KITの気ままな旅日記

旅行の記録を公開していきます ≪過去・現在・未来≫

PT 東武伊勢崎沿線に行こう!(2017年7月16日)

東武線は広い、その線路は1都4県にも及ぶのだ。

今回の旅は、その中の1つである、東武伊勢崎線をメインに乗ることにした。

そして、東武伊勢崎沿線の有名なお寺・神社に行こうではないか。

では、「東武伊勢崎沿線に行こう!」スタート!

 

まず、向かう先は、

不動ヶ岡不動尊である。

アクセス方法は、東武伊勢崎線加須駅が基点となる、

歩きでは駅から、2.1kmあるが、この季節に歩くのは得策ではない、体力的には問題はないのだが、汗をかき気持ち悪いし、匂ってしまう。

だからできる限り、バスを利用していきたい。

 

 

加須駅発の朝日バスに乗る、

この駅は、中継点であるらしく、すでに乗客1名が乗っていた。

バスで2.1kmは近い、もう少し涼んでいたかったが、降りなければならない。

 

 降車バス停は、終点の加須営業所である、

ここからお寺へは、徒歩5分ほどの距離である。

周りには、人は誰も歩いていない、車ばかりである。

 

 

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写真では暑そうに見えないかもしれないが、暑い、熱いのだ!!

正面の木々が目的地のお寺である。

 

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到着しました、関東三大不動の1つである、總願寺不動ヶ岡不動尊

まずは、金色の山門が目に飛び込んでくる、こんな山門は初めてかも。

賛否両論になりそうだな。

 

恐らくは、

平成の大改修工事の一環でこのような色となった、昔は金色ではなかったという。 

 

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最近増えてきた、センサーで水が出る手水屋である。

普及してきているのか・・・。

 

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不動堂にて参拝をしよう。

参拝客はほぼいない、会ったのは2人のみ、日曜日・朝の静かな参拝である。 

 

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本堂にも歴史を感じる、迫力ある造りとなっている。

正面には張り紙がされており、御朱印を頂く場所が案内されている、

とても配慮があり、とても好感がもてます、

これにより、インターフォンを押す気持ちが和らぐ(笑)

 

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不動堂の周りには、年男が掛けられている、

楽しんごには目を引かれた!!、これはいるのか?! ※こちらも賛否両論(笑)

これだけ、書くのも相当大変だろうに・・・。

 

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大日堂の隣の建物にて、御朱印を頂こう。

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こちらは、鐘付き堂。

 

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こちらが、赤門。

 

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不動ヶ岡不動尊の由来の説明版。

 

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こちらは、黒門。

忍城の北谷門を移築したものだ。

忍城も昨年秋に行ったな~、ここで忍城の門に出会えるとは。

これはポイント高いです!!

 

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この寂れ感が歴史を感じる。

 

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不動堂の裏手に来た、これはなんだろうか・・・、説明は無かった。

銅剣が刺さっているように思えるのだが・・。

 

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さらに裏には、大型駐車場がある、だが今は閑散としている。

中央の看板は、平成の大修理の案内板である。

 

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静かなる参拝も終わり、加須車庫・バス停に戻ってきた。

隣りが車庫となっているので、時刻前に車庫からバスが出てきた。

 

この辺りはうどんが名物なのだろう、立派な建物のうどん屋が2件ほど、目についた。

 

駅までのほんの数キロ、バスの車内で一時の涼をとる。

ここで失敗!

間違って、加須駅入口で降車してしまう、入口とは駅ではないよね・・・、

少しの距離を汗をかきながら、駅へ急ぐ、電車は待ってはくれないのだ。

 

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暑い!!

暑さで悪名高い(笑)館林は近い、距離にして20kmもない、加須も暑いはずだ。

加須市は埼玉県、館林は群馬県である、だが県境は近い。

 

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加須駅、レトロな感じの駅ビル、ビル名の筆記体が昭和を感じさせる。

時間があれば散策したかったのだが・・、

その中にあった鯉のぼり大判焼きが気になった。

 

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東武伊勢崎線が入線、館林方面に向かって進みます。

 

加須駅から4つ先の茂林寺前駅に向かう、時間にして15分ほど。

茂林寺は今回初めて知った駅である、何を目当てで降りるのか?

駅名通り、茂林寺である。(わかりやすい!!)

