KITの気ままな旅日記

旅行の記録を公開していきます ≪過去・現在・未来≫

飛騨・豊橋に行こう!(2017年8月13日)3日目

最終日だ、つつなく終わらそう!

 

3日目について、この日はいろいろなものを詰め込み過ぎてしまった、

豊橋発の新幹線ひかり号16:46に前日に購入している、

さらに移動の行程が多いのだ、時間を気にしながらの旅は「せわしない」

土地勘の無い場所では、往々にして時間通りにいかないものだ。

 

とは言え、折角遠くまで来たからには、いろいろな名所を周りたいというのも道理だ。

どちらが良いとは、言えない部類のものだが、

スケジュールに管理されているようで、旅の楽しさの片方を無くしてしまっているようにも感じる。

 

ではスタート!!

 

旅行カバンをコインロッカーにぶちこみ、身軽になる。

豊橋駅から名鉄線に乗り、東岡崎駅に向かう。

 

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豊橋駅:8:02発 東岡崎駅:08:21着

隣りには飯田線のホームが隣接している、

しかし、名鉄線の両側はJR線のホームになっている・・、なんだこれは。 

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名鉄東岡崎駅に到着。

人が少なくと思っていたら、

降りる口を間違えた・・・、少し迂回をしてバス乗り場に行かなければならない。

 

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駅に隣接して、岡ビル百貨店がある。

「どんな百貨店なんだ?!」

 

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バスターミナルは前面向きで停車するスタイル、バックして出発するのだ。 

ここから名鉄バスに乗り、大樹寺バス停に向かう。

本数は多いほうなので、あまり時間を気にしなくても良いかも。

 

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東岡崎駅から20分ほどで大樹寺バス停に着く。

 

 バス停から7分ほどの距離、少し歩くことになる。

最初の目的地は、大樹寺である。

 

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鴨田の交差点を曲がる。

 

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あとは真っ直ぐに進むだけ、先に大きな山門が見えてきた。

 

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大樹寺の直前に鴨田天満宮があった、

大樹寺は9:00開門の為、少し時間がある、逸る気持ちを抑え、お参りをする。

 

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静かな参拝をすます。

 

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 旗が整然と並び、見送ってくれているようだ。  

 

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そして大樹寺に到着。

徳川家菩提所とかかれている。

 

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巨大な山門だ。

歴史と風格を感じる、数少ない山門だ。

松平家から続く、徳川家のゆかりのお寺である。

 

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 山門を抜ける、境内もとても広いことがわかる。

 

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本堂に入ることができる、拝観料を払い、見学をしよう。

 

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拝観料と御朱印をお願いして、本堂内に座り、しばし録音放送の説明を聴きながら、お参りをする。

 

徳川家康の天下統一を話すうえでこの大樹寺を語らないわけにはいかない。

桶狭間の戦いで敗れた家康は、この大樹寺に逃げ込む、家康は自刃を決意したが、

大樹寺の住職が教えを説き、思い留まらせたという、

その後、家康がどのようななったかは、説明するまでもないだろう。

※これも諸説あるのだが・・、今となっては誰もわからない。

 

大樹寺の住職が家康に送った言葉が、「厭離穢土 欣求浄土」という言葉だ。

(おんりえど ごんぐじょうど)

※乱世を終わらせ、太平の世をつくるのはお主の役目だ。

 

資料館には、徳川家歴代将軍の等身大の位牌があり(慶喜公は無い)、

そして松平家の位牌も置かれている。

また、将軍が入られるお部屋など、見学することもできる。

 

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御朱印にも、書かれている。

御朱印帳も売られており、とても迷ったのだが、私は鎌倉報国寺御朱印帳を使う。

でも、地味で質素であるが、質を感じさせる良い御朱印帳であった。 

 

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岡崎はあまり名前が知られていないが、

徳川家を語るには岡崎をはずすことはできない。

三河武士が天下をとったという事実は変わらない。

 

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裏から見ても立派な山門だ。

 

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 道路を挟み、小学校の奥に別の山門が見える、これが総門である。

そしてその先には、岡崎城がある。

岡崎城から大樹寺をいつでも拝められるように造られている。

この約3kmの直線を「ビスタライン」と呼ばれている。

 

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大樹寺バス停まで戻る。

東岡崎駅方面のバスに乗り、来た道を少し戻ることになる、

間隔は10分ほどとなっており、バス社会であることがわかる、

道を歩いていて、バスが連なっている光景を何度か見た、バスが多いことがわかる。

 

 

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大樹寺バス停から八幡社前バス停はすぐに着く、

170円かかるが、この炎天下を歩くと大量の汗をかく、

新幹線で帰るにも汗くさい体はエチケット違反だ、

今日はできるだけ公共交通機関を使う。

 

