KITの気ままな旅日記

旅行の記録を公開していきます ≪過去・現在・未来≫

清水で御朱印をもらおう!(2017年6月11日)

思いがけず、素晴らしい場所(観光地)を発見したとき、

なんとも言えず、うれしい気持ちになる。

これが旅の醍醐味と言っても良いかもしれない。

 

今日、そんな場所に行くことができた。

 

それでは「清水に行こう!」スタート。

 

その前に、昨日はマイカーの買い替えを行い、新たな車が納車された、

そのための試運転として、静岡・清水を選択した。

 

東名高速の混雑を恐れ、遅くとも7:30には出発したいと考えていた、

しかしなんだかんだで、8:00の出発となる。

 

それも取り越し苦労に終わり、東名は終始順調に進むことができた、

御殿場を過ぎ、第二東名で清水に向かう、

 

清水ジャンクションで旧東名に入り、すぐさま清水インターチェンジで降りる、

一般道で走ること15分ほどで第1の目的地に到着した。

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国道1号・旧東海道沿いにそれはある。

 

 

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「東海名區」と書かれた総門である。

駐車場は総門の両側にある、本日は3・4台停まっていた。 

ここは静岡県静岡市静岡区興津清見寺町である。

 

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 このお寺の名前は「清見寺」である。

清見寺の始まりは古く、7世紀後半と言われている、今から1300年前にもなる。

 

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階段を上がり総門をくぐると、踏切の鳴る音がする、

その刹那、目の前を東海道本線が通過していく。

 

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後ろを振り向くと、総門がある。

先に見えるは旧東海道である。

 

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先を見ると、線路向こうに、山門と大方丈などの建造物が見える。

 

f:id:turumigawa915:20170611213334j:plain清見寺は、JR線で分断されている、なかなか興味深い立地である。

 

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橋の上から清水駅方面を見る。

たしかに、列車の線路がこのように土地を分断している、

それは、全ての場所に言えるのであるが、特に今日そのような感想をもった。

 

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「JR跨線橋

このようにお寺の中に線路があるのは、とても珍しいと思う。

 

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下に降りることができる、このレンガ造りの塀にも歴史を感じる。

 

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それでは、清見寺の中に入りましょう。

 

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山門をくぐります。

ここの境内はとても広い、約6,000坪はあるという。

 

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庭園は丁寧に管理されていることがわかる、草木が青々としている。

 

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藤棚があり、今は青々としている。

5月の頃はどのような姿を見せてくれるのか。

盛り土のようになっており、展望台となっているのだろう。

 

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遠方には三保の松原の一部が見える。

天気は雲が多く、快晴とはいかないのが残念であるが。

 

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臥竜梅も青々としている。

 

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鐘楼。

こちらは豊臣秀吉韮山征伐の際に使用したという歴史あるものだ。

 

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良い庭だ、静かな時間を過ごすことができる。

 

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庫裏に入る、ここは見学することを強くお勧めする。

御朱印を頂くのも、こことなる。

 

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中に入ると土間のような形になっている、拝観料300円を払う。

こちらでガイドの女性に御朱印手帳を渡し、御朱印をお願いをする。

 

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拝観者は2組ほどしかおらず、

そのガイドさんにいつの間にか、案内して頂くことになった・・。

それが今回、吉となった。

 

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まずは赤色が目に飛び込んでくる。

まさに赤の間である。

 

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中はとても広い、

この広間には朝鮮通信使の関連した資料などが多くある。

ここは江戸幕府へ向かう途中、朝鮮通信使の休憩地となっていた、

また琉球使節団も来たという歴史をもつ。

 

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これらも朝鮮通信使のものである、書を木板に写したものという。

 

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窓から明るい陽射しが差し込んでくる、とても開放的な空間だ。

奥にいきしょう。

 

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突き当り、ここは土間であろうか、

下馬とあったので、ここで馬の乗り降りをしていたのだろうか。

 

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奥に進みます、

この建物、とても広い、まずそれらに驚く。

 

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そして、この中に貴重な書が保管されている。

そのうちの1つをあけて頂き、見せて頂いた、引き出しのような造りになっており、

一目で大変古いとわかる書物が入っていた。

感動の対面である。

 

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さらに、それらの上には、このような木箱があり、

こちらの中にも書物が保管されているという。

中には豊臣秀吉の関係する書物もあるという、歴史ある貴重な資料が目の前にあるという驚き感、たまらんな~。

 

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突き当りの先には、庭園がある。

「名勝庭園」という。

徳川家康の意向により、山本道斎によって作られたという。

 

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庭に沿って廊下を歩くのだが、そこに家康の手習いの間がある。

ここで今川家の人質となっていたころ、太原雪斎に師事しており、

こちらで学んでいたのだろう。

 

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とても狭い、竹千代時代のことであろうが、

このお寺で何を学んだのだろうか、それらが天下統一に結びついたのかもしれない。

と想像すると楽しさ倍増だ。

 

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この廊下である!

