KITの気ままな旅日記

旅行の記録を公開していきます ≪過去・現在・未来≫

PT 川越祭りに行こう!!(2017年10月14日)

ユネスコ無形文化遺産川越氷川祭の山車行事

ユネスコに登録されていようが、されていまいが、川越祭り、は一度は見てみたいと思っていた、蔵の町を多くの山車が練り歩く、是非それらを見てみたい。

 

それに金笛の唐辛子しょうゆも少なくなってきている、

川越に行くには今しかない!

 

天候は、曇りであるが、時々雨という予報だ、

「おそらくは大丈夫だろう」と根拠のない理由で楽観的に行くことにした。

 

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川越祭り・2017年は10月14日(土)・15日(日)の2日間で開催される。

簡単に言うと、昼の部と夜の部がある、

今回は初めての訪問ということで、昼の部のみとする。

 

狙うのは、

13:30から川越市役所前で行われる山車巡行である。

公式パンフレットを見ると13:30~15:00となっている。

 どのようにお祭りが行われているか、まったくわからないので、まずは今回の旅で知ろうではないか。

ではプチプラン・川越祭り編スタートである。

 

 川越へのアクセスは、

東武東上線川越市駅

西武新宿線本川越駅

JR川越線川越駅となる。

しかも、東武東上線には川越駅もある。

 

距離に多少の前後はあるのだが、どの駅で降りてもいいが、

もっとも近いのは西武新宿線本川越駅である。

 

今回は、前回もそうだが、東武東上線川越市駅からアクセスする。

東武東上線池袋駅を始発としており、急行列車で約30分で行くことができる。

 

12:00頃に川越市駅に着いた。

降車客はそれほど多くはなかったが、駅では記念切符販売、祭りのパンフレットの配布など、お祭りモードとなっている。

 

駅前からすでに出店が軒を連ねていた。

その中をゆっくり歩き蔵の町のメインストリートに向かう、

西武線本川越駅を通り、蔵の町に続く道はすでに歩行者天国になっていた、

そして初っ端からお囃子が行われていた。

 

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最初のおかめのお囃子を堪能。

しぐさがおもしろい。

踊っているのは女性だろうか、男性だろうか・・。

 

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先ほどのおかめからすぐに天狐の舞台が目に入る。

 

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こちらは先ほどは趣を異にして、きびきびとした動作となる。

 

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お祭り仕様のお店もあり、観光客でいっぱいだ。

お面が1万前後で売られていたが、買う人はどれほどいるのかな??

 

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まだ、普通に歩けるレベルである、すぐに3つめのお囃子に遭遇する。

 

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今度は、少し日焼けをしたおかめである。

 

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見ていて飽きない、そんな魅力がある。

 

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すばらくすると、周りの雰囲気が変わり、蔵の町となる。

右前方に見える漆黒の蔵は亀屋の店舗である、ここの最中はおいしい。

 

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こちらは、ひょっとこのお囃子である、

今度は滑稽な動きで楽しませてくれる。

芝金杉流という木札が掛けられている、川越祭りのお囃子には三大流派がある、

それらの違いを楽しむのは上級者だろうな・・。

 

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鍛冶町の山車、

近くで見ると豪華絢爛であることがわかる。

 

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 まずは、お目当ての1つ、金笛醤油に寄る。

軒先には、ビールと割れせんが売られていた、中に入り唐辛子醤油と割れせん(お徳用)を購入。

唐辛子醤油は、いろいろなものに合い、とても重宝するのだ。

 

 唐辛子醤油以外にもいろいろな醤油があるので楽しいですよ。

 

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川越市役所に到着、

ここが今回のメイン会場となる。 

 

川越市役所へは、 川越市駅から20分から25分ほどかかる、

しかし本日はお祭りであり、人も多いので思うように歩くことができず、

所々にお囃子があり足止めをくらう、その為30分以上と考えるべきだろう。

 

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市役所前にこちらの山車が停まっており、おかめが躍っている。

 