 

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茂林寺前駅ホームに降り立つ、初めて来る駅は楽しいものだ。

ここは群馬県、東京・埼玉と入り、とうとう群馬に来た(しみじみ)

 

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森が線路により分断されている光景。

 

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駅前には、たぬき2匹がお出迎え。

そして、ぶんぶく茶釜のお話しがパネル形式で掲示されている。

駅前のこれは①話である、茂林寺前が⑬話で終わっている。

 

駅から茂林寺までは、徒歩8分ほど。

この頃はまだ元気だ。

 

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駅前は三叉路になっているが、看板があるので迷う事はない、

こういうのを親切という。

 

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赤い提灯か、繭か?

あれはうどん屋である、冷たいうどんが食べたい・・、冷えた部屋で!!

 

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茂林寺の参道入口に着く、

ちょっとした驚き、参道にお店がある!!

 

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しかも参道が赤い、いやベンガラ調とでも言おうか。

参道の半分はシャッター街、寂しいな・・・、参拝客がいないからな・・・。

観光・参拝客は、10名弱しかいなかった。

お土産屋はやはり、たぬきばかり、これは買いずらい、お土産にもしずらい。

 

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総門、通称黒門。

応仁2年に建てられてという。

さぁ、入ろう! ぶんぶく茶釜ゆかりのお寺へ!!

 

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境内案内図が歴史を物語る・・・のか。

 

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最終話13話が案内図横にある。

コンパクトにまとめらており、とても読みやすい。

 

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総門を出ると、21体の狸が迎えてくれます。

茅葺屋根と狸がとても良い雰囲気、期待が高まる!

 

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山門、通称赤門という。

山門下にベンチがあり、憩いの山門とは初めてだ。

いいな~、この感じ。

 

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境内を歩くと、大きな素晴らしい木々が目に飛び込んでくる。

右側の建物で、お守りなどが置かれており、

このお寺独自の狸のストラップなどがあった。

こちらで御朱印を頂く。

待っている間に、見学参拝者が数名、建物に入っていく、

もちろん私も御朱印を頂いた後、拝観料を払い、見学させていただく。

 

館内に入り、本堂を通る、法要中の為、静かに後ろを通っていく、

それを抜けると、狸がいっぱいいる部屋に出る、これまでのコレクションだろうか。

 

さらに先に進んでいくと、伝説の茶釜が展示されている。

周りの展示品にも興味がひかれるものが多い。

 

撮影が禁止の為、画像はないが、拝観料に見合う内容であった。

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本堂、

とても雰囲気がマッチしている、まさに分福茶釜ゆかりのお寺である。

 

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本堂の茅葺も素晴らしい、これは一見の価値あり、おすすめできる場所だ。

 

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ぐんまちゃんのノボリがある、ここが群馬県と思い知らされる(笑)

本日は法要中の為、静かに参拝させていただく。

 

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本堂を正面から。

 

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雨に濡れなさそうな木だ。

 

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狸が見送りをしてくれる、駅に戻ろう。

 

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茂林寺前駅、都会と違い電車の間隔は少し長い。

茂林寺駅で良いのでは?

茂林寺前駅前で集合な!」う~ん、言いずらい・・・。

 

当初の予定は、ここでUターン、鷲宮駅から鷲宮神社に行くつもりでいた、

鷲宮であればホームは逆である。

 

私は決断した、先に進むことを!(笑)

この先には、館林があり、さらに先には足利市がある。

そこには2兎ならぬ、3兎がある。

「計画より帰宅時間は遅くなるが、行こうではないか。」

※3連休の中日であればこそ、

もし最終日なら、おとなしく鷲宮神社に行っていただろう。

 

茂林寺前駅から足利市駅へは、約25分ほど、館林駅で電車を乗り換える。

同じ伊勢崎線であるが、すべて館林で乗り換えになるのかな?

車両も違うよね?

これで合ってますか?(誰に言っているのか・・)

 

 足利市とは日本のここだ!

あと少しで本州の半分まで来る。

 

ここはもう群馬ではない、栃木県である。

 

 まず目指すのは、織姫神社である。

足利市駅から歩きでいくのは、正直しんどい、30分以上かかる。

バスに乗ろう、周遊バス・あしバスアッシーに乗る。

通り5丁目・バス停で降車。

 

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道路の正面に織姫神社がある。

 

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足利織姫神社、足利を代表するスポットの1つである。

 

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織姫公園となっており、ハイキングコースにもなっている。

 

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大鳥居を通り、階段を登っていきます。

 

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この階段がかなりしんどい、かなりの高台にある。

 

f:id:turumigawa915:20170717215825j:plain登ってきた、旗が優雅になびく。

 

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地上がかなり下に見える、左奥に渡良瀬橋が見える。

 

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あの有名な(?)渡良瀬橋

 

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朱塗りの社殿が映える、青空であればもっと映えているはずだ。

 