すれ違いが困難なほど、細い廊下である、これは漢詩なのだろうか、私にはわからない・・・。

 

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廊下の終わりには、家康が使用したという御輿がある、

これは人ではなく、モノを運んだのだろう。

 

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素晴らしい奥行き、素晴らしい空間である。

 

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奥の建物まで歩き、先ほどの細い廊下を見る。

 

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建物と建物との間にある、庭である。

中庭といって良いのだろうか、こちらもキレイだ。

 

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玉座の間という場所に出た。

 

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たたみの装飾部(?)も他と比較して、幅が広い。

全てが特別ということであろうか。

 

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玉座の間の部屋の注目すべきところは、

天上部が曲線を描いているという事だ。

 

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襖にもこのような紋様が、とても細かい装飾である。

 

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葵の御紋の装飾がある、

このお寺には大正・明治天皇も来られたのだが、この部屋はどのように使われたのか。

 

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外から水音するので廊下にでてみると、滝があることに気づく。

これは人為的に流しているという。

 

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この館の入り口上の階段を登った先に、この広間はある。

休憩所のようになっている。

 

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ここから庭園を見る、とてもきれいな庭だ。

 

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他方では、

眼下にJR東海道本線の線路が見える、3、4分待ち、東海道本線を撮影する。

 

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庫裏から出て、先ほどの藤棚の展望台から、東海道本線をさらに撮影。

 

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庭にはいろいろな石碑などがある。

 

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奥には五百羅漢像が鎮座、

ここは島崎藤村の小説に一説に登場するという。

 

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階段の上にも羅漢像が並ぶ。

 

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仏殿を参拝。

 

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駐車場に戻る途中、またもや東海道本線が通過する。

 

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道路を挟み、大正天皇東宮海水浴御成道という石碑がある。

 

この先は清見潟と言われており、

かつては岩礁多い海岸線が広がっており、市民の憩いの場であったという、

そして海の先には景勝地三保の松原があり、さぞかし素晴らしい海水浴場であったのだろう。

 

今や見る影もないといったところだろうか・・・・。

近くには坐漁荘という西園寺公望の別荘があり、こららの景色を愛でたのだろうか。

 

 

次に、

御穂神社に向かう。

漢字は違うが、三保の松原の近くにそれはある。

三保の松原には何度か来たことはある、その際には奥の専用駐車場に停めていた。

たしかに参道があったのは記憶していたが、その先に神社があるとは、知らなかった。

 

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清見寺から車で20分ほどかかる。 

御穂神社の専用駐車場は、道路に面してある。

ほんの数台、参拝客も数人だけである。

 

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 さあ、いきましょう。

 

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鳥居を通り、中へ進む、人が少ない静かな参拝となる。

 

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神馬がいる。

 

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 いろいろな社、建物がある。

全て周りましょう。

 

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手水屋。

 

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拝殿に向かう、こじんまりとしていて良い。

 

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参拝も終わり、御朱印を頂きに社務所に向かう。

誰もいない、声をかけても気配がない、食事にはまだ早いはず。

隣のお手洗いに入り、時間を潰す、、。

ようやく奥に人影が見え、すかさず声をかける。

ここは、書き置きの御朱印となる、あとで、手帳に貼ろう。

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御穂神社は、三保の松原の羽衣伝説に関係する神社である。

羽衣の一部が奉納されているという。

この直線の先は駿河湾である。

 

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ここが、三保の松原の入り口となる、この道は、神の道と呼ばれている。

ここを数分歩けば、羽衣の松に行くことができる、また羽車神社といわれる社があり、

晴れていれば、駿河湾に松原に、その先には富士山を見ることができる、静岡の一大景勝地である。

 

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ほとんどの車は三保の松原の駐車場へ向かう、

巨大な駐車場があり、売店もある。

行ったことが無い人は是非、行って頂きたい。

三保の松原には3回来たが、3回とも曇りであった・・・。

 

次に向う先は、

清水次郎長である、関連する場所(史跡・観光地)は3つある。

まずは、 梅蔭禅寺(ばいいんぜんじ)に行きます。

御穂神社から16分ほどで行くことができる。

 

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梅蔭禅寺の駐車場、かなり広いが、車が停まっていない・・・。

観光客・参拝客も私たちのみであった。

 

