真鶴駅で電車に乗った時、車内は人が多く面食らった
藤沢・横浜・東京にでも行くのだろうか。
真鶴から乗り込み、根府川駅で降りる客は、誰もいなかった。
私を除き・・・。
ホームに降りると、海が見える。
それだけで得した気分になるのは不思議だ。
時刻は10:25である、
サンデーモーニングが終わってから、25分が経過している・・・。
まだまだ、早い。
青い海とマッチした良いカラーだ。
ゆっくりと時間が流れているような錯覚さえおぼえる。
誰もいない駅。
うれしいような、さみしいような・・・。
青空ってサイコーだ!! と青い海をみてしみじみと思う。
4番線まである、なんか懐かしさを感じる光景だ。
人発見。
清掃している方かな?
海を近く感じる、
海芝浦とは異なる感動がここにはある。
海は穏やかそのもの、これが荒れることがあるのか・・・と思うほど、波がない。
石山古戦場にも行ってみたかった、それは次の機会だな。
なんせ、左足裏が痛い・・・、
昨日、沼田訪問にて、寒さ対策として、足用カイロを付けていたら、
やけどで水膨れになってしまった・・・・。
写真を撮っていると、下りの東海道線が入線してくる。
東海道線と海、よく合う。
根府川駅。
しかも最小乗客数を誇る駅。
駅舎を出て、左方向へ。
誰も歩いていない・・・。いや私は歩いている!
釈迦堂という看板があるので、階段を降りていく、なみのこ村って、なんだ?!
道路を挟んだ向こうには、寺山神社がある。階段とは、丁度正反対にある。
赤い鉄橋が見えてきた、これが白糸川鉄橋か。
時折、東海道線が通過していくが、車両は見えない。
海が見える、それだけで、テンションは上がっていく。
釈迦堂入口を示す石板があるので、白糸川に向かい歩いていく。
川の水質は、綺麗だ。
あの橋を渡れば、釈迦堂である。
赤い橋を渡る。
奥には建物がみえる。
向こうには、新幹線が走っている、
そして、時折、ゴーと新幹線が通過していく、
突き当たりにお堂がある。
釈迦堂到着、
中身がない?!と思うことなかれ。
地下になっている。
はじめてのケースかもしれない、なかなか面白い空間だ。
関東大震災にて、土砂崩れがあり、お釈迦様は土砂に埋もれたが、奇跡的にもお釈迦様は無傷であったという。
てば、降りよう。
格子がある
奥にお釈迦様がおられる。
しっかりと方向指示看板が整備されている。
これから向かいのは、別の場所である。
白い橋を渡り、左に登っていく。
真っ直ぐ進めば、根府川関所と看板がでていた。
畑に入るな・立入禁止
撮り鉄か?! 敷地内に入ってはいけない。
みかん畑の細い道を登っていく。
眼下には新幹線が走っている。
さっきまで新幹線が通過音が聞こえていたが、今はしない、
来た途端にピタッと止まった感じだ、そんなもんだんよな~。
海もよく見える。
海の先には、陸が見える、三浦半島か?、その先は房総半島か?
特別列車が走っていく。
ガードがあり、あまりよく見えないのが難点だ。
新幹線が上下線ともに通過していく、トンネルとトンネルの間の為、通過はあっという間だ。
さらに上に行く。
東海道線側に近づいた、
ちょうどよく、踊り子号が通過していく。
東海道線も通過していく。
上を見ると、ヒルトン小田原が見える、絶景が拝めそうだ。
根府川とヒルトン・・・、あまり似つかわしくないように思えるが、
絶景のホテルとしてはマッチする。
本日は誰もいなかった、一応は鉄道撮影のスポットと聞いていたのだが・・・。
そろそろ、根府川駅に向かう、
反射的に撮ってしまう。
のぼる時は感じなかったが、結構な傾斜である、足が勝手に進んでしまう。
根府川駅に戻ってきた、海が見える駅は至高である。
だたの海だが・・・・、見ているだけで気分がいい。
絶景だ?!
これから熱海に向かう、もう目と鼻の先である。
ここから横浜に帰ってもいいのだが、なんとなく・・・、向かってしまった。
熱海駅に到着。
今日も観光客であふれている、お土産街で物色する。
熱海プリンを買いたかったが、大行列で断念した・・・・。
でも和菓子を購入した。
高台から海を眺めてみる。
あれは初島か?!
そして霞んで見える大きな島は、大島か?!
熱海駅に戻ってきた。
下りホームには、伊豆クレイル・トレインが停車している。
全車グリーン車のリゾート列車である、
その向こうには、伊豆急行・黒船列車も停車していた。
これから伊豆に向かう人が大勢いる、朝型の私からすれば、午後から伊豆というには
しっくりこないのだが・・・。
黒船列車は伊豆急下田に向けて出港していく。
こちらは東京行き・踊り子号が入線してくる。
この国鉄色がなんとも。
昭和臭のする古めかしく、素晴らしい車両だ。
今回は海側・A席をとった為、海を眺め車窓を楽しむ。
ここは、さっき行ってきた白糸川橋梁である、
通過する時は一瞬だ。
降りる準備をする・・・・・。
グリーン車に乗ったが、多少のありがたみしかない・・・、
それでも多少はゆったりと造られているので、心地は良いが・・・。
まぁ、1,000円ほどの加算だからね。
たまには自分へのご褒美である、
え? これではご褒美になっていない?
根府川駅に行こう! 完