KITの気ままな旅日記

旅行の記録を公開していきます ≪過去・現在・未来≫

PT 蛇も蚊も祭に行こう!!【第1部】(2018年06月03日)

とうとう来ました!!

『蛇も蚊も』

もう一度言おう、とうとう来たぜ!!

蛇も蚊も祭り 

ひらがなで書こう!!

『じゃもかもまつり』

そう、本日は奇祭・蛇も蚊も祭の日である!!

早速、行ってみよう!!

 

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鶴見駅鶴見線に乗車する。

鶴見線は味があっていい、車内はガラガラだ、それが郷愁を誘う・・・。  

 

 鶴見駅の次の駅・国道駅で下車する。

この駅も、とっても味がある、乗車して2分ほどで到着した。

蛇も蚊も祭は、横浜市鶴見区生麦の祭りなのだ!!

 

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 国道駅から旧東海道を通り、道念稲荷神社に向かう。

蛇も蚊ものノボリ旗が目に入り、自然と足が速くなる。 

 

道念稲荷神社は、生麦駅でも花月園でも歩いていけるが、

今回は鶴見線国道駅にこだわった。

まぁ、一番近い駅でもあるのだが・・・。 

 

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 8:40に道念稲荷神社に到着。

◆神奈川県横浜市鶴見区生麦4丁目27−18

 

既に人だかりができており、開始の挨拶などが始まっていた。

蛇も蚊も祭開始時刻は8:00である。

 

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8:45頃、写真を撮られる方は前にどうぞ!!とご配慮のあるアナウンスが入る。

本日の主役、大蛇が3匹並んでいる。

 

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大蛇はとぐろを巻き鎮座している。

 

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これから始まるのだ、蛇も蚊も祭!!

 

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巻貝で目がつくられ、体は萱(かや)で編まれている。

大蛇は1週間ほど前から作られており、3体もいる。

町内が3つある為、3体の大蛇ということだ。 

 

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 法被には『蛇祭』とある。

 

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8:50、大蛇が担がれる。

ついに、始まるぞ!!

  

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 1体目は鳥居群を通り、町へ繰り出す。

「蛇も蚊も出たけ、日和(ひより)の雨け」

の掛け声が出しながら練り歩く。

 


蛇も蚊も2018①

 

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最後の1匹も町へ練りだしていく、

3体とも向かう先は異なる為、どの大蛇を追いかけるかは君しだいさ!! 

 

大蛇の長さは約27m、胴回り1mほどある、

重い頭部は力のある大人が持ち、後方を子供たちが支えるかたちとなっている。

 

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 大蛇が全て生麦の町に解き放たれた。

 

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 出発後、静かになった道念稲荷神社・・・、

『蛇も蚊も祭』の横断幕がかけられている、看板には、祭りの開催日が書かれている、

6月第1日曜日・8:00開始。

この祭りは300年以上の歴史をもつと言われている、

文献などはなく、口伝えのため、詳しくわからないことも多いという。

疫病を運ぶ蛇、疫病を伝染させる蚊を追い出す意味が込められている、

 

『蛇も蚊も出ていったかい?』(蛇も蚊も出たけぃ) 

それに続く、(日和の雨けい)とは、

『晴天で、雨は降ったかい?』と作物の収穫を願っている。

 

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記念撮影か・・・、この祭りは子供達も主役なのだ。

 


蛇も蚊も2018②

 

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路地で別の大蛇を発見する。

 


蛇も蚊も2018③

 

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家の中に大蛇の首をつっこみ、厄払いをする。

「わっしょい・わっしょい・わっしょい!」 との掛け声。

 


蛇も蚊も2018④

 

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生麦事件の看板がある自宅にも、厄払いを。

 

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ここで少しばかり休憩をして、再び次の家へ練り歩いていく。

 

 

KITはここで、

もう1つの『蛇も蚊も祭』への移動をする。

 

道念稲荷神社から徒歩8分のところに、神明社という場所がある。

ここに行ってみよう。

 

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横断歩道を渡る。

 

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 6号線の横断歩道を渡り、路地に入ると神明社がある。

 

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もう1つの『蛇も蚊も』

そう、同日に別の場所で蛇も蚊も祭が開催されているのだ!!

ここは、原町地区の蚊も祭であり、神明社である。

先ほどは、本宮地区の蛇も蚊も祭であり、道念稲荷神社である。

 

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もともと1つの祭りが、2つに分かれてしまった・・・。

このような形態も珍しいだろう。

分かれた経緯には深い事情もあるのだろうが、

同じ日に同じ祭りを体験できる祭りとして、楽しもう! 

 

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『蛇も蚊も』説明板がある。

去年はこの看板を見るだけであったが、今年は目の前で実物を見ることができる。

 

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9:45、神明社では大蛇2体をつくっている最中である。

13:30の祭り開始まで完成させなければならない。

 

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 昼過ぎから祭りが始まる、それまでに大蛇をつくらなくてならない。

 

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こちらが頭部だ。 

 

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本宮地区の大蛇とは、違うな・・・。 

 

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皆さん、慣れた手つきで作業が進んでいく。 

 

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尻尾の部位がある。 

 

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こちらは蛇を模った遊び場だ。

 

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25分ほど、眺めていた、

大蛇をつくるところから見ることができて、良い体験だった。

では、もう1つの『蛇も蚊も』(本宮地区)に戻ろう。

 

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では、また来よう、数時間後に。

 

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今日は晴天となり、最高の蛇も蚊も日和となった、

まだ折り返し地点にもきていない、

まだまだ、蛇も蚊も祭りを追って行こう!

 

 蛇も蚊も祭に行こう!!【第1部】 完

 

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