客もそれなりに乗っていた。
学生さんが多い感じかな。
向かう先は弁天島駅である、浜松駅から3つ目の駅となる、
この駅で降りたのは私一人と思われる、駅を出て地下道を通り道路の反対側に出る、
その先には、浜名湖・海が広がっている。
駅から徒歩2分で到着。
これは内海か浜名湖か、迷うところだ。
天気が良く朱色の鳥居が映える、浜名湖に来てよかったと思える瞬間だ。
あさりの舞ちゃんとは??
ご当地ソングかな。
広い空、青い湖と青い空。
少しばかり歩いてみる、結構な数の釣り人がいる。
何が釣れるのだろうか。
時間もあまりないので、早々に散策を切り上げ、弁天島駅に戻る
この地下道で道路をくぐって行く。
あまり工夫の無い駅舎、弁天島駅である。
それが妙に浜名湖になじむ。
この地には弁天島温泉というのもある。
実に開放的なホーム、海と新幹線を見ることができる。
新幹線の全力通過は好きだ。
浜松駅にUターンしてきた。
駅前は近代的で木や花が青々としている、そして奥には直虎の宣伝看板が。
そして遠鉄百貨店・浜松店である。
地方百貨店である。
ここにも直虎。
そしてタコにしか見えない家康くんがいる。
バスターミナルに向かう為、地下通路に入る。
これから向かう浜松城にはバスで行くことにする。
降りるバス停は市役所となる、このバス停は様々なバスが通過するので、
バスの電光掲示版に市役所と乗っているバスに飛び乗った。
金額は120円、5・6分ほどで着いてしまった。
バス停を降りると案内看板があり、左に曲がり坂道を上っていく。
駅から歩くと約20分ほどかかる。
最近造られてたとみられる看板がある。
石垣が見えてきて、お城っぽくなってきた。
中腹に感じのいい公園があり、質素な藤棚があった。
直虎ちゃんはかわいいが、家康くんにかなり適当感が・・・。
あと、直虎ちゃんはうなぎを持っており、虎の耳と尻尾をしているのね。
浜松城とのご対面。
大きくはないが、良いお城だ。
いま、時計を見ると8時30分すこし過ぎなのだが、もう観光客でいっぱいだった、
すでに並んでいたのか。
まずは、最上階まで一気にのぼる、
いつも思うのだが、このような金網は残念すぎる、
たしかに安全を担保しているのだが、これにより爽快感が半減してしまう。
まぁ、仕方がない。
わかるだろうか、
うっすらと富士山を見ることができた。
青空に映えるお城だ。
浜松城は出世城と呼ばれ、家康の天下取りの足掛かりの城とされている、
当時は甲斐の武田信玄の侵攻に備え、引間城を改修、浜松城を築城した。
石垣が立派である、良いお城のお手本だ。
登ってきたルートとは異なる道を下る、中腹に徳川家康の像がある。
引間城址、浜松城が築城される前はこの地に引間城と言われる城があった。
猫だ!! こっちを見ている!
境内には家康と秀吉の像がある。
秀吉も若かりし時、引間城にご奉公している、その後は知っての通り天下人となる、
その為、この地・浜松は出世の始まりの場所とされている。
隣りの家康は300年の徳川の世を成し遂げた大名である。
こちらは漫画チックな家康と直虎である。
次に向かう先は浜松八幡宮。
浜松城のパンフレットの裏にある「家康の散歩道」という散策マップをもとにして移動している。
散策スポットは15か所ほどあり、約2時間ほどで周ることができる、
このような散策は楽しい、オリエンテーションを思い出す。
しばらく歩いていくと遠州鉄道の高架線に出る、
地図を見る上にわかりやすい。
浜松八幡宮に到着。
参拝客はいなかった、独占状態である。
家康の伝説も残る「雲立のクス」がある。
隣りには稲荷神社がある、
いい感じの鳥居だ、のぼりが多いのはテンションが上がる。
2つあると、2つともお参りしなくてはならない。
どのルートで戻るか・・・、よし左で行こう!
椿観音を目指す。
これがわかりずらいのだ、マップが大雑多すぎるのだ。
椿観音に到着。
飯尾家第五女城主・お田鶴の方を祀っている。
徳川家康軍と戦い、最後まで戦い抜いた、それに感動した家康は女城主とその従者達を厚く供養したという。
これで今回の旅の行程はすべて終えた、あとは浜松駅にもどるだけだ。
9:40発の新浜松行きの列車に乗る!
赤電の乗り納めである。
車内は満員であった、ベッドタウンがあるのだろう・・・。
浜松駅に到着、
新幹線出発の20分前である。
駅ビルでお土産を物色する、
うなぎパイとVSOPを購入、ブランデー入りの大人なうなぎパイだ。
帰りは早い便となった為、窓際を確保することができた、
今日は富士山が良く見える、これだけで得した気分になる、不思議なものだ。
浜松に行こう! 2日目 完。