KITの気ままな旅日記

旅行の記録を公開していきます ≪過去・現在・未来≫

飛騨・豊橋に行こう!(2017年8月11日)1日目

久しぶりにPT(プチプラン=日帰り)ではなく、泊りの旅行となる。

 しかし、計画当初から旅先の選定は二転三転した。

 

日程はお盆休みの真っただ中の為、2週間前の選定では選択肢は狭められる、

移動手段の問題、宿泊の問題である、

飛行機や新幹線の予約はほぼとれない、そして有名観光地のホテルは満室であった、

その中でとるべき方法は、

最悪の場合、各駅停車で移動できるエリアであり、(新幹線の移動は不可)

あまり有名ではないエリアを選ぶことである。(有名観光地のホテルは満室)

 

そして一番大事なことは、

私自身が「行きたい」と思える観光地ということである。

 

エリアとしては、

愛知県・三重県岐阜県・長野県を対象とした、

最初は南信州の飯田を考えていた、

飯田線の旅もいつかは行きたいと考えていたからだ。

飯田であれば、ワイドビュー伊那号もホテルも空いており、チケットの購入までした。

 

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 しかし、何気にネットのじゃらんの宿泊予約を見ていると

なんと!高山のホテルの空き情報が入った、

「これは行くしかない!」と思い、急きょ方針転換をした。

 

高山は岐阜県・飛騨地区に位置しており、誰にでもおススメできる最高の観光地である、私も10年前に初めて行った時は感動したほどであった。

バランスがとても良い観光地なのだ、

1つだけ問題があり、飛騨は少し遠い、

名古屋からでも2時間以上の移動を強いられる。

 

高山に行くには、

新幹線で名古屋まで行き、高山線高山駅に行く、時間にして約4時間30分ほど。

 

高山線ワイドビューひだ号の予約は問題なく取れた、

しかし新幹線は満車であった・・。

初めて、自由席で行こうと思い、東京駅に30分以上前から並び、

こだま号でなんとしてでも座って行こうと決意を固めていた。

 

しかし、出発3日前に東京駅・自動券売機にて指定席の空席状況を確認した、

そしたら、グリーン車の空席(キャンセル)が発生していた、「きたー!!」

そして、行く為の手段が決まった。

 

帰りの手段は何も決まっていないが・・・、

帰りは13日の為、お盆休みの中日でもあり、まだ帰省客はそれほどではない、

早朝か夜であれば新幹線は空いていると確信している。

「まぁ、どうにかなるだろう」

 

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東京駅は、当然ながら、人で大混雑していた、改札入るのにも一苦労である、

「指定席があってよかった~」と心から安心した。

 

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のぞみ217号 9:20東京発。

ハンバーグサンドとお茶を買い、乗り込む。

「ハンバーグサンドにキュウリはいらない!!」

 

新幹線は定刻通りに東京駅を出発し、横浜地区を順調に疾走していく・・、

しかし、車窓の景色は、順調ではない、良くないのだ。

曇りが続き、時には雨が吹き付ける。

「おい・おい、大丈夫か・・・」

しかし面白いもので新幹線のように長距離を走る場合、

天候が結構変わるのだ、曇りが続き、時には青空が見え、そしてまた曇りなど。。

 

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名古屋駅に、ワイドビューひだ号が入線する。

 名の通り、窓が大きくとられ、景色を楽しむことができる、

「そのためには窓の清掃が大事ですよね。」

 

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名古屋駅を出発すると、名鉄と並走する。

ひだ号が抜かれて行く(笑)

名鉄の車両は、昭和的なレトロの車両であり、興味がそそられる。

ちなみに、進行方向は画面右側に進んでおり、座席の向きとは逆である。

 

名古屋駅から岐阜駅までは、この向きで進む、岐阜からは進行方向が変わる。

 

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高山線は、飛騨川に沿って走っている、

車窓からは、飛騨川を見ることができる、これが高山線の醍醐味だ。

 

