KITの気ままな旅日記

旅行の記録を公開していきます ≪過去・現在・未来≫

PT 日野・新選組のゆかりの地に行こう!(2017年7月2日)

今週は高幡不動尊に行こうと考えていた・・・、

※正式には高幡不動金剛寺と言う。

新選組土方歳三菩提寺高幡不動尊であり、高幡不動尊は東京都日野市にある、

日野市と言えば、新選組ゆかりの地として有名である。

 

本日のプチトリップは新選組ゆかりの地巡りIN日野とした。

 

では、「日野・新選組ゆかりの地に行こう!」スタート。

 

 

高幡不動尊の最寄り駅は、京王線高幡不動駅となる、

今回は車で行くことになり、東名高速道路・東名川崎ICを降り、一般道を走り北上していく、横浜からの所要時間は約1時間ほどとなる。

本日は曇りであり、お出かけ日和とは言えない、それが理由かどうかわからないが、

道は空いており、ナビの示す通り1時間ほどで着いた。

 

でも最初の目的地は高幡不動ではなく、三鷹市大沢となるが・・・。 

 

最初の寄り道先は、「龍源寺」である。

龍源寺は東京都三鷹市大沢にある、

このお寺には新選組・局長である近藤勇が眠る場所でもある。

1868年に斬首された近藤勇は生家近くの龍源寺に葬られることになった。

 

龍源寺には参拝用の駐車場はあったが、近藤勇のお墓の参拝であれば、停めても良いのだろうか・・・などと、少し迷ったが近くのパーキングに停めることにした。

 

都立野川公園内に大型のパーキングがある、そこに停めることにした。

ちなみに支払額は300円であった。

 

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かなり大きな公園であることがわかる、この日も、かなりの台数の車が入っていく。

駐車場への誘導員もおり、敷地内には清掃員等を多く目にした。

 

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大型駐車場も完備しているが、AM9:00時点ではまだまだ空きはある。 

 

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野川公園の案内図、バーべQやキャンプもすることができるらしい、

なるほど、人が来るわけだ。

 

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野川公園の入口を出ると対岸に神社らしきものが見える。

行ってみよう。

 

 近藤神社の歴史は当然浅い、近藤勇を祀る為の神社である。

近藤神社から2・3分で龍源寺に行くことができる。

※近藤神社は調布市野水にある。

 

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近藤神社でお参りをする。

 

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神社の隣に近藤勇の産湯の井戸がある。

 

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近藤神社隣の産湯の井戸の隣に近藤勇の生家跡の看板が建つ。

 

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 これは・・・、薄くて何が書いてあるかわからなかったが・・・。

 

道路を挟んだ向かいには、天然理心流道場・撥雲館という道場がある、

私は行かなかったが、時間があれば行ってみてほしい。

※個人宅であり、外観しか楽しむことができないらしいが・・・。

 

では、龍源寺に行ってみよう。

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「龍源寺」に到着。

このお寺に近藤勇が埋葬されています。

 

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近藤勇墓所の碑も建てられている。

 

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近藤勇の像もある。

 

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そして、天然理心流の碑もある。

 

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本堂に向かいます、こじんまりとしているが綺麗な境内だ。

 

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他に参拝客はいない。

龍源寺は、近藤勇の生家である宮川家の菩提寺である。

本堂の左にある小路を通り、裏手に行きます。

 

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近藤勇の墓があります。青の扉を開けると書き込みノート、書籍などが入っていた。

 

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裏手は竹藪となっており、なんだか寂しい感じだ。

 

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近藤神社と龍源寺の中間には、野川公園入口。バス停がある。

この道路は県道110号・人見街道という。

ちなみにここから車で15分ほどで深大寺に行くことができる。

 

では次の寄り道先へ行こう。

 車で15分ほど走り、「東郷寺」に向かう。

最寄りの駅は、京王線多磨霊園駅である。

 

なぜ、東郷寺に行くのか?、何があるのか?

