川越は小江戸と言われている、
江戸のように栄えた町ということだ。
横浜から川越へのアクセスは近年とても便利になった、
横浜駅からみなとみらい線に乗れば、一本で行けるようになった。
しかし、今回は横浜からJR線で池袋駅まで行き、東武線で川越に入る。
東武線・川越市駅で降り、西武線・本川越駅を通り抜け、喜多院へ行く。
またまた、裏から来てしまった・・・。、喜多院に到着。
慈恵堂。
慈恵大師良源を祀る大師堂。
まずは慈恵堂に参拝する、そして御朱印をお願いする。
御朱印を待っている間に、喜多院の御朱印帳があまりにも良く、急きょ購入することに・・・。
同じ御朱印を2つゲット・・・、まぁいいか。
境内はかなり広い、先には、多宝塔と五百羅漢の森が見える。
庫裏が拝観入口となっている、
ここでも御朱印をお願いすることができる、拝観料を支払い見学をする。
中は撮影禁止の為、庭しか撮ることができない。
書院には春日局の化粧の間、
客殿には徳川家光誕生の間などがある。
良い庭だ。
紅葉山庭園と言うらしい。
良い感じの渡り廊下。
次に五百羅漢へ行く、日本三大羅漢の1つだという。
売店の脇から拝観券を見せ、中に入る。
全体で538体の羅漢がいる。
もちろん数えてはいない、しかしながら、五百羅漢と蝉時雨はよく合う。
天海大僧正の像がある。
星野山 喜多院。
こちらが正面となる、右に見える像は喜多院第27世住職・天海大僧正である。
徳川家康の参謀とも呼ばれていた、関ケ原の戦いにも軍師として参加をしており、
幕府の造営地においても天海が江戸の地を進言したという。
家康が亡くなる際、以心崇伝、本多忠純、天海を呼び、後を託したという。
その後、秀忠・家光に仕え、絶大な権力を奮っていた。
実に興味が湧く歴史上の人物である。
次の目的地に向かう途中、成田山川越別院に出会う。
歩いていると、このような立派な寺院を発見、
これは寄るしかない!
今は修繕中、少し残念であるが・・・、仕方がない。
奥に進み、御朱印を頂く。
川越別院・御朱印 。
大きな門構えと不動明王像が見える。
川越別院から徒歩10分、住宅街の中を歩いていく。
到着!、三芳野神社。
緑の木々に囲まれた、気持ちの良い参道を歩いていく。
そして、童歌「とおりゃんせ」の発祥の地とされている。
ほとんどの人が、小さい頃に聞き、口ずさんだことがあるだろう・・・、
歌詞にも、なんとも不思議な言葉が並ぶ、その歌の発祥がこの三芳野神社というのだ。
鳥居を抜けた先の建物にて、御朱印を頂く。
ここも残念ながら、工事中であった、非常に、非常に残念だ。
川越にお城があった時代、三芳野神社は川越城の鎮守として城内にあった。
「お城の天神様」として親しまれていたという。
境内には「どうりゃんせ」の唄が流れていた・・・。
わらべ唄発祥の地の石碑がたつ。
三芳野神社は川越城内にあり、許可がなければ参拝することができなかった、
それを歌にしたのが、「とうりゃんせ」という。
※諸説あります。
認知度が高くない神社であるが、長い歴史を持っている、
家光の時代に造営されたという。
工事が終わったら、来ようかな・・・。
「とうりゃんせ」という童歌は、横断歩道でも流れているように馴染深い歌である。
歌詞についてはよく意味がわからない、だがなんとなく不安を感じる歌詞である。
いろいろな解釈がされているが、正解はわからない、知っているのは創作者だけである。
そして、とうりゃんせの発祥についても、他の地域・神社も名乗りを上げており、
必ずしも川越が発祥とは言えないのが真実だ。
謎が多い、だからこそ、面白いと感じる。
「他の発祥・ゆかりの地にも行ってみようかな・・・」と思うようになった、
そして、その周辺に良いを思える私の名所に出会えるかもしれない。
その前に「かごめかごめ」の謎でも調べるかな。
東日本唯一の本丸御殿。
城主の住まいであり、政務を行う場所である。
所要時間は20分もあれば十分だ。
蔵の町に行く途中に、観光スポット(一部の人のみ)がある。
歩いていると、大きな兎を発見。
※これではない。
川越城・中ノ門堀跡
なんとなく、門に見せられ、吸い込まれてしまう・・。
興味ない人から見れば、「だから?」と言われそう。
でもこれは良いものだ。
蔵の町にある金笛醤油に向かう。
いい店構えだ、これは期待できそうだ。
落ち着いた店内、奥には食事処があった。
こわれせんべいとおかきと唐辛子しょうゆを購入。
メイン通りを歩いて行く、一気に観光客が増える。
これが時の鐘。
川越と言えばこの光景だ。
埼玉りそな銀行川越支店、「目を奪われる」建物だ。
大正7年に旧国立八十五銀行本店として建てられた。
蓮馨寺(れんけいじ)
なんだか、良い感じの雰囲気のお寺を発見、寄ってみよう。
御朱印もいただけるようだ。
良いお寺に出会えて、満足だ。
蓮馨寺・御朱印。
またまた歩いていると、今度は神社に出会った。
川越熊野神社である。
神仏分離により、 蓮馨寺より独立したという。
開運・縁結びの神様が祀られており、「おくまんさん」と親しみを込めらて、
呼ばれている。
境内には、銭洗弁財天・厳島神社がある。
お隣には、白蛇様がいる。
熊野神社の拝殿。
八咫烏の紋様が実にカッコいい。
御朱印も2種類あり、2つともいただきました。
しかし・・、本川越駅、東武線の川越駅・川越市駅、JR川越駅と多い・・・。
「紛らわしい」
行きは東武で、帰りは西武。♪
バランスはいい! かもしれない。
西武線にした理由がこれだ、
ほぼ貸し切り状態、ビールを飲みながら、いい気分で高田馬場に向かう。
あとは湘南新宿ラインに乗るだけだ。
川越も意外に近いものだ、でも車で行くとものすご~く遠く感じる。
近くて遠い川越・・・、
昼からビールを飲み、「乗り過ごしたらどうしよう・・」と不安になった。
「行くはよいよい、帰りはこわい。」♪(笑)
川越へ行こう! 完