アジサイの季節となった、
詳しくは知らないが、いろんな場所でアジサイまつりが開催されているのだろう。
今、私が向かっているのは、神奈川県開成町である。
※写真に写っているのが、『あじさいちゃん』だ!!
◆あじさいの里マップ
あじさいまつりの開催時期には、周辺に臨時駐車場ができる、
それは10か所以上にも及び、離れた駐車場からはシャトルバスが運行される。
東名高速・大井松田ICで下り、約4kmほどで『あしがり郷 瀬戸屋敷』に着くことができる。
道路脇には『開成あじさいまつり』のノボリ旗と駐車場の案内看板がおかれている。
駐車場に到着。
時刻は9:15、この駐車場はすでに4台ほどしか空いていなかった。
駐車場の隣りには瀬戸屋敷があり、ここには最後に入ることにする。
まずは、『ハナアオイ』を見に行こう!!
まずはあじさい公園には行かず、ハナアオイ農道に向かう。
県道720号線を少しだけ歩く、
右側には瀬戸屋敷の入口が見え、左にはハナアオイへ農道がつながっている。
右手に田んぼを見ながら、楽しい散策の開始となるが、
空には分厚い雲が覆っている、予報では少しばかり晴れ間がでるらしいが。
早速、ハナアオイを発見!!
ネットでは『ハナアオイまつり』と載っていたが、過度な期待は禁物だ、
農道を歩き、少ないハナアオイを愛でる・・・・・それが開成ハナアオイまつりの
楽しみ方である。
ハナアオイの向こうには、先ほど車を停めた駐車場が見える、
ちなみに、駐車料金は、500円/1日となる。
ハナアオイはこのぐらいで丁度良いのでは?と思い始めた。(笑)
農道が終わり、アスファルトの道を歩く、
『岡野あじさいの里』の看板を発見、この道で合っていたことがわかり、ホッとする。
野菜の無人販売がある、
買わなくても、こういう風景は好きだ。
あしがら花紀行の木柱がある、
ハナアオイまで300mと書いてある。
ハナアオイ150mまで来た、
ここまで見物客、もしくは人とすら遭遇していない・・・、
『大丈夫か?! 開成町』と思っていた・・・、あじさいの里に行くまでは。
テントが見えてきた、しかも人がいるぞ!!
時刻は9:30の為、今はお店の準備をしているのだろう。
横目に販売しているものを見て・・・通過していく。
開成の町を歩いていると、水路が非常に多く、それだけでも楽しむことができた。
しかも、昨夜まで雨が降っていたのだろうか、結構な水流だ。
1本のハナアオイと岡野あじさいの里のテントたち。
ここまで人が来ることを願うばかりだ。
ここがハナアオイのメインロードだ。
これまで、ハナアオイという花を見た事がなかったが、
ホントいい花だ。
そして田んぼの中には、小さな来訪者がいる。
ハナアオイ農道はそろそろ終わる。
公式HPでは、ハナアオイは約900本ほどあるという。
歩いてきた道を振り返る。
何気ない農道であるが、とても新鮮であり、気持ちがよい散策となった。
ここが終点、
あしがら花紀行 看板がある。
この農道は5分もかからないず、散策が終わった。
素朴な風景に癒される、この曇り空もいいかもしれない・・・。
と思うようにする。
道祖神を見つける!!
