3月15日は木曜日で平日である、だがKITは休みである、
普段は夜間勤務はないのだが、本日は夜勤明けの公休日である。
普段なら、仕事が終わったら、真っ直ぐに自宅に帰り爆睡である、しかしそうはならなかった。
夜間の仕事中、頭の中では常に葛藤があった(笑)
(おい! 仕事をしろよ!)
「ちんこ祭りに行くべきか??、行かざるべきか?」
そう、ちんことの葛藤であったのだ!!
今回の記事では、ブログ史上もっとも多く「ちんこ」という単語を使う。
でも仕方がないのだ、お付き合い願おう!!!!!!!!!
朝の5時に仕事を終え、東京駅に向かった、
東京駅に着くまでも、常に戦っていた、「そう、ちんこ祭りとである!!
実際にはこの祭りをちんこ祭りとは言わない、当たり前だ!、これは非公式なネーミングである。
正しくは「田縣神社・豊年祭」という。
この祭に行った者はある言葉を必ず言ってしまう・・・「ちんこ祭と」(嘘)
田縣神社とは愛知県小牧市田県町にある神社である。創建は定かではないが、かなりの歴史をもった神社であろう。
この祭も当然ながら奇祭と言われている、なぜなら「ちんこが主役なのである」
ちんこのちんこによるちんこの為の祭!!!
何回、ちんこと書いたのか・・、とてもレベルが低い記事になりそうだ。。。。
では話を元に戻そう。
なぜ、寝ずに愛知県小牧に行く決断をしたのか!?
夜勤明けに、始発・新幹線に乗るというのもあまり経験が出来ない体験であり自分の体力を試してみたい、それにこれは神が与えてくれた千載一遇の機会・いや奇跡といってもいい。
それは、豊年祭の開催日は、3月15日なのだ!
土・日など関係ない、平日であっても開催する硬派な祭である。
よく第2土曜日とか、第3日曜日開催というものがある、豊年祭はそんなあいまいなことは言わない、毎年・3月15日開催である。
2018年3月15日は木曜日であり、普段であれば行くことができない、来年2019年も平日開催である、この機会を逃してはいけない!!
このとき、田縣神社・豊年祭に行くことを決めた!
しかし安心してほしい、2020年の3月15日は日曜日である、
是非、土日休みの人は行ってほしい。
EX予約でのぞみ1号・東京6時発の指定席を予約した。
6時であっても新幹線の空席率は極めて低い。
お弁当を買いにいくが、まだ5時台の為、品薄状態だ・・・、かなりのショックだ。
浜名湖を通過、時刻は7:11である。
眠いのだが、寝てはいけない、「絶対に寝てはいけない、新幹線」である。
もし寝てしまったら、大阪を超えるかもしれない・・・それは避けねば。
どうにか、気合で名古屋駅で下車ができた。
名古屋駅から地下鉄線を乗り継ぎ、名古屋市営東山線・名城線・上飯田線と乗り継ぐ、かなり面倒である。
下車駅は、田縣神社前駅である、所要時間は約1時間である。
しかーし!! 8:41、楽田駅で下車する、
この駅は田縣神社がある駅の隣り駅である、豊年祭にはまだ早いので、大縣神社へ寄り道である。
この神社も田縣神社に負けていない。※これは別記事に譲る。
時刻は10:40頃である。
ホームには豊年祭のノボリがたち、車内放送でも豊年祭の下車駅という案内が流れていた。
まだ早いと思っていたが、考えが甘かった、かなりの人が下車した。
神社へは徒歩5分、多くの人が神社に向かい歩いていくので、
その後をついていけばよい。
駅からのルートは単純だ。
横断歩道に向こうに祭のスケジュール看板が立ててある。
タイムスケジュールと神社のマップが書かれている、
近年、外国人観光客が多くなっているので、英語版も併記されている。
今回の御輿行列の出発神社は神明社である、神明社から 田縣神社に練り歩くのだ。
そのルートも書かれているので、チェックしておこう。
年により御輿行列の出発地点が変わるという、熊野神社か神明社のいづれかである。
後は、まっすぐ歩けば 田縣神社である。
10:47頃、屋台が見えてきた、そして奥には鳥居も見える。
そして愛知県警のパトカーも!!