ここは伊賀八幡宮である。

徳川家康は大事な合戦の前には、必ずこの伊賀八幡宮を参拝したという。

 

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徳川氏累代祈願所とかいてある。

ここも徳川家をゆかりがある神社なのだ。

 

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神橋を渡る。

 

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道路を挟み、門が見えてくる。 

 

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最後の鳥居を通る、

先には蓮に囲まれた美しい門が見える、景観が素晴らしい。

 

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中央は神の道、

我々は、池の周りを歩き社殿に向かう、それにしても青々としていてキレイだ。

 

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参拝者は2組ほど、

また池で遊ぶ家族が数組いた。

 

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さざれ石がある。

 

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奥に見えるのが、社務所であり、こちらで御朱印を頂く。

 

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御朱印東照大権現の文字が見える。

 

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ザリガニでも釣れるのだろう、懐かしいな・・。

とても良い神社であった、伊賀八幡宮

 

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 バスを待ち、次の目的地・岡崎城に向かう。

 

 八幡宮前バス停から康生町バス停で降りる、

7分ほどの乗車時間である、次のバス停でもよかったが、

あまり変わらないかな・・・。

 

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乙川にぶつかり、川沿いを歩く、

開放感があり、とても良いウォーキングロードだ。

岡崎城が見え、この道を行けば確実に着くと確信した。

※実際には手前の1号線から行くことにより、岡崎城の正面から入城できるのだが。

 

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 途中に気になる神社を発見。

この神社は私の予定にも、データーベースにもなかった。

※この道にきて良かった。

 

 

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菅生神社、折角だし寄ってみようではないか。

 

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こじんまりとして良い拝殿、

そしてなんだか参拝者が多いことに違和感を感じる、

大抵のこの規模の神社は人がいない、

何かにゆかりがある有名な神社なのだろう。

 

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社務所もなんだか、賑わっていた。

やはり岡崎城とゆかりがあった、徳川家康が厄除け祈願に来たこともあるという、

そして目の前の乙川で行われる奉納花火は有名だ。

※このときまで、知らなかった。

 

そしてここの御朱印が凝っているのだ。 

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鉾舟が描かれている、これは見てみたい。

 

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このような予定にない発見が、旅の満足度を無限大に上げていくのだ。

 

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なるほど、そういうことか。

 

では岡崎城に向かおう。 

 

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では敷地内に入城しよう。

 

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堀を渡る。

 

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あきらかに裏手の口のようだな。

 

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目の前に岡崎城が見える。

少し木が邪魔なような気がする。

 

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隣りには龍城神社がある。

祭神は、徳川家康本多忠勝である。

 

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岡崎城が映える!

 正面の社務所で御朱印を頂く。

 

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龍城神社の御朱印、「たつき神社」と読む。 

 

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拝観料を払い天守へ。

中は鉄筋コンクリート、テーマに応じた展示物がおかれている、

コンクリートはいささか残念ではあるが、最も重要視するのは天守からの眺めである、

当時とは景色は違えど、「このような光景を眺めていたのだろう」と、

感じることができる。

この転落防止のネットは無粋ではあるが・・・。

 

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赤い名鉄線も新緑に映える。

 

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こちらからは大樹寺がみえる、これがビスタラインか。

大樹寺の見つけ方も書かれていた、目を凝らしてみると、なんとなくわかる。

 

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 何気に亀の顔が怖い・・・、憤怒の表情だ。

 

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岡崎城の正面に向かって歩いていく、

これはお堀だろうか、良い感じだ。

 

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家康が生まれた土地・岡崎、そして生誕地・岡崎城である。

 

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家康公の像、愛知県岡崎市の誇りだ。

 

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三河武士のやかた・家康館」がある、

その館の前に武将に扮した人が大勢おり、何かのイベントが行われていた。

楽しそうに踊っている。

 

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天下統一はここ岡崎から始まる。

 

 東岡崎駅に向かって歩く、

バスの乗りたいのだが、バス停がわからなかった。

 

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 気になるスポットが!

浄瑠璃姫」の供養塔がある、

江戸時代からさかのぼり、鎌倉時代・・・、

浄瑠璃姫と源義経のロマンスと悲恋の物語があったという。

 

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乙川を渡る際、こちらも気になるスポットが?!

