KITの気ままな旅日記

旅行の記録を公開していきます ≪過去・現在・未来≫

偕楽園に早春の梅を見に行こう!(2018年02月24日)

寒さが続くと春が恋しくなる、

逸る気持ちを抑えることができず、先週は河津桜を見に行き、

そして、今週はどこに行こうか?

 

春を告げるものと言えば、

そう、春告草という別名を持つ梅である。

 

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梅の名所として、関東人が思い浮かべるのは、偕楽園の梅であろう(独断と偏見)

それに日本三名園の1つと呼ばれ、私自身いまだに行ったことがない。

ならば行こうではないか! ということでこの企画がスタートする。 

 

インターネットで開花情報をチェックするのは基本中の基本である。

今やライブカメラなどによる情報取得も当たり前になりつつある。

 

偕楽園の開花状況は約19%であった、

 

たとえ可能性が19%と低くても、やるしかない!!

※お~い、なんの話だよ!!

 

 

 今日ものんびりと余裕をもって出発だ、

偕楽園には9:00頃の到着を目指していくことにする。

 

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上野駅8:00発・ひたち号である。

 

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先頭10号車、今回もえきねっとでひたちのチケットレスを申し込む。

チケットレスは今回が初めて。

ネットで申し込み、号車・座席指定を行う、これで終わりだ。

その予約情報を画像に保存させ、一応の証明とする(車掌などに見せることはない)

実際に自分が予約したシート上部には、グリーンランプが点灯しているので、

そこに座る、車掌も切符の拝見にはこない。 

 

 上野・水戸間は特急で1時間30分ほどでつなぐ。

短くもなく、長くもなく、ちょうどいい距離だ。

 

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 9:27・偕楽園・臨時駅に到着。

この時期のみこの駅に停車することができるのだ、

もちろん私も便乗して、偕楽園駅で下車だ。

下り専用のホームであり、上りホーム(上野行きなど)は停車することはできない。

その為、偕楽園駅から上野方面に向かうことはできないのだ。 

 

祭っぽく、警備員と着物を着たミス水戸(?)と係員が並んでお出迎え。

 

 駅の出口は1つのみ、駅前には駐車場とバス停がある。

 

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 そして常磐神社(ときわじんじゃ)がそびえ立つ、

階段したには、高校生がボランティア(?)として桜祭りの案内などをしている。

 

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振り返ってみると、鳥居の向こうに偕楽園・臨時駅が見える。

 

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徳川光圀徳川斉昭が御祭神である。

 

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常磐神社は、偕楽園駅前にあり、偕楽園東門に隣接している。

 

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早速、「西郷どん」の特別展示をしている。

義烈館はすぐ隣りにある、正しき義が激しい ということか。

 

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偕楽園散策前に、常盤神社に参拝を。

そんな似た言葉が駅前の看板に書かれていたな。

 

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もちろん、三つ葉葵である。

 

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常磐稲荷神社にも参拝しよう。

 

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茨城トヨペット・・・。

 

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能舞台には、ひな人形が飾られていた。

来週には雛祭である。

 

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義烈館、歴史館だからかな・・・、あまり人がいない。

 

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偕楽園・東門。

 

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入園料をとられるものと考えていたが、無料であった。

全く事前知識なしで行ったから、かってがわからない。

すぐ右にはお土産屋が併設されている。

 

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園内は予定通りの殺風景な景色、

しかしながら、咲いている梅も点在している、

本日は、偕楽園で梅をさがそう!」という企画である。

19%の咲いている梅をさがすオリエンテーションのようなものだ。

 

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先週の河津桜と同じだ、咲いている花を探す。

「春をさがせ!!」

前回と異なるのが、河津は川沿いの直線道であったが、

今回は園内の為、行動範囲は広範であり縦横無尽となる(思ったよりは広くはないが) 

 

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では奥に進む、進路は北北東だ!(適当)

 

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梅は「わんさか」よりも「こじんまり」でもよさそうだ、

あまり咲いていない分、1つ1つを大事にできそうだ。

 

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こちらにも口があり、出入り口は多そうだな。

 

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カメラマンが集まるところは撮影ポイントだ。

 

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「白難波」という。

 

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 早咲きの梅でも、まだつぼみのものもある。

 

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 これが一気に咲けば、さぞかし壮観だろう。

本日も何もなくて壮観(?)だな、ある意味・・・、でも春の息吹を着実に感じる。

 

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「月影」

偕楽園の名だたる銘木の1つである、

青く白い花を咲かすのだが、今は脳内で思い描こう。

 

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 白色が多いなか、紅いものは目立つ。

 

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梅があり、奥には竹藪がある。

ここでUターンする形となる。

 

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梅をさがす旅は続く。

 

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では、東門方向に向けて、行きとは違うルートを歩いていく。

孟宗竹林(もうそうちくりん)が見える、これは斉昭が弓の材料とする為に京都から移植したものである。

 

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これだけ広いと、混雑時は相当に苦労しそうだ。

 

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東門前の土産屋・売店まで戻ってきた、次は反対側の散策だ。

  

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こちらの梅もよかった、しっかりと「梅」している(笑)

 

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好文亭(こうぶんてい)

斉昭自身で設計したという、木造2階3層建てである。

 

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高台にあるので、2階から眺める景色はよいだろうな。

でも想像はつくから、今回はスルーだ。

 

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眼下には常磐線が走っている。

車窓から千波湖は見えるのだが、反対の高台に偕楽園があったとは本日知ったよ。

 

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淵を歩く、先には千波湖がかすかに見えてくる。

 

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仙奕台(せんえきだい)

景色が一望できる場所である、ここで囲碁や将棋を楽しんだという。

 

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ここで将棋をしたのか?!