もうすでに何かが始まっている!!
鳥居前・道路上にて、男同士がぶつかりあいをしている、
よくわからないが、すごい迫力だ?!
これはまさに「考えるな!! 感じろ!!」って感じである。
終わったようだ・・・、なんだったんだ?!
山車などが神社に戻っていく、私も人をかき分けて神社拝殿に向かう。
しかし11時前なのにこんなに混雑しているとは想定外である、
寄り道しないでここに来たのは、結果としてオーライだ。
造りが重厚だ。
山車が拝殿前に集結した、そしてロープで囲われている為、向こう岸にいくことは困難である。
拝殿前も塀で囲われており、参拝ができない。
拝殿内で何かが行われているがよく見えない・・・、今は静観である。
御神酒を盛んに配ってくれる、これは祭の間、終始ふるまわれるのだ。
お祭りは適度に酒を飲み、楽しむことが大事ということだ。
強引に反対側に渡る、ロープを2回くぐり社務所側へ。
そして、奥宮へ向かう。
ここからが本番だ!!(変な意味ではない)
奥宮への参道脇には、多くの御神体が出迎えてくれる。
大事なことなので2枚載せました(笑)
マラ様と対になるものでござます。
外国人観光客が多く、ものすごくはしゃいでいる。
こちらもちんこ石でございます。
少し元気がない感じだろうか・・・、下には水を貯めることもできる、奥が深そうだ。
これは考えさせられる・・・、流れからするとちんこ石なのだろうが・・・。
「う~ん・・・」 思考停止する。
時間がたつにつれて、参拝する列が伸びていく。
誰もが初見であれば、驚愕するはずだ。
鈴じゃねー!!!!
あ、鈴だ・・・・、でもちんこだ!!!
この神社、徹底的に「ちんこ」である。
下に目を向けよう、
ちんこだ!!
それにいきり立っているではないか?!
これは、深々と参拝するほかない。
よく見ると賽銭箱横にも、マラ様がおられるのだ。
2体を1枚の写真におさめる。
奥にはさらにマラ様が大勢おられる。
ちんこのトリプルセッション(なんのこっちゃ)である!!
外人さんも正しく参拝する。
まだ、これだけではないのだ、さらに奥へ。
その前に、ちんこ石を見る。
奥宮から横へ移動すると・・・そこにあるのは。
珍宝窟である、これは「ちんぽうくつ」という。
「玉さすり賽銭いれて珍となる」と石碑に刻んである。
そして、こっちは男性器のタマを模した石があるので、参拝客はタマをさわる。
「なんじゃー、こりゃー」である。
よく見ると、いや見なくても、タマの間には、「アレ」がある!!
もうちんことタイプするのは疲れた・・・、精神的に。
そして、さらに奥にも、そそり立つアレが!!
さらにお賽銭を入れると「チーン」と音がする・・・・・。
この神社、突き抜けているぜ!
周りには、マラ型の柱が並ぶ。
では奥宮の参拝を終えよう・・・、濃かったぜ。
屋台が多い、これだけ屋台が多い祭もひさしぶりだ。
ここはふつうの屋台であるが、普通ではない屋台もある。
ちんこ型のチョコバナナ、ちんこ型のウィンナー、ちんこ型の飴、
ちんこ型の置物、ちんこ型の人形焼き・・・がある、この時だけの為の屋台としか
思えない。
ナフコ不二屋 田県店の駐車場は、フリースペースとなっている。
ナフコもお祭りモードである。
珍呆参(ちんぽうさん)
これは、やヴぁい!!