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足利は、織物を中心に栄えてきたという。

足利織物の守り神がこの足利織姫神社である。

歴史も長く、1,300年以上となる。

 

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美しい藤、緑であっても美しい。

この先は駐車場となっているようである。

 

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 右手のプレハブ小屋で御朱印を頂いた、結構な列を作っていた。

本日、3つ目の御朱印である。

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4つ目をもらう前に少しだけ寄り道をしよう。

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歩いていくと、神社を発見! 寄ろう。

 

 

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厳島神社

こちらも、朱が映える神社だ。

 

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特筆すべきは、社殿横に池がある、鯉が優雅に泳いでいる。

良い神社に出会った、素晴らしい。

 

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しばらくすると、「渡良瀬橋」の看板があった。

渡良瀬橋とは、森高千里の代表曲である、その歌の舞台がこの足利なのである。

寄り道とは、その曲の舞台を訪問することである。

 

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「床屋の角にポツンとある公衆電話」という歌詞の舞台がここだ。

 

グーグルマップでも「床屋の角の公衆電話」という場所がある。

 

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 では次に、「八雲神社」に向かいます。

 

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水路がある道を歩いていく、水質はあまりよくはないが、雰囲気は良い。

水路のある町並みはあこがれるよね!

 

八雲神社は、足利市に複数ある、どれが渡良瀬橋八雲神社か、把握しよう。

足利公園の八雲神社がその舞台である。

 

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現在、修復中である八雲神社

 

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 小さいが良い神社になりそう

 

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 次は実際の渡良瀬橋に向かう。

 

暑い中、徒歩15分はしんどい、でももう少しだ。 

 

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渡良瀬橋が見えてきた、なんか、緊張してきた、

でも、いたって普通の鉄橋ですが。

 

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普通ですね。

夕焼け時は美しいかも。

 

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 せっかくなので、途中まで橋を渡る。

 

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これが渡良瀬川である。

渡良瀬川の源流はどこだろう・・、ネットで調べてみよう。

 

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渡良瀬橋からは、さきほどの織姫神社が見える。

 

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こちらが、渡良瀬橋の歌碑である。

歌詞がかかれており、ボタンを押すと曲が流れるのだ、結構鮮明に聞こえて驚いた。

 

 歌碑もマップにしっかりのってます。

  

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鑁阿寺に向かう途中、足利の丸二紋が。

 

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途中に昭和の劇場があった。

栄枯盛衰の悲哀・・・。

 

鑁阿寺に向かう。 

 

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これは、 鑁阿寺(ばんなじ)と読みます、普通は読めない。

楼門をくぐる、境内の周りは堀のようになっており、さながら城跡のよう。

 

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さぁ、入りましょう。

 

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本堂に行き、参拝だ。

 

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御朱印は本堂の左横にて、いただく。

 

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鑁阿寺の境内を出て、しばらくすると、征夷大将軍足利尊氏の像がある。 

 

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足利学校跡地に来た、

昨年来た時には、見学をしているので、今回はパスする。

 

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そして、太平記館(お土産屋兼観光案内所かな)にも寄ります、

ここでの目的は、古印最中を買う為だ、

鑁阿寺うどんというものを買ってしまった。

昨年もここで最中を買い、とても美味しかった憶えある。

ここ以外でも売っているのだろうが、私はここしか知らない。

古印最中 | ㈲香雲堂本店オンラインショップ

 

 太平記館の場所。

裏には観光駐車場になっているので、車で来た場合はこちらに停めることをお勧めする。

 

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JR足利駅に到着した。

人がいなくパッとしない、両毛線の駅舎である(関係者の人、すいません)

このときは横浜までの接続が悪く、足利市駅東武線)で帰ることにした。

 

しかし!!

足利駅から足利市駅は遠い!! 

渡良瀬川を渡り、コの字で行かなくてはならない。

 疲れた体に、炎天下の最後のこの距離はしんどい、

しかも、鑁阿寺うどんがすごく重い!!

目は死んでたであろう・・・、でも必死に歩いた(笑) 

 

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渡良瀬川を渡った所、サイクリングロードが整備されており、とても良い場所だ。

 

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足利市駅、ゴールだ!!

救われた瞬間であった・・・、

特急りょうもう号のチケットを購入。

 

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足利市駅ホームから。

足利観光は良かった、コンパクトであり、

鑁阿寺足利学校織姫神社と程よい距離にあり、

炎天下でなければ、楽しい散策となるはずだ。

 

あとは東武特急に乗り、浅草までボーとしていよう。

 

今度は西武線の旅にしてみようか・・・・。 

 

東武伊勢崎沿線に行こう! 完