 

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雲が空を覆い、全体的に景色は暗い、少し残念だ。

 

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下へ、散策ルートが伸びている、後程行こう。

 

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東門に到着、園内を1周した形だ。

 

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青空に赤色が映える。

来た時には目に入っていなかったが、まさに春の足音が聞こえる!!

 

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古来、日本で花見と言えば、桜ではなく、梅であった。

私自身も花見といえば、桜ではあるが、「梅もいいな」と思う。

 

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東門の正面ルート、その先には先ほどの好文亭がある。

 

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正面のほうが、比較的咲いている(ように思える)

 

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こちらも色づき始めている。

 

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日本遺産・偕楽園とある。

夜はライトアップされるのだろう。

 

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こちらは梅ではなく、桜である。

「左近の桜」という。

 

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人が集まっている場所があるので、野次馬根性で行ってみる。

 

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黄門様御一行がいた!

一緒に記念撮影ができるのだ。

「水戸は水戸でも、水戸証券!!!!」

 

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では予告通りに下を散策しよう。

この階段がけっこう心地よい。

 

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僊湖暮雪碑(せんこのぼせつひ)

水戸八景の1つ、斉昭が選んだ景勝地である。

僊湖とは、千波湖を指す。

 

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南崖の洞窟という。

 

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ロープが張られているので、近くにはいけないのだ。 

 

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350年ほど前に神崎岩と呼ばれた石を採掘した時の跡地である。

その採掘は、徳川光圀公から9代斉昭まで続いたという。

 

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茨城百景・偕楽園の石碑がある。

 

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最下層にきた、これから登り返す。

 

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偕楽園の散策を終え、常磐神社の階段を降り、偕楽園駅に向かう。

 

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駐車場とバス停に行ってみる、

いまいちバスの時間がわからなかった・・・、

こんなに係員は多いのにバス案内の配慮があまりない・・・。

偕楽園・臨時駅には特急ときわが停車している、これは勝田行きの為、スルーだ。

 

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駐車場の一角にある「農人形の像」がある。

 

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梅桜橋(ばいおうばし)から偕楽園駅を見る、

特急列車まで時間が空いた為、ぶらつくことにした。

もちろん水戸だから、梅⇒桜となるのだ、逆にはならない。

 

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貨物列車が通過。

 

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時間をつぶしきれずに、偕楽園駅ホームで大人しく特急を待つ、

人はあまりいない、車で来る人が多いのだろう。

 

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ホームから、常磐神社の階段が見える。

 

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上りの常磐特急が通過していく、

片側ホームの為、停車することはない。

 

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次に常磐快速が通過していく。

 

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いわき行きの特急ひたちが入線。

偕楽園駅では指定席を買うことができない為、「座席未指定券」となる。

9号車から乗り込むが車内はほぼ満員、次の水戸駅までデッキで立つことにする。

水戸駅では一気に下車してしまい、一転ガラガラ状態だ。

 

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常磐神社もそうだが、刀剣乱舞とのコラボが多い、これもラッピング車だ。

なぜ、知っているかって?

知り合いではまっている女子がいるのだ。

 

 偕楽園駅から勿来駅に向けて出発だ。

 

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コラボ特急が去っていく、磯原駅で下車して、各駅電車に乗り換える。

 

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磯原も野口雨情関連の観光地がある、昨年来たことを思い出す。

このホームで、20分近く待つことになる、

やはり風が寒く、レギンスを履くべきだったとほんの少しだけ後悔をした。

 

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 勿来駅に到着。

 

さて、第1部・偕楽園編が終えよう。

第2部は、勿来関編となり、第3部は県境・大津港編となる。

 

さて、季節も2月下旬となり、来週の土曜日には3月に入る、

月日でみても春を感じさせる、

そして先週行った早春の河津、先ほど行ってきた早春の偕楽園と・・・、

着実に春は歩み寄っている、当然と言えば当然であるが。

そして忘れてはいけないのが、その前の沼田の春駒祭りである、

あれも春を告げる祭りだ、

これから三寒四温を繰り返し、春を迎える、躍動の季節へ投入だ。

 

今春は近場で桜を楽しもう!!

吉野や高遠の桜も良いが、一輪であっても花を楽しむことができた、

それを感じさせてくれた旅であった。  完

 

おい!

勝手に締めてんじゃないよ!!

 

ということで、第2部に続きます。

偕楽園に早春の梅を見に行こう! 完