「現在のオーパーツが??!」

 

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岡ビル百貨店まで戻ってきました、

もとい、東岡崎駅に戻ってきました。

 

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では、豊川稲荷駅に向けて出発。

35分ほどで行くことができる。

 

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こちらが最終駅・豊川稲荷駅である。

隣りにはJR飯田線豊川駅がある。

 

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商店街を歩く、突き当りに豊川稲荷がある。

 

 

 

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豊川稲荷に到着。

「日本三大稲荷の1つである・・・。」

と記載しながら、世間では決まっていないようだ。

京都の伏見稲荷大社は文句なしで筆頭、必ずや1つに含まれるであろう、

しかし2位・3位は、争っているようだ、群雄割拠・戦国時代である。 

 

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巨大なのぼり旗が風格を感じさせる。

豊川稲荷を2つ目に加えていいような気がするが・・・。

ちなみに、豊川稲荷は神社では無く、曹洞宗の寺院である。

 

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境内も広い・デカい・広大だ!!(笑)

 

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江戸時代に商売繁盛の御利益があるとして、評判になったという。

造りが寺院らしいね。

 

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ひときわ目立つのこの赤提灯、この紋様はなにか?!

ただただ、見上げるしかない・・・。

 

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素晴らしい、1つ1つが大きい。

 

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では、霊狐塚に向かって歩いていきます。

のぼりの数に圧倒される。

 

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ここからが霊狐塚の参道となる。

気が引き締まる。

 

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この岩の狐様は何か?

そして多くの人が群がっている!?

スマホのライトで何かを探している?!

このときは何をしているかわからなかった、岩に挟まった硬貨を探しているという、

「なんじゃ、そりゃ!?、勝手にとっていいの?」

 

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そして圧倒されるのはこの光景、これは一部です。

周りにもっといます、そして同じ方角を見ています。

 

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では、御朱印を頂き帰ろう。

しかし、結構な列ができている、参拝する前に出しておくべきだったか?!

でも参拝が先だと思うし・・・、迷うな・・・。

ここの御朱印は4種類ある、もちろん4ついただきました。

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山門を抜けると、門前通りが広がっている。

そして稲荷寿司を買う!!

しかし、ここから片手に稲荷寿司が入ったビニール袋を持ちながらの観光となる・・。

 

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豊川駅まで戻った、

久しぶりの飯田線に乗ろう!

 

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 13:30発の豊橋行に乗車。

このまま豊橋に行くつもりでいたのだが・・・、この時!

豊川駅の隣の牛久保駅に降りるかどうか」を迷っていた。

しかし、今後豊橋に来る機会はあるのか? あるにしても相当先になってしまうだろう・・・・・・。

「行かないで後悔はしたくない、なら行こう!」

 

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これが牛久保駅である、いい一軒家だ! いや・駅舎だ。

牛久保山本勘助のふるさとである、その横断幕が駅にかけられている。

平成19年という文字が古さを感じさせる。

 

 

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大聖寺

牛久保駅から徒歩6分ほどの場所にある。

ここには、今川義元公の御廟所がある。

 

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大聖寺のすぐ隣には飯田線が走っている。

飯田線に乗車中、大聖寺に行くべきか悩んでいた時、

ここ大聖寺の看板が見えたのだ、それで行くことを決意したのだ。

 

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 桶狭間の戦いの後、この地に葬ったという。

 

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 胴塚とも呼ばれている。

短い時間であるが、参拝を済ませる。

では飯田線の時間が迫っているので急いで戻ろう。

 

大聖寺・大返し」により、30分もかからず牛久保駅に戻った、

では豊橋駅に戻ろう。

しかしながら、まだ新幹線には乗らない、乗れない、最後の訪問先があるのだ。

 

本当は、最後の訪問先は最初の訪問先であり、

これを中心に3日目を計画していたのだ!!

 

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豊橋には路面電車が走っている。

この駅名は「駅前」駅である、

「おいおい、安易な名前だな~」、名の通り、豊橋駅のすぐ前にあるのだ。

 

 

 

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 市役所前駅で降りる、

運賃は同一であり、乗車の際に支払うシステムだ。 

 

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 豊橋公園に来た、奥に進もう。

 

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吉田城、石板と説明板がある。

 

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吉田城、木で顔を隠している恥ずかしがり屋のお城だ。

ここは拝観は無料、このお城は豊橋市民の善意で運営してます(笑)

 

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天守の窓の隙間から、「豊川」を見る。

この川がお堀の役を果たしたのだろう。

 

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下まで降りすことができる、

弧を描く川は良い。

 

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散策できそうな道があるが、今は時間がない。

 

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市役所前駅まで戻ってきた。

この電車の配色が素晴らしい。

 

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そして無事に豊橋駅に戻ってきた、

駅ビルのレストラン街で昼食をとり、ビールを飲む、

「このビールは格別であった!!」

 

新幹線に乗れば、横浜はすぐだ、

さて、次に豊橋に来るのはいつだろうか、飯田線の旅が待っている。

2か月先か、2年先か・・・、さてさて。

 

 

3日目 完