ネーミングもさることながら、かたちが「ちんこ」ではなく「ポコ〇ン」なのだ、
何を言っているかわからないって?! オレもわからん。
しかも、1珍個・500円とかかれている・・・・、もう駄目だ。。。
こんなものも売られている・・・ターゲットは外人だ!!
いつの間にか、ロープの規制が解かれていた。
正面から拝殿を撮影。
奥には、先ほどよりデカいマラ様が見えた、そして隣りのノボリ旗・・・。
コメントは控えようではないか。
御朱印を貰わなくては・・・、境内は人がばらけはじめた。
右下のスタンプ!! 金の御神体様ではないか!?
11:30になり、お腹が空いてきた・・・、COCO壱番屋に行こう!
ゆっくり時間を使い休憩をする。
神明社に向かう、
神明社には御輿3台が展示されている、そして13時から行事があるはずである。
このルートは、御輿の通るルートである、
14時から始まる御輿行列までには人で埋まるはずである。
神明社にも人が集結していきている。
このルートがほぼ、御輿ルートである。
燈篭が祭の正装をしているようで、おもしろい。
12:30に神明社に到着。
この神社に何が待っているのか・・・楽しみだ。
13:00 神明社で御前祭斎行とある。
今は30分前である、丁度よい時間帯だ。
そして14時から御輿行列がお旅所を出発する。
境内に入るといきなりである!!
御輿が3台並んでいるが、画面奥の御輿である!!
大男茎形(おおおわせがた)と呼ばれる男性器を模った御輿の存在感にすごさ。
「ん!? 目線を感じる・・・」
御歳神(みとしがみ)が見ておられる!
五穀豊穣の神である。
中央に陣取るのは建稲種尊であり、幕によりご尊顔をみることは叶わず・・・・。
そして左端には、大男茎形が注目を集める、
特に外人のはしゃぎぶりがスゴイ。
長さは2mに達するという、毎年新しいヒノキで切り出すというから驚きだ。
この祭にかける情熱が熱い!!!
この祭は五穀豊穣・子孫繁栄を願う真面目なお祭りである!!
大男茎形に五人衆が集結する。
この祭の主演といってもいい、主役はもちろん、中央に写っている方(形)である。
※一応、KITの判断で一部修正させてもらう。
世話役の「爺(勝手に命名)」に連れられて、来客者に対して記念撮影に応じる。
皆、明るい!!
よくわからないのが、金色の着物を着ているのが、五人衆と呼ばれる人たちであり、
緑の着物を着た5人もいる。
計10人ほど、着物を着た女性がいる。
次に爺に促され、拝殿前で記念撮影。
五人衆は、この神社の巫女さんではなく、この祭の為に一般公募した女性達とのことだ。
だから皆の顔が笑顔なのだ。
記念撮影が終わり、見えてきたのは・・・。
小型の男根・5本だ。
素晴らしい造りだ、
後程の行列では五人衆がこの男根を持ち、田縣神社へ歩くのだ。
12:55頃から御輿前で儀礼が始まる。
5~6分ほどの時間であった。
お祓いを終えた後、いったん拝殿に入り儀礼を執り行う。
中の様子は全くわからない状態で待機となる。
この豊年祭も性器崇拝(信仰)に基づくものであり、その考えの根本は、
動物・植物の繁殖は交尾と生殖により生み出されることにより繁栄する、
人間の食料は、動物・植物の生殖の営みの大小により大きな影響を受ける、
それらに基づく、生殖器の信仰は大いに合点がいく話しである。
これを卑猥なものと断ずることは、生物の営みを理解していない証拠である。
KITペディアから抜粋(笑)
隣には猿田彦がいる、微動だにしない。
もとい、いろんな人からの撮影を頼まれ大忙しであったとさ・・・・。
猿田彦は天狗の原型ともいわれることがある。
神幸祭には必ずといって、猿田彦が先導を務める、それは神話に由来するのである。
リアルすぎる男根が描かれたノボリ旗がはためく、春画的な画法だな・・・・。
大男茎形とのコラボレーションである。
御歳神が見ている・・・・・。
13:42頃、白装束の男たちが御輿に集結する。
御輿の前で待機していたのだが、これが誤りであった。
いつのまにか、私の背後にはロープを引かれており、ロープ外にでるように促される、
行列のルートの両脇には見物客があふれかえっており、かなり遠くまで退くことになる。
正しい行動としては、
神明社近くの沿道で待ち構えることであった。
13:42頃、行列の先頭が来た。
まだ14時前である。
高下駄により女性2人のサポートを伴い登場。
議員団体が続く。
議員の背後に迫る・・・。
コメントはもはや不要!!