車内放送にて、飛水峡の観光案内が流れる

 

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 飛騨一宮手前から青空がちらほらと見えてきた。

「これはいける!!」と期待を持ち始めた。 

 

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 14:10、高山駅に到着。

高山駅は10年ぶりだ、「なんか、昔と雰囲気が違うな・・・。」

 

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 駅舎が近代化しているのだ、

「この時まだ、わかっていなかった、まったく変わってしまったことに・・・。」 

 

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まるで違う・・・、たしか改札は1F(地上)だったよね・・。

 

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「まぁ、仕方がないよね」

観光客の勝手な解釈だ、地元の人からすれば新しい駅舎がほうが良いよね、

昔の駅舎の雰囲気が良かったので少しだけ、残念に思ってしまった。

 

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 外見も近代的だ! このでっぱりには、どんな意味が込められているのか、

そして駅舎周りは開発中である。

ここ高山でも外国人観光客が席巻している、特に白人系の登山者をよく目にする、

そう、ここは登山口であり、登山都市の側面も持つのだ。 

 

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 荷物を預けにホテルに行くと、少し早いが部屋の準備はできているという、

一旦部屋に上がり、荷物を置く。

エレベーター横の窓からは、夏の景色が広がっていた、

今日も汗をかきそうだ・・・。

 

目的地をもたず、町を散策してみる。

それが楽しい旅の在り方だ・・・と思う。

 

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宮川の手前の商店街を歩いてみよう。

「本町二丁目商店街通り」

この地方都市の商店街には活気がある、歩いていると気になる横断幕が。

 

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 「山桜神社」である。

この時期は「馬頭絵馬市」を開いているという、少し見せて頂く。

 

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 ところ狭しと紙絵馬が広げられている、

高山の夏の風物詩となっているのだろうか、

商店街の放送ではしきりに山桜神社の案内が流れている。

 

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 いい感じの商店街、「夏!・祭り!」という感じでしょ。

観光名所もそうだが、こういう商店街があるのも高山の魅力だ。

 

 宮川にかかる鍛冶橋を渡ると、「宮川朝市」の看板が見えてくる。

 

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今は15:00手前の為、朝市は終わっている、

そして高山陣屋前でも、朝市が開かれるのだ。

 

宮川沿いに歩き、川のせせらぎを楽しむ、

下に降りることもでき、ホントの川沿いを楽しむこともできる。 

 

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今度は別の橋「弥生橋」を渡る、正面の橋が先ほどの鍛冶橋であり、

左の川岸が宮川朝市の通りである。

なんだか、金沢を思い出すな~と感じながら歩く。

 

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 橋の反対側に目を向けると、肌色の大鳥居が見える。

これが最初の目的地だ。

 

 宮前橋を渡り、桜山八幡宮に向かう。

 

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大迫力な鳥居、

鳥居がフレームに思えるほど、良い光景だ。

 

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ここまで来ると人は途端に減ってくる、高山観光の最西端という場所である。

 

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門前の商店街を歩いて行く。

高山で散髪というのも、「オツ」かもしれない。

 

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ここに来るのも2回目か・・、

しかし、「何回来ても、いいものはいい!」

 

隣接して高山屋台会館があり、高山祭で使う屋台・山車が展示されている。

初めての人は行ってみてください。

 

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参拝を済ませ、御朱印を頂きに行こう。

 

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桜山八幡宮御朱印。 

 

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名の通り、桜の紋様が優雅さを醸し出す。

 

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境内にある秋葉神社への階段前の建物。

ここに様々な絵が掛けられている。

 

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これらは奉納されたものであろうか。

神社にこのような絵があるのだが、

絵自体も良いのだが、風化された感じもまた良いものだ。

 

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桜山神社の横道から抜けていく、

この辺りは静かな散策が楽しめ、大人の高山散策といった感じだ。

ちなみに「からくりミュージアム」という施設が右に見える。 

 

 桜山八幡宮から、宮川の支流まで歩いて行く。

 