 

東郷寺の山門を見る為である、東郷寺には大変立派な山門がある、

その山門は黒澤明監督の映画作品「羅生門」のモデルでもあるのだ。

 

そして、車で行く場合、駐車場が問題となる、

お寺の駐車場は檀家用・参拝用であり、見学客は停めることはためらわれる。

※停められない。

近くにコインパーキングがあるので、そちらに停めることにする、

そこからは徒歩で4分ほどだ。

 リパーク多摩霊園駅前に停める。 ※料金は200円だ。

 

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見ずらいがコインパーキング。

 

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住宅街のゆるやかな下り坂を行くと、右側に見えてくる。

 

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聖將山 東郷寺。

ここはかつて、東郷平八郎元帥の別荘地であり、その跡地に建てられたお寺である。

 

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巨大な山門が見えてきた、かなりテンションが上がる。

 

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たしかに簡素であるが、力強い山門である。

 

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柱1つ1つにも力強さを感じる。

 

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 東京都の歴史的建造物に指定されている。

 

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山門を裏から見た。

 

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本堂はこの先にあるのだろう、

御朱印はもらえるらしいが、あまり歓迎はされないのではと思い、

山門で見学を終わりとする。

 

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山門下、両脇の青々とした樹木は、しだれ桜であり、桜の咲く頃には多くの見物客で

賑わうという。是非見てみたい光景だ。

しかし、羅生門には、雨の中で訪問したいものだ、

本来は羅城門であり、京都の朱雀大路の南端にある大門のことである、

芥川龍之介の小説で知っている人が多いと思われる。

 

では、本日のメインへ行きましょう。

 高幡不動尊へは高速利用で約20分、一般道で約30分ほどで着く。 

 

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高幡不動尊の駐車場は隣接されている。

到着した際には5、6台の待ちが発生していた、まだかわいいほうか・・・。

 

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国宝である、

高幡不動尊のシンボルである五重塔が見える。

 

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ここで初めて知るのだが、「あじさいまつり」が開催されていた。

 

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お土産屋があり、高幡まんじゅうを購入、つぶあんの饅頭とあじさいまんじゅうを購入、うまかった!! 

 

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仁王門。

「高幡山」と書かれている。

 

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力強い「不動明王」である。

 

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 不動堂。

護摩修行が行われたいた、この迫力には心が引き締まった。

 

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不動堂から仁王門を撮影。

閑散としているように見えるが、参拝客は多い。

 

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 土方歳三の像。

高幡不動尊土方歳三菩提寺でもある。

勇ましい姿だ。

 

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土方歳三像の奥には弁天堂がある。

周りの池は弁天池という。

 

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弁天池の鯉はデカい、写真に写っているのは小さいほうだ。

 

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池の周りにはあじさいも彩っている。

 

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五重塔

 

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奥殿。

こちらには、丈六不動三尊像が安置されている。

ここは見ておくべきだった・・・・とブログを書いていて思った。

 

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少しずつ青空が見えてきた。

 

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山門。

御朱印をお願いするが、15分ほどかかるという、

それまで境内の散策を行おう。

「鳴り龍拝観」と書いてある、拝観料惜しさにパスしてしまった。

 

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大日堂。

高幡山の総本堂である。

 

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良い雰囲気である、落ち着いた神聖さがある。

 

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山あじさい園に入る。

 

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あじさいがとってもきれい!

久しぶりにあじさいのすばらしさを思い出せてもらった。

 

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どうですか、良い感じでしょ。

 

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大師堂。

 

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7月7日まであじさいまつり開催、今が一番の見頃なのでは。

 

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中腹にある事務所である、こちらで御朱印を頂く。

 

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上杉堂。

 

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一通り周ったので、昼飯を求めに商店街を歩く。

もう七夕が近い、少し早い七夕を楽しむ。

 

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駅方面に向かう。

 

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京王線高幡不動駅

思ったより近代的な駅舎であり、レストラン街もありそうだ。

しかし先ほどの商店街の一角できつねうどんを食べる。

思いのほか、お金の節約ができた・・・。

 

高幡不動尊は、想像以上に良いお寺であった。

散策して楽しく、心も引き締まり、ご利益がありそうに思える、

無料の休憩室もあり、お茶も頂くことができる。

 

では次の目的地に移動しよう。

 高幡不動から北上することになる。

目指すのはコインパーキング(笑)。

目の前には多摩モノレールの万願寺駅がある。

 

 これから向かうのは「土方歳三資料館」である。

道路には案内看板があったが少し迷う・・。

 

