偕楽園であれば、梅の見ごろは今かもしれない、
しかし神奈川の見ごろは終わっている・・・と思う。
でも、とりあえず、神奈川県曽我に梅を見にいくことにした。
(え? とりあえず??)
今日はもともと雨の予報であったが、寸前で曇りに変わったことも、
曽我に行く後押しとなった。
と当時を振り返る・・・・・・・・。
瑞雲寺は梅で有名な曽我の一角にある、「曽我梅林」という名を知っている人は少なからずいるだろう。
曽我といえば、「曽我兄弟の仇討ち」を思い浮かべる人もいる、ゆかりの地である。
寺院専用の 駐車場に車を入れ、散策を開始する。
女神様「KITよ・・・、瑞雲寺には、舗装されたきれいな駐車場と整地されていない駐車場があります、あなたはどちらの駐車場に停めますか?」
KIT「気づかず、手前の整地されていない駐車場に停めてしまった・・」
瑞雲寺は石仏群が多い。
駐車場を出ると、真っ先にこちらの石仏群に目をひかれる。
こちらの石仏も珍しい。
会合をしているようだ。
反対側にも石仏がならぶ。
この中でひときわ気になる石仏がいる。
閻魔大王像である、穏やかなたたずまい。
では、本堂でお参りしよう。
「龍珠山」とある。
中に入るとこのような感じだ。
人の気配が全くしない、小雨の中の本堂である。
鐘付き堂の向こうに、視線を感じる。
顔だけの観音様だろうか。
こちらの石仏の存在感がダントツだ。
上の方に進んでみよう。
登ってみよう。
この社の背後には・・・。
「不動根」がある、
なんとたくましいことか!!
男性は強く握れ!!
女性はまたげ!
と書かれている、高台でおちんちん岩を強く握る光景は見られたくないな・・・・。
少し高台から町を一望できる。
こんな天気なので、爽快感は全くない・・・がこんな日があってもいい。
駐車場が見える、これは整地されたきれいな駐車場である。
46回もやっている小田原梅まつり。
晴れていて、梅も咲いていれば、こんな素晴らしい景色が見られる。
今日はその条件2つとも満たしていない。
その代わり、人も誰もいない・・・・・(おいおい)
では、車で走ってしまった区間を散策しよう。
曽我自修学校発祥の地・石碑である。
明治時代、小学校制度は全国的に普及したのだが、それ以上の教育を受けることは一般人には不可能に近かったという。
当時の住職は本堂で高等教育を行ったという。
境内図。
龍珠山 瑞雲寺といい、曹洞宗のお寺である、創建は1492年である。
曽我梅林の中にあり、梅のお寺として知られている。
この石碑には「曽我の春」と刻まれている。
内容は読めず、よくわからない・・・・。
これも満開であれば、さぞかし・・・・、未練がましいのでやめよう。
ここが瑞雲寺の入口である。
最後の石仏を見て、瑞雲寺の参拝を終える。
次に小田原フラワーガーデンに向かう。
まずは館内に入る、中には温室・トロピカルガーデンがある。
ヒスイカズラが咲いていると聞く、それは楽しみだ。
一応、お土産も少しながら売っている。
買わなかったが・・。
200円の入園料を払い、トロピカルドームへGO!!
中はあったかい、ここなら雨でも関係ない、南国パラダイスだ!!
今は雨は止んでいるけど・・・・。
熱帯の雰囲気がいいね。
滝がある!! さらに・・・。
裏に回って、裏見の滝である。
パパイヤ・バナナなどが実をつけている。
エビに似ているコエビソウ。
ヒスイカズラが浮いている、なかなかオシャレだ。
1億年の歴史の重みだ。
そして発見!!
ヒスイカズラ!!
ドーム内に何か所がヒスイカズラが下がっているのだが、咲いていると書かれているのに咲いておらず、悪態をついていた矢先(笑)に発見した。
けっこう、散策客が多い、たまにこういうところに来ると楽しいもんだ。
熱心に見出したらきりがないので、これで散策を終わりとする。
次に園外の散策である、うってかわって殺風景となる。
ちなみに、パン屋などのお店がでており、常設のお店もあるのだ。
カフェハイビスカスというお店だ。
では、梅園に入る。
「渓流の梅園」という。
梅園を散策だ。
青空が足りない!!
あと梅も。
でも鯉と鴨がいる。
鴨が近づいてきた。
持っているパンを狙っているのだ、ちゃっかりしたヤツだ。
散策開始、この梅園もかなり広い、偕楽園ほどではないが。
しかしここには渓流がある。
水戸の偕楽園には行かずとも、小田原フラワーガーデンでいいと思う。
小川が流れている。
晴れていれば、「春のうらら~の」と口ずさみそうだ。
でもそれは、墨田川では?!
一周してきた、ここはバラ園らしい、その季節の時に来るかな。
公園の端には河津桜が咲いている。
やはり華やかだ。
では帰ろう。
その前に「鈴廣かまぼこの里」に寄ろう。
今夜のおかずは、かまぼこだ!
雨の瑞雲寺に行こう! 完