久しぶりに車でドライブだ!!
この表現はおかしいか・・、まぁいいや。
久しぶりに晴れとなったので、「海を見に行こう!」ということで、
横浜から適度なドライブを楽しめる観光地と言えば?
そう、千葉県の外房である。(かなりの偏見)
能蔵院からの眺め
今回も御朱印を片手に出発である。
夏休みも終わり、2度目の土曜日、多少は空いているかな~などと楽観的に出発するが、東京アクアラインで10KMの渋滞である。
現実はそんなに甘くはない。
しかし断続的渋滞の為、思ったほど苦ではない。
海ほたるを過ぎたあたりから、速度が回復していく、千葉の空は東京と同様に雲で白く覆われており、海もそれに追随していた。
今、私が見ているのは、内房の天気である、
これから行くのは外房である。
今回のルートは、アクアラインを通り、房総半島を横断していく。
横浜から約2時間弱で行くことができる、適度な距離感である。
しかし、アクアラインで渋滞になることが多いため、注意が必要だ。
千葉県は道の駅が多い、普通に走っていても、ぶつかる。
まずは1件目。
さっそく、きみつ ふるさと物産館に入る。
たまごが「これでもか!」というほど売っていた。
今日から、毎日たまごかけごはんが決定した・・・。
では話しを戻して・・・、
最初の目的地は、誕生寺である。
これが結構以外であり、恥ずかしながら最近になり知った。
それを記念して造られたのが、誕生寺である。
駐車場に到着、有料である。
総門近くにも有料駐車場があり、奥に駐車場という大きな看板があり、てっきり誕生寺の参拝用の駐車場ではないかと思い、ここまで来てしまった。
結局は有料駐車場であった。
話し好きのおばあさんが出てきて、お金を支払う。
そして、鯛せんべいの案内をしてくれた、
そこに鯛せんべいの工場があり、今なら焼き立てが買えるとのことだ。
誕生寺の裏口から入る形になる。
祖師堂で参拝、そして御朱印を頂く。
今は工事中であり、本来の姿を見ることはできませんでした、残念・・。
この巡りあわせ、いつかまた来なさいという事なのか・・。
参道を歩き、総門に向かう、左前方には海がちらちらと見える。
順路が逆になっているが仕方がない。
こちらが鯛塚である。
ここならではのものだろう。
こちらが仁王門である。
仁王門を抜けると、お店が3軒ほど並んでいる。
1軒は、呼び込みをしていたが、軽い会釈で目を合わせない(笑)
総門・大門山誕生寺の石碑が実に立派。
そして総門の右方向の道路へ行くと・・・。
特別天然記念物 鯛の浦 という看板がある。
誕生寺・鯛の浦。
128号線から日蓮交差点を曲がり、誕生寺に行く。
さすが、日蓮聖人の一大聖地だ。
遊覧船乗り場がある、
ものすごくレトロな観光名所だ、そしてなぜか懐かしい。
日蓮聖人が誕生した際、海面に鯛が群れをなしたという伝説がある。
鯛は通常、深海にすむが、ここ安房小湊・鯛の浦のタイは、海面20~25Mに群れをなし生息しているという、これはいまだに謎であり解明されていないという。
受付に遊覧船の出発時間を尋ねるが、なんか歯切れが悪い、
「今出航したばかりなので、戻ってから決まります」とのこと。
出航時間がわからなければ、待つ気持ちも薄れる・・・、とても残念だが諦めよう。
隣りの漁船置き場(?)に出て、海を眺める、
目を凝らすと小さい魚がかなり泳いでいる、形も心なしか鯛に似ている、
「まさかな・・・」
鯛の浦観光船乗り場から戻ってくると、スピーカーでお経が流れている、
これは録音か生なのか、大音量で迫力がスゴイ。
駐車場に戻ってくると、
おばあさんが寄ってくる、「俺は鯛が寄ってくる光景が見たったのだ」などとは思わず、お話しを聞く。
おばあさんは、清澄寺をお勧めしてくれた、