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浅川の向こうには富士山を見ることができた。

意外・・、小さなサプライズ。

 

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資料館の看板もでており、また石田寺などの案内板もあった。

 

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ようやく見えたきた資料館、

周りには土方家の表札が目立つ。

 

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見た目は一般の邸宅である。

拝観料は500円となる。

 

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開館中となっていることは少ない、

こちらは限定的な公開となっているので、訪問時はHPチェックが必須である。

 

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門を入ると土方歳三の像がある。

高幡不動尊とは異なり、西洋風の土方である。

 

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12:00からの開門となるが、すでに5、6人が待っていた。

 

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 一般邸宅の隣に資料館がある、

資料館内は小スペースであり、拍子抜けする人もいるかもしれないが、展示品の価値を考えた場合、まったく問題がない。

 

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 こちらは土方歳三の御子孫が運営されている個人資料館となる。

展示物は、土方が着用していた鎖帷子、直筆書簡、新選組の袖章など、

そして愛刀である和泉守兼定が展示されている。

オリジナルのグッズもあったが、財布にお金があまりなかったので我慢となった・・・・。

 

この場所は土方歳三の生家跡であるが、

当時のジオラマも展示されていた、上記写真の柱は当時のものを使用しているという事だ。

 

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一旦、駐車場に戻る、土方歳三資料館の前には誠の旗が掲げてある。

 

 次に向かう先は「石田寺」である。 ※せきでんじ と読む。

土方歳三墓所があるお寺であり、資料館からも600mの距離である。

多摩川と浅川の合流地点に位置する。

 

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車は境内に停めさせていただく、

駐車場がいっぱいならどうしようと考えていたが、

そんな考えは杞憂に終わった。

 

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参拝をする、周りは静かだ。

 

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最初の内は、土方歳三墓所探しで少し迷った・・・、ほとんどが土方家であった。

よく見たら、看板がでていた。

 

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ここは墓所であり、位牌は高幡不動尊にあるという。

少しは参拝客がいると思っていたが、ここまでは来ないんだ・・・・。

 

 

次に、ここから3.3KM先の日野本陣に向かう。

 

 

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 駐車場は完備されている。

満車の心配はおそらくはないだろう。

 

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日野宿本陣。

 

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正面に見える入口が、かつての正面口であったが、

館内の見学はこの建物の横から入る。

 

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衣装コーナー、

これを着れば、君は新選組隊士だ!!

 

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スタッフの説明を聞くことになった。

こちらの日野本陣の管理は佐藤彦五郎が行っていた、

彦五郎は新選組を物心両面で支えた人物であった、そして土方歳三の尊敬する人物でもあった。

 

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こちらは正面口の床である、

ひょうたんと・・・反対側には・・

 

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栗の形の模様がある。

隠れたゲン担ぎか、わかる人だけ、わかれば良いというのが、

彦五郎の性格であるという。

 

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かつての名家である、敷地は広いし、造りも良い。

 

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こういう廊下は良い、あこがれる。

 

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部屋には特別な催しもあった。

あと七夕も近い為、短冊を書いて飾ることもできる。

 

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基本的には撮影はokだが、個人提供の展示物は撮影は×である。

土方や新選組と彦五郎との関係が良くわかり、とても勉強となった。

 

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こちらの仏壇のこじんまりさもこの土地特有のものという。

スタッフさんより、真向かいの観光案内所を進められたの行ってみる。

 

 

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1Fはお土産屋となっており、2Fは展示ルームとなっている、

こちらは無料となるのでご安心を。

 

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撮影できるものは少ないので、こんなもので。

 

 交流から徒歩で6分ほど、八坂神社に向かうことができる。

 

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こちらも新選組とのかかわりがある。

 

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こちらでお参りをする。

近代的な建物で、珍しい形だ。

 

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社務所で御朱印をお願いする、

こちらの御朱印新選組仕様である。

 

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力のこもった御朱印

 

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 こちらの八坂神社には、「天然理心流奉納額」が納められている。

普段はみることはできない。

 

本日の行程は一応、これで終わりになる。

今日はとても暑かった・・・、これからが思いやられる。

 

日野本陣から1.1KMほど先に、新選組のふるさと歴史館がある、

体力・時間がある人は行ってみて欲しい。

 

日野に行こう!!  完