すこしの時間、行列は待機する。
神明社では男たちの声がこだまする、
察するに、御輿をかつぐ為の掛け声だろうか。
13:55頃、静かに始まる、
そして五人衆が現れる、持っている男根を撫でるとご利益があるという。
皆こぞって、男根を撫でる。
よくできた造形だ、まさに奇祭。
平日でありながら、人が多い、ということは土・日であればものすごい事になっているのだろう。
最初のポイントはここだろうか。
「おこのみはうす みやこ」とは一体?!
おこのみはうす前は、最初のカーブとなる、
そして大きなスペースがとられる、何が始まるのか?!
大回転である。
先輩達より、
「はやく回せ」「もう1回だ!」と容赦ない言葉が飛び交う(笑)
御輿大回転している背後で、 大男茎形が待ちわびている。
そして「俺が主役じゃー!!」と言わんばかりに大男茎形が登場。
大回転!!!
大回転!!
その後、逆回転もした・・・。
最後尾に達した、そしてここからとる行動は・・・。
別ルートを通り、先回りである。
行列は歩みが遅いので、裏ルートを通り、すぐに先頭に追い付くことができる。
通常7・8分かかる距離を90分かけて歩くのだ、それほどに遅い。
御神酒のおススメは半端ね~。
あとおつまみ(スルメやコンブ)も配っているので、一緒に食べてね。
もう人がゴミのようだ、まさに人ごみ。
沿道を抜け、再度回り込みをする。
先頭から撮影。
また次々と通過していく。
消防員も協力だ。
これだけ人が多くても、人をかきわけ、回り込んでいく。
端には人ひとりが通れる幅はあるものだ。
15時少し前、ステーキハウス・ブロンコビリー前、もとい田縣神社前に到達。
ブロンコビリーと男根旗。
ブロンコビリーは、以前何かの番組で業務改善・取り組み手法が紹介されていた、
その印象が残っている、関東ではお目にかかることはなく、東海地方中心に展開していると記憶している。
中継ヘリも飛んでいる、今日の愛知県ローカルニュースは必見だろう。
大男茎形も境内に到着、そして大回転をして、皆の期待に応える。
まずは御輿が拝殿内に入っていく。
ついにきたクライマックス、観客の興奮が頂点に達する、
大男茎形を拝殿内に挿入する時が来たのだ。
15:34、大男茎形が田縣神社拝殿に突き刺さる。
そして中で大回転をしていた。
収まったことを確認して、私の田縣神社・豊年祭を終えよう。
このあと16時から餅投げ大会が始まる、
この餅投げ、老人・子供の参加は禁止されている、とても危険な行事なのだ!!
これに参加すると、帰りが遅くなるので横浜に帰ることにする、
今は眠気はないが、結構疲れているはずだからね。
帰宅客がバラバラと・・・・。
田県神社前駅は上り・下りホームの独立型となっており、それぞれに券売機をもつ、
1台づつとなるので、列ができてしまう、切符は来た時に購入しておこう。
またコインロッカーは無いので旅行中の人は主要駅で預けておくのがいいだろう。
では名古屋駅に向かおう・・・、しかし乗り継ぎがめんどうだ・・・。
豊年祭で〇〇〇と叫ぼう! 完