KITの気ままな旅日記

旅行の記録を公開していきます ≪過去・現在・未来≫

四寺回廊に行こう!(2017年11月04日)2日目2-1

2日目を迎えた「四寺回廊」の旅。

また、一寺から進んでいない・・、慌てることは不要なり!

今日は三寺を周り、四寺回廊を達成するのだ。

 

これから、山形の立石寺へ行き、

岩手県に移動して平泉の中尊寺毛越寺を周る、

昨日は宮城・松島を周った。

みちのく版・三都物語。。。(なんじゃそりゃ?!)

なかなか、長大なルートである。

 

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 ホテルを出て、山形十字屋が見える、

山形を代表する百貨店である、どこか寂し気に見える・・。

今はどうにか雨は降っていない、このままもってくれるだろうとこの時は思っていた。

 

 

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さらば、十字屋!!

 

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山形駅の時刻は7:00である。

 

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在来線と同じ並びで山形新幹線が停車している、なんとも不思議な光景。

 

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山形駅発:7:15 仙山線・仙台行きに乗車。

そして、15分ほどで山寺駅に到着する。

 

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立石寺のある山寺駅に7:31に到着する。 

 

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 仙山線が去っていく・・。

 

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駅から、これから向かうべき場所が見える、はるか高くそびえ立っている。

しかも雨だ・・・、当分止みそうもないな。

「さて・行くか・・・。」 

 

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駅舎の通路に貼ってある、

最低2時間かかるということだ、そして私の持ち時間も2時間である。

 

  

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 山寺駅舎である。

先ほどの列車では、5人ほど降車した。

雨の中、寂しい雰囲気だ、私の心も寂しい思いだ・・。 

 

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案内、ありがとうございます、

このあたりで仕方なく傘をさす。

 

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まずは、宝珠橋を渡る、紅葉が綺麗だ。

 

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山寺駅から立石寺は近い、徒歩7分ほどである。看板があるので、導かれていく。

昨日とは異なり、肌寒い。

 

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面白山まで7kmか・・・。 

 

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立石寺登山口に到着。

 

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奥の細道 立石寺

これは、登山という表現か正しいのだ。 

「では登って行こう!!」

 山寺は、正式名称は宝珠山立石寺(りっしゃくじ)という、
こちらも瑞巌寺同様、慈覚大師・円仁が開山した。 

 

そして有名なのは、松尾芭蕉が訪れ、ある有名な俳句を詠んだことだ・・・。
「閑さや岩にしみ入る蝉の声」

 

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 まず目に入ってくるのが、立石寺本堂「根本中堂」である。

堂内にはご本尊の薬師如来坐像が祀られている。

こちらで『四寺回廊』御朱印を頂くことができる。

 まだ8時前の為開いていない。

ここは、一番最後の参拝とした。

 

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さらに移動をしていくと、日枝神社がある。

日枝神社の御神木と懐かしきコーラ販売器に目がいく。

 

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 日枝神社を参拝をする。

 

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 亀の甲岩。

 

日枝神社は、いま準備をしている最中であった、

こちらも、最後から二番目に御朱印をもらうことにした。

先を急ごう!

 

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こけし塚、この地域独特なものだ。

 

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 松尾芭蕉の像。

埼玉県草加市草加松原以来だな、芭蕉の像に会うのは・・・。

こんな長い距離を歩いて来たというのか、スゴイ。

 

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 常行念仏堂。

 

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根本中堂から横移動した形となる。 

 

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そして山門・登山口に到着。

ここで入山料を払い、登山となる。

 立石寺登山口は8:00開門となるが、15分前ということもあり、係りの人がきていた。 

 

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ここからが本格的な登りとなる、階段はいくつあるんだっけ??

1000有余段と奥の院で書いてあった。 

 

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段を上がる度に煩悩が消滅するという、いくぞ。 

 

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山寺!! とてもいい!!

たのしい登山になりそうだ!!

 

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山門を抜け、最初に目に入ってきたのは、「姥堂である、

奪衣婆が祀られている、結構なインパクトがあり、正面からの写真は控えた・・・。

ここが浄土口、極楽浄土と地獄の境であるという・・・。

 

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階段の幅が時折、狭くなる。 

 

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 崖を見上げる、先は長いな。

 

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「せみ塚」

芭蕉ゆかりの石碑である、

石碑の下には芭蕉が呼んだ短冊が埋められているという。

本当に埋まっているのだろうかと不届きなことを考えていると・・地獄に落ちてしまう・・・。

芭蕉の弟子たちは、この地であの俳句の着想を得たのではと考え、この地にせみ塚をたてたという。 

 

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「 弥陀洞」

自然が作り出した神というのか、阿弥陀如来の姿に重ね合わせて、この名がついた。 

 

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「仁王門」を見上げる、美しい光景だ。

紅葉に映える!