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 山車巡行においても、この位置を動くことはなかった、

他の支部の山車が市役所前に続々と現れるが、この山車の前で曳っかわせをするのだ。

 

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川越城跡の方に少しだけ行くと、こちらでもひょっとこが場をにぎわせていた。

 

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近くには山車が待機をしている、山車の大きさを感じることができる。

 

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獅子が屋根からせり出し、強い主張をしていた。

山車の最終調整をしているのだろうか、車輪の部分を見ていた。 

 

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 山車巡行の30分前に、場所取りをした。

ここで1つ反省、もう少し前に場所取りをすべきであった。

区役所前には道路を挟み観覧席が容易されており招待客が陣をとる、

手前側には高齢者等の優先席がとられており、その隣りに私は陣をとることにした。

そこは、少しだけ段が高くなっており、見晴らしは多少良かった。

 

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人が集まり大混雑となってきた、祭りへの期待が高まる瞬間だ。

 

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 13:45頃、菅原町の山車を先頭に、山車巡行が始まった。

山車の台座部分が回転する構造となっている、

市役所の玄関近くの位置に来ると、台座を回転させて観覧席に向けてお囃子が始まる。

その後、先ほどの市役所前に停まっているおかめが乗る山車と対面して、曳っかわせ

始まるのだ。

 

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 おかめと獅子との曳っかわせが始まる!

これが川越祭りの醍醐味だ、互いに競い合うように踊りを披露する、

相手を打ち負かせるものではなく、互いに競い合うのだ、そこに優劣はない。

三つ巴の戦いがもっとも燃える構図だ。

 

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2番目に来たのは通町の山車、踊るのはおかめである。

 

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そして、始まるおかめ同士の曳っかわせである。 

 

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次々と山車が来る。 

 

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 こちらは、おかめ二人による競演だ。

 

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 山車4台が集結、にぎやかな競演が繰り広げる。

 

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 油断をしていると・・、

後ろから山車がやってきた、ひょっとこが躍る。

 

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 真横を通る!

この迫力がたまらない、最高潮だ。

 

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こちらでも曳っかわせが始まる、すべての道から現れ、山車が入り乱れる、

そして人形がせり上がっていく。  

 

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 こちらでも三つ巴の曳っかわせが始まる。

目が離せない。

そして、15:00頃、山車巡行が終わりを迎える。

 

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ここが正面であるが、ここが最もいいポイントかどうかは、今となってはわからない、

あのおかめの近くが良いように今は思うが・・・、さて来年はどこに陣取るか・・。

 

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帰るため、

蔵の町のメインストリートに向かい歩いていく、

山車が進んでいるので、それに追いつき、追い越していく。

 

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りそな銀行前を舞台にして、三つ巴の曳っかわせが行われている。

 

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人も入り乱れ、山車も入り乱れる、だから思うように進むことはできない。

 

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いつもとは異なる2日間、景色が一変しており、異質な空間に、心が盛り上がる。

 

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西武線本川越駅前にも出店が多数並び、人で溢れていた。

レッドアロー号に乗ることができなかったので、東武川越市駅まで歩き、行きと同じルートで帰ることにした。

 

川越市駅前の和菓子屋でお土産を購入、自分でアソートをしたが、種類が多く満足のいくチョイスとなった、このお店はいい!!

名前は忘れた・・・、駅の階段を降りてすぐ右側の店だ。

 

関東三大山車祭りの1つである川越祭り、想像以上に良かった!!

今日は時折、パラパラときたが、どうにかもったという感じだ、

晴天の下で山車を見てみたかったが、それは来年の楽しみにしよう。

 

雨が降った場合、あの密集では傘は危険だし、歩くのも一苦労だ、

最終日の明日は確実な雨だ、大変だろうな~、雨でも楽しむことができるのだろうか、

などと考えながら湘南新宿ラインに乗る。

 

明日の15日(日)は佐原の大祭に行きたいと思っていたが、終日佐原も雨である、

迷ったあげく、今年は諦めることにしよう。

 

川越祭りに行こう! 完