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ここが埋まることがあるのだろうか。

入りやすくて、停めやすくて。良い場所であった・・・。

 

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 梅蔭禅寺とは清水次郎長菩提寺でもある。

 

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奥の売店で拝観料を払い、入場する。

300円である・・・、その価値があるかは観光客の人数に比例するかな・・。

 

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まずは遺物館にはいる。

 

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その前に次郎長の像を見ましょう。

 

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次郎長親分が座っておりやす。

 

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遺物館の中はこのような感じ、拝観時間5分・・・。

 

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奥には次郎長とその子分のお墓がある。

 

最後に御朱印を頂く、隣のお寺となるのだが、自宅の玄関よりお呼びをするかたちとなる。

 

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次に向かうのは、次郎長の生家であったが、今は改装中であると売店の方に聞いた・・・、ショックであるが仕方がない。

船宿もあるし、そっちに行こう!

梅蔭禅寺から船宿・末廣まで、徒歩で10分ほどかかる。 

 

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閑散とした清水の町を歩く、

サイゼリアを右に曲がろう、次郎長通りを横目に見て、橋を渡るとその先に船宿がある。

 

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海の近くということがわかる、潮の匂いもする。 

 

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見えた!!

奥に見える観覧車は、エスパルドリームプラザである、

そこのすし屋横丁(名前が違っていたらスイマセン)には何回か行っている、

お土産屋も充実しており、おすすめな場所だ。

 

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清水ということもあり、サッカーボールである。

 

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清水港船宿記念館「末廣」

清水次郎長が清水波止場に開業した船宿を再現したものだ。

 

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ここは無料だ、

次郎長の生涯を知ることができるDVDを閲覧できる。

 

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おなじみの記念撮影パネルと石碑たち。

 

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2階に上がると勉学にいそしんでおりやした。

 

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巴川を見る。

1階の売店で次郎長のまんじゅうを購入。

 

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先ほどの道に戻り、次郎長通り商店街を通る。

この通りには次郎長の生家がある。

 

 

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しかし改装中である、1か月後のお披露目となる。

近くに臨時店舗があるらしいのだが、気が付かなかった。

まあ、見れたので良しとしよう。

 

梅蔭禅寺に戻り、本日の最終目的に向かう。

 車で走ること約30分、静岡駅周辺で渋滞にはまりながら到着。

 

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先に見えるのは、安倍川橋である、そこに流れるのは、もちろん安倍川である。

その手前にあるのは・・・・、そう安倍川もち屋である!!

 

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元祖・安倍川もち 「石部屋(せきべや)」である。

有名人のサインも多くあり、先日もテレビに出ていた。 

 

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こちらが駐車場、

店舗の隣にあるのだが、これが狭い!!

切り返しを行い停車をするので、新車で来る人は注意!!(笑)

不安な人は、すこし離れたところにコインパーキングがあるので、そちらを使用するのも良い。

 

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石部屋(せきべやと読みます)の創業は文化元年1804年という。

見るからに風格がある、こういうお店っていいね。

ここで食べることができるので、是非旅人気分を味わって安倍川もちを頂きたい。

今日は¥1,200のお土産用の安倍川もち(あんときなこ)を購入、

こちらの賞味期限は翌日までである、もちろん鮮度命である。

きなこは甘くなく、付属する砂糖をかけて食す、

またはあんこと絡めて食べると丁度良い甘さとなり絶品である。

 

特筆すべきは、「からみもち」、

わさび醤油で食べるのだが、これは持ち帰りは無し、その場で食べるしかない。

 

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お店の隣にこのような石碑もある。

もう、14時過ぎ、そろそろ帰りましょうか・・・。

 

静岡ICから乗り横浜へ帰ろう、

2時間ほどで帰ると考えていたが・・・、そうはうまくいかなかった。

 

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東名高速の由比PAで休憩。

まずは展望台に行こう。

食堂でさくらエビを食べることができるのだが、今はおなかがいっぱいだ。

 

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展望台から蒲原方面を見る。

 

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山を見上げる、

あそこのガードレール・・、先週あそこ歩いたかな。

 

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いつの間にか、青空になっていた。

清々しい景色に変わっていた、伊豆半島もみることができる、しかしながら富士山とは縁がなかった。

 

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由比と言えば、さくらエビ!!

次の富士川SAでさくらエビの寿司と釜揚げを購入した。

 

その後、

事故渋滞で横浜町田まで120分以上とのこと・・・、西湘バイパスを使い渋滞を避けようとしたが、結局20時に自宅に到着・・・となった、今日はかなり疲れた。

 

清水に行こう! 完