KITの気ままな旅日記

旅行の記録を公開していきます ≪過去・現在・未来≫

PT 秘境駅風駅で富士山を見よう!(2018年01月27日)

冬は空気が澄み、富士山が見える日が多くなる。

今週の土・日は、ともに晴れるはずだ、そんな予感がする。 

 

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これは富士山を見にいくしかない!!

 (前日)

目覚まし時計を3時にセット。

今のオレなら、起きれる!きっと!!

 

・・・・・・Zzzzzz

 

そして起床。

 

「4:15!!!!」

 

寝すごした!

オレの今日にかける思いはその程度だったのか?!

 

旅行計画を事前にたてた、もちろん5時台の始発で行くプランである、

全てが狂ってしまった・・・・。

出発までにタイムスケジュールを再構築する、

ローカル線が絡むと再構築は容易ではないのだ。

 

横浜市営地下鉄に乗り新横浜駅に向かう、

JR横浜線でも新横浜に行くことができるのだが、なぜか使ったことがない。

昔から新横浜は市営地下鉄で行くという構図ができてしまっている。

 

横浜駅に行くということは・・・、そう新幹線に乗るのだ。

 

先週、「EX予約」に入会した、

これはJR東海の新幹線予約システムだ、携帯などを使い新幹線のチケットを購入することができる。

本日はそのデビューなのだ!!

 

横浜駅に向かう途中で、アイフォンからEX予約にアクセス、

こだま号の座席指定を購入した。

座席マップから座りたい座席指定も当然ながらできるのだ。

 

そして新横浜駅・新幹線の改札前に到着。

「結構・ドキドキだ・・・」

改札機の青く光る部分にアイフォンをかざす、

「ピッ」を音がして、

「EXご利用票」が出力される、そしてそれを抜き出す、

ご利用票には乗車する新幹線情報・座席番号などが記載されている。

やってみれば、なんともあっけない、

だけど、妙な達成感がある(笑)

 

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そしてホームの売店で、「朝のおむすび弁当」を購入する。

8種類が入っているのだ、そして価格は430円。

「お得でしょ!!」

 

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なになに・・・、コンビニでおにぎり4つ買えるだろって?!

「ふざけるな!!!、おにぎり2つとこのおかずたちのバランスが素晴らしいのだ!!」(笑)

さわらが地味にいい!!!

 

36分後には降りなければならない、だからこそこれぐらいがちょうどいい!!

幕の内では、静岡駅に行ってしまう(笑) 

 

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 小田原駅でのぞみ2台の通過待ち・・・、

熱海駅で・・「すぐの出発です。」と車内アナウンスが流れる、

ガッツポーズである!!!(笑)

7:42に三島駅に到着する。

東海道本線に乗り換え、沼津駅に向かう。

 

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静岡県沼津駅

むちゃくちゃ寒い。

あと2回乗り換えが必要となるが、接続が悪く、30分ほど沼津で足止めを食らう。

 

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タリーズで暖を取り、25分ほど時間をつぶす。

そして沼津を発ち、沼久保に向かう、「沼」つながりである(だからなんだ?!)

富士駅身延線に乗り換える。 

 

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 初・身延線乗車。

富士山と共に沼久保駅へ、いい路線だ。

 

身延線静岡県富士駅から山梨県甲府駅を結ぶ路線である、

この区間を特急・ワイドビューふじが走っている。

いつかは乗ってみたい路線であるが、すげー手間がかかりそうだ・・・・。

 

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 富士駅から約30分ほどで沼久保に到着。

駅を出る為には、踏切を渡る必要がある、しかしこの電車すぐには出発しない・・・

沼久保駅に閉じ込められた(笑)

 

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 県道25号線が身延線と並走している、交通量はさほど多くはない。

「おいおい、まだ停車しているよ・・・。」

 

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さらば~、身延線

 

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かわいい待合スペース。

しかし私の心は少し複雑だ、秘境感を味わえると聞いて来たのにもかかわらず、

住人らしき人が1名降りた・・・。

やはり秘境駅中井侍駅のようなものであければならない。

 

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 では駅を出よう。

 

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そして富士山!!

 

ホームと富士山が見える駅、それが沼久保駅である。

 

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 地元の人にとっては当たり前の景色であっても、私にとっては特別であり、

うれしい光景なのだ。

 

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その後ろには高浜虚子の歌碑がある、この地は高浜虚子ゆかりの地なのだろう。

時刻は9:45。

沼久保9:55発の富士行きに乗らなければらない、残り10分である。

10分の散策スタート、競歩選手顔負けのスピードで坂を下りていく。

 

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まずは県道25号線下をくぐる。

 

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ポツンとある電話ボックス・・、なんかいい。

夏場、夜にランプがきれそうでパチパチしていたら、なおいい!!

 

限られた時間で沼久保の観光スポット?を探す。

 

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 発見!!

 

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疣神さん である。

 

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少し明るくしよう、「疣神さん」である。

不思議な形に目を奪われる。

 

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疣神さんである!

穴に溜っている水を疣に着けて帰ると疣が取れるという。

しかし、場所を変えてしまった後、水が溜まらなくなったという。

「何やってんの? 富士宮市!!!!!!」

 

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 のぞくが水は溜まっていない。

 

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 穴あき石の背後に石碑があることに気づく。

 

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観音菩薩である。

 

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 急いで駅に戻る、これを逃すと1時間待たなくてならない・・・、

極寒の地に1時間の足止めはきつい、夏ならいいけど。

 

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3分前に到着。

 

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隣にも踏み切りがあり、どこかに続いている、「気になる・・。」

 

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 そして、2名が電車を待っている・・・、これは秘境ではない。

「秘境風駅なのだ」

この駅の素晴らしいところは、富士山とホームという何気ないものを自然に融合させ、

見る人の心を奪ってしまうことだ。

 

春には春の、夏には夏の、また違った景色を見せてくれるだろう、

日本は四季があることにより、景色を4度楽しむことができる、

周りの景色、気温、それに伴う気持ちにより景色は変わってくる。

この景色も季節により、全く異なる印象をみせてくれるだろう。

 

日本っていいな~、富士山っていいな~。

 

第1部 秘境風駅で富士山を見よう! 完 

 

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