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 地図に乗らない社で参拝をしながら・・・。

 

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宛てなく、高山の町を歩いていく。

ここを歩くのは私と外人観光客2名だけだ。

 

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川沿いを歩く、この辺りは水も豊富なのだろう。

水路をつたわり、水流が滝のように流れ出ている。

 

 158号線に面した商店街に向かって歩いていく。

 

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レトロな感じのお店がある。

 

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高山昭和館を通過、駄菓子などが売られていそうだが、中はどんな感じだろうか。

 

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安川商店街を上っていく、

高山城跡を目指して、右折していく。

 

 

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高山市図書館煥章館という施設の横を歩いていく、

一般の駐車場が併設されているが「空車」という文字がでている、

またこれまでの道で駐車場は比較的空いているように見えた。

 

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 飛騨護国神社という社があったので、寄ってみることにした。

鎮魂祭の準備だろうか・・・、

また「泣き相撲」もここで行われているという。

 

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坂に変わる、暑いし疲れてきた。

 

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 城山公園に到着。

 

 

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照蓮寺というお寺に着いた。

 

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ひっそりと佇む本堂。

 

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 気になる看板がある。

福来博士の記念館が隣にあるという、

超常現象の研究者らしいのだが、行く勇気はなかった。

 

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高山城跡に行こうと思った矢先、

「熊注意!」看板が。

明日の岐阜新聞に載るわけにはいかないので、

「君子危うきに近寄らず」ここまでとする。

 

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これで我慢しよう。

 

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かなり登ったので、高山の町を眺めることができる。

では中心街に行ってみようか。

 

  

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 中橋が見えていた、

高山といえば、この赤い橋である。

 

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そして「古い町並」である。

観光のメインロードである。

 

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土産・食事・酒・漬物などなど、あらゆるものがあり、

また雰囲気が良い喫茶店などがある。

 

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蔵のような喫茶店もある、

以前入ったことがある・・と思う。

 

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 道路を挟み、さらに町並は続く。

 

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ここが終点=始点である、

さらにお店は左右に広がっている。

 

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中橋に戻る、

綺麗な川に、赤の橋が映える。

 

 

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 中橋を挟み、高山陣屋高山市政記念館がある。

 

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高山陣屋に来た、

何かの準備をしている、調べてみると前夜祭を開催するという、

夜19:00からとの事だ、行く気力があれば行ってみよう。

 

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高山陣屋の正面だ。

ここに来るもの3回目、いや4回目か?!

今回は陣屋はいいだろう、でも初見はおススメです!!

 

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郡代・代官が治政を行った場所であり、江戸幕府の直轄地であった。 

 

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ホテルに戻る、

マクドナルドの案内看板が目立つ、外人はやっぱりマックに行きつくのか?!

10年前には駅前にマックがあったと記憶しており、

異様に壁時計が多く飾られていたような気がするのだが。

 

コンビニはあまり無いので、注意が必要だ。

駅前にはファミリーマートがあり、商店街にはセブンイレブンがある。

 

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最後の力を振り絞り、陣屋前夜祭に来た(笑)

 

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夜の高山陣屋もいいな~。

これが見たかった!!

 

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ステージが開催されている。

それなりに盛り上がっていた。

 

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では、ホテルへ帰る道すがら、夜の町並を見ていこう。

 

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夜の宮川を中橋から見る。

川の水音が涼しげだ。

 

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古い町並を歩く、さすがにもの好きしかいないな。

 

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電球の灯りが古い町並をともす、夏の散策には丁度良い。

 

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ここは日本酒のお店だろうか、ここだけが「まばゆい」

 

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通りにセブンイレブンを発見、

夜のおとものコーヒーを買って帰ろう。

 

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宮川夜市はやっていなかった・・(笑)

明日、元気があれば朝市に来よう。 

 

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 閑散とした商店街、

高山ラーメンが美味しそう、

・・・さぁ、帰って寝よう。

 

1日目 完

 

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