 

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 仁王門を通過。

 

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開山堂と納経堂が見える。

 

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性相院。

まずはこちらで御朱印を頂く。

書置きがあるのだが、インターフォンを押した。

 

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2つの御朱印を頂くことができる。 

 

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金乗院

性相院の上にある。

こちらは書置きの御朱印を頂く、御朱印が置かれているので300円を所定の場所に

お納めする形だ。

 

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金乗院御朱印

 

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中性院。

金乗院の上にある。

こちらも書置きとなり、300円を置き、御朱印を頂く形だ。

 

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中性院・御朱印

 

ここまで、各階に性相院・金乗院・中性院を三院をまわった、

この上にいけば、奥之院へはあと少しであるが、まだ9時まで時間があり、

一旦降りて五大堂に向かうことにした。

 

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一旦降りる、散策が楽しいから苦にならない。

 

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修行の岩場、岸壁に作られている。

 

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酔っていれば、落下して大けがをしてしまう、少しのスリリングさが楽しめる。

 

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赤にオレンジと紅葉が美しい。

 

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開山堂が見えてきた。

 

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この立体的な造り、石畳みが楽しい。

本来は楽しむためのものではなく、修行と祈りをする場所なのだが。

このあたりから傘をしまうことができた。 

 

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五大堂へと続く階段を上る。

 

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「開山堂」を通り、そして遂に到着する、

「五大堂」である。

 

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山寺を紹介する写真はここの絵を使うことが多い、日本の原風景、

誰もが見たいと思う絶景である。

ここには五大明王が祀られており、慈覚大師が天下泰平を祈った場所である。

 

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あと、落書きをやめましょう!! 

 

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人が集まってきた、ではそろそろお暇をしよう。

 

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華蔵院・三重小塔に寄って行こう。

ここは中性院のさらに上にあがり、分岐へ入る。

 

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華蔵院

こちらで御朱印を頂く。

 

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華蔵院御朱印

 

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 こちらに納めてある三重小塔、張り紙に模型ではないと書いてる、

少し笑わせてくれます、レプリカと思ってしまう人が多いのだろうか。

三重小塔から下がると、奥之院は目の前だ。

 

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 そして、「奥之院」への最後の階段まで到達した。

左から登り、右から降りよう。

如法堂が正式な名称である、釈迦如来多宝如来をご本尊とする。

そして大仏殿がある。

 

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まさに山寺、ここが最奥と考えていいのだろう。時刻は、9時少し過ぎである。

2つの堂の間に納経所があり、準備が終わりそうなので、声をかける。

 

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奥之院にて2つの御朱印を頂く。

 

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 これが奥之院からの眺めである。

絶景は五大堂で楽しもうと書いてあった。

 

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最重点まで登ったが、感慨に浸る暇もなく、下山をする、

山寺駅:10:01の列車に乗らなくてはならないのだ。 

 

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麓まで来た、

昔、といっても10年ほど前か、山寺近くまで来たが、なぜか登ることはなかった、

今考えても「なぜか?」わからない、

しかし10年後に達成することができた、昔と今では私のお寺への考え方が変わったことが一番の原因だろうか。 

 

まだ終わってない!

3つ残っているではないか。

 

登山口の出口を右折する。 

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抜苦門を抜けていく。

 

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立石寺本坊を目に前に合掌をして。

 

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インターホンを鳴らす、
張りのあるおじいさんの声がする。

 

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本坊・御朱印

御朱印を目の前にして、健康のためのお祈りをして頂く、

最後の掛け声につい、口元が緩んでしまう、良い気を入れて頂いた! 

 

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日枝神社では、四組ほどの列ができており、

急いで並ぶ、テキパキした巫女さんだったので、短時間で終わった。

 

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日枝神社御朱印。 

 

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最後に、本丸である根本中堂にいく、

二組しかならんでおらず、ホッとした。

四寺回廊御朱印通常の御朱印をわたす。

 

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根本中堂・御朱印

 

四寺回廊、これで、2つ目の印を手に入れた!

残り2つである、はたして手に入れられるか?

 

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9:42頃、続々と参拝客が登っていく。 

 

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山寺駅に着き、バッグをコインロッカーから取り出す、

あまり数がないのでシーズンの昼間は少し心配になる。 

 

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 仙山線に乗り、約50分の列車の旅となる。

 

これから仙台に向かい、一ノ関経由で平泉に向かう!

『待ってろ! 奥州 平泉!!』 

 

四寺回廊に行こう! 2日目 ≪山寺・立石寺編≫ 完

 

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