田んぼを挟み、ハナアオイがみえる、カメラマンが何かを狙っているのだが・・・、
何が飛んでくるのか・・・、聞いてみればよかったと少し後悔。
見ようによっては風車にも見える、ハナアオイ。
では、次にあじさいロードを歩こう。
ここの水路には水流が溢れており、見ていて楽しい、
これはどうのような心境だろう。
とっても地味なあじさいロードだけど、
『オレは好きだ!!』
これまでの田んぼでは見当たらなかったが、ここには多くのオタマジャクシがいる。
人の気配を感じ、一斉に移動する。
こちらはビワとあじさい、青空の下の光景も見たかったぞ。
これで岡野地区のあじさいとハナアオイの散策を終え、
瀬戸屋敷(駐車場)に一旦戻ることにする。
岡野ふれあい公園にでた。
あじさい祭の休憩所となっているが、誰もいない。
トイレは新しい、風になびかないノボリ旗が悲しく思えてくる。
では出発だ。
ここで良い水路を発見、水深もあり、弧を描き流れている、これは美しい。
瀬戸酒造店を通過、
試飲ができそうな雰囲気であったが、日本酒はあまり好きではないKIT。
しかも車だしね・・・。
県道に合流する、ハナアオイも咲いている。
瀬戸屋敷・駐車場に到着、
これで振り出しに戻った形だ。
驚いたことに、車が続々と来ている、『この祭りはある程度のお客さんはくるんだな』
と理解した。
バス停が隣りにあるが、あじさい祭の開催日は、特別運行となっている、
15分おきの運行とかかれている。
ばぁばのパンや方面にむかっていく。
良い感じの道を歩く、のどかな農道とはまさに事のことだ。
水路がよいアクセントを加えている。
こちらにも水路があり、水が勢いよく流れている。
開成は水路の町だな。
少し道に迷いながらも、あじさいがある道に合流する。
あじさいの道を辿っていくと・・・あじさいまつりの灯篭を発見。
この辺りは開成あじさいの里の敷地内だろうか。
田んぼの向こうには東名高速道路がみえる。
『水を張った田んぼいいな~』としみじみ、そしてあじさいとの相性も抜群だ。
『あじさい農道』を行く。
人も増えてきた、お祭り会場は近い!
お囃子が遠くに聞こえてくる。
あじさいが咲き誇る。
屋台もでている、今日は湿度が高く、かき氷も食べたくなってくる陽気だ。
でもやめておこう。
自衛隊も出店していた。
この辺りは白いあじさいで統一されており、大変きれいである。
そして『あじさいまんじゅう』を購入する、これがうまかった!!
お店がたくさん出店しており、人もにぎやかだ、
残念ながらあまり欲しいものはないが・・・・(笑)
雰囲気がいい!!
水車も勢いよく周っている。
この会場で催しが行われている、そして空にも青空が見えてきた・・・・。
本日は17日だ、さっきのお囃子は、阿波踊りである。
神奈川県警音楽隊コンサートが始まる、
11:00~12:00の1時間だ、20分前から場所をとり待機、
周りにはかなりのギャラリーがいる。
『開成ブルー』のあじさい、町オリジナルの紫陽花だ。
最後はチアフラッグで終わる。
大歓声だ。
正面ゲートに向けて歩いて行く。
この辺りはあじさいと川と橋と柳が良い景観を生み出している。
ミスト噴出、とっても涼しげだ。
ここの水流の勢いがスゴイのだが、その奥にへんなモニュメントが見える。
『水神の塔』である!!
入口近くには、神奈川県開成町のキャラクター・あじさいちゃんである。
顔を出して記念撮影するやつだ。
先ほどは反対側から入った形となる。
シャトルバスの発着の案内看板がある。
バスにはルートが複数あった、
・あじさいの里~松田山ハーブガーデン
・あじさいの里と各駐車場をつなぐ巡回バス
かなり広範に移動することができる。
瀬戸屋敷(駐車場P2)まで戻ってきた。
道路の向こうには、ハナアオイが見える。
瀬戸屋敷入口、入場料を支払う。
中には江戸時代につくられた古民家がある。
水槽にあじさいが沈んでいる、金魚が泳ぐ様はとても涼しげだ。
床のミシミシ感が田舎の家を思い出す。
それにしても昔の家は開放的であった。
囲炉裏は、まったく懐かしくはない。
使ったことがないから、テレビの中の世界となってしまう。
縁側で佇む、土間で寝る、そんな生活も楽しいかも。
とりあえず春・夏限定で。
離れには土蔵があり、ギャラリーとなっている。
開成町を撮影した写真展だろう。
正面にはあじさいちゃんも写っている。
こちらは2階から見た図である、
何か催しがあったのだろう。
駐車場に戻り、横浜に帰る。
田舎モダン・カタツムリになる1日 (コンセプト)
遠くから来るほどではないが、
とても楽しい里山散策であった、こういう地味なまつり、散策はいいね!!
開成あじさいまつりに行こう 完