私の次の目的地は、清澄寺であり、私の選択は間違いないとわかった。
有料駐車場から清澄寺まで、11.7KMの距離である。
車を重兵衛の駐車場に停め、料金を支払う。
お店もある。※閉店している店舗もあるが。
この雰囲気だけで、このお寺は良い寺だと確信する。
道善法師に師事をして修行に励んだという。
大堂に向かう。
「ここは、いい!!」
参拝を済ませ、御朱印を頂く
このような古刹が鴨川の山の中にあるとは・・・。
中門、良い感じの造り。
清澄の大杉。
迫力がスゴイ。
日蓮聖人の修行場。
日蓮聖人の像を通り過ぎ、さらに奥に進む。
仏舎利塔がある、
青空に映える純白の塔。
折角なので、力強く鐘を鳴らす。
仏舎利塔・中腹部から、海が見える。
「良いな~、こういう風景。」
では、日蓮聖人像を見に階段を上る。
岩の上に立ち合掌している日蓮聖人。
仁王門横に、清澄のモリアオガエルの棲む池がある。
このときにはいなかった・・・。
ドライブイン重兵衛に戻ってきた、
駐車場はこのお店の駐車場であり、駐車場代として500円を支払う、
これに気づていているのか、気づいていないか、わからないが、そのまま行ってしまう人もいそうだ。
こちらでジュースを買い、イスに座り小休憩する、
お店の人はとても良い人であった、そして清澄寺のテレフォンカードが売られており、
びっくり。
バスで来ることもできる、
時刻表を見ると、1日に7本はあった、これは多いほうでは?!
駐車場から海が見える、
「これから、あそこに行くんだ・・。」
走っていると道の駅を発見。
鴨川オーシャンパーク。
かなりリアルなイルカの木彫りがお出迎え。
1階は、お土産屋、
2階は、レストランになっている。
こちらで昼食をとることにした、刺身定食を注文する。
昨年、千葉の道の駅で食べた海鮮丼がものすごくまずかったので心配したが、
「おしかった!!」
展望台から海をみる、
子ども達がカヌーで楽しんでいる。
またまた、道の駅を発見。
ローズマリー公園・はなまる市場に寄る。
ここにあまり期待してはいなかった・・・、
しかし、いい意味で裏切られた、ここの品ぞろえは中々なものであった、
花の品ぞろえも良かった。
セオリー通りにピーナッツを購入。
ローズマリー公園から能蔵院に向かう。
距離にして、7.4KM。
能蔵院に到着。
境内から海が見えるとのことで、参拝にきた。
そして御朱印にも興味があった。
青龍山・能蔵院。
南房総市千倉町にある良いお寺です。
奥には願かけ不動があり、隣りのごりやく坂は蜂の為、通行禁止に・・・。
境内から太平洋が見える、
やはり景観は最高だ。
でも最高だったのは、ご住職のご対応であった。
御朱印は4種類あったが、私は迷ったあげく2つを選択した。
お茶を頂き、御朱印を待つ。
素晴らしい心に触れ、最後の目的地に向かう。
能蔵院・御朱印1
能蔵院・御朱印2
車で9分ほどの距離にある高家神社に行く。
高家神社に到着。
広い駐車場がありました。
料理の神様が棲む町・南房総市、
それを祀る神社・高家神社。
日本で唯一の料理の神を祀る神社。
房総半島には良い神社・寺が多いな~と感慨深く参道を歩く。
特徴的な拝殿である。
これで「たかべ」と読む。
拝殿内には、庖丁式の写真が掛けられている、
「これは良さそうだ、見てみたい。
料理人や醤油業者が来るという。
境内から海が見える、全ての房総の神社・寺からは海が見えるのか?!
※そんなわけはない!
こちらは庖丁塚。
時刻は15:15、そろそろ潮時だな、
横浜に帰ろう。
南房総市もこうみると意外に近い。
途中、館山に那古寺や大福寺などがあった・・・、あと1時間早ければ行ったのに・・。
まぁ、行く機会はいつでもあるだろう、
房総特急で行くのも良いかも。
外房へ行こう! 完