KITの気ままな旅日記

旅行の記録を公開していきます ≪過去・現在・未来≫

PT 愛宕神社ほおずき縁日に行こう!(2018年06月23日)

東京の夏の風物詩・鬼灯(ほおずき)の季節がきた。

今日、沖縄では梅雨明けとなった、あとは九州・中四国・関西と関東に上がってくるだけだ、あいにく本日の東京は曇り空であり、午後から雨に降ってくる。

夏の空が待ち遠しいぜ。

そんな夏を待てない奴らには、ここがおススメだ!!!

 

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今日は、東京・愛宕神社にほおずきを買いに行く。 

 ほおずきの赤い実は、夏の夜に幻想的に浮かび、使者の提灯であるかのようだ、

ほおずきを見ると、夏の始まりを感じ、梅雨の終わりも意識し始める。

 

ほおずき市は、日本の各地で行われるが、東京では、愛宕神社浅草寺が有名である。

 

 浅草寺は7月上旬であるが、愛宕神社毎年6月23日・24日である。

今では浅草寺のほおずきが有名であるが、元々の発祥の地はここ愛宕なのだ。

 

ほおずき縁日はAM9時からと聞き、それに合わせて自宅を出発した。

多くの参拝客であふれ、大行列をなすと事前情報を得ていた、

どうせ並ぶなら、始まる前に並ぶほうが時間を短縮することができるはずだ。

それに午後は雨が降る予報、とても理に適っている。

 

愛宕神社は、港区愛宕にある。 

JR線なら新橋駅から徒歩15分、地下鉄なら虎ノ門駅御成門駅である。 

 

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8:51、愛宕神社鳥居の正面のコインパーキングに停める、

その後、愛宕神社に駐車場があったという事実を突きつけられる・・。

 

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横断歩道の先には、NHK放送博物館が見える。

これを渡り右に進めば、愛宕神社である。

 

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愛宕の千日詣りと書かれている。

本日、参拝することにより、千日分の御利益があると言われている。

 

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すぐさま、大鳥居と大階段が眼前に広がる。

この階段は、『出世の石段』と呼ばれている。

曲垣平九郎(まがき へいくろう)の故事に由来する、

徳川家光公の増上寺参詣の帰り、(増上寺はすぐ近く、東京タワーも近いよ・・)

愛宕山に咲く梅をとってくるように命令をしたが、この急な階段を馬で駆け上がることなどできないと皆が考えている中、曲垣は見事、馬で駆け上がり、家光公に梅を献上したという、その後、曲垣は馬術の達人として全国に名を轟かせたという。

 

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狛犬登れるものなら登ってみよと言わんばかりだ。

 

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この階段は1つ1つの石段が大きく高い、そして階段自体が高いし長いので、

まさに壁のように感じる

そしてこの階段の怖さは帰りにこそある。

 

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階段を登りきると、第二の鳥居(一の鳥居)が出迎え、茅の輪くぐりが先に見える。

 

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後ろを振り返ると、これである。

石段としては、100を超えれおらず、85段前後である。(当社比)

ここは愛宕山と呼ばれ、標高は25.7m。天然の山で東京23区で一番の高さを誇る、

江戸時代には、高層ビルなどは無く、向こうには大海原が広がり、遠方には房総半島まで見る事ができたという、当時では最高の景勝地だろう。

 

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時刻はまだ9時前、正確には8:57である、

境内には100人以上はいたと言っても良いだろう。 

 

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 気持ちをととのえていくよ。 

 

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 茅の輪くぐり、青々としている、まさに夏だ!!

 

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参拝客の列は20人を超えている、9時でこれである。

皆、ほおずき縁日で夏を感じたいのだろう・・・。

 

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 拝殿への参拝を終え、横に歩いていくと、境内社が3つある。

 

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太郎坊社。

猿田彦を祀っている。

 

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福寿稲荷社。

 宇迦御魂神を祭神としている。

そして、大黒天社が隣りにある、

大國主命事代主命を祭神としている。

 

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 福寿稲荷社の下には、胡桃にお狐様が群がっている。

 

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 境内は新緑に彩られている。

曇りであってもこの空間はすばらしい。

 

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社務所の横では、ほおずきが売られている、

皆思い思いに選んでいる。

 

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 価格は2,200円である。

さぁ、あなたなら買いますか?

 

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 境内でほおずきを買う、これは粋だね。

※粋の使い方はわからないし、難しいよね、雰囲気だけ伝わればよし!!

 

奥にはお会計の列が20人ほどできている。

 

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御朱印も大盛況である、ほおき縁日の特別版となる。

 

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 赤くなる前のほおが押されている、これも粋だね。

 

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ほおずきも無事買い、これから拝殿内でお祓いをして頂く。

境内でほおずきを買うとお祓いをして頂けるのだ。

拝殿正面のお賽銭の脇から中に入っていくのだ。

中には、階段を馬で駆け上がった男の絵が飾られていた。

 

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太郎坊社と福寿稲荷社の間に道がある、

立入禁止のようなポールがあるのだが、かまわず入っていく。(笑) 

 

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奥行きがある場所に出て、ほおずきが多数置かれている。

 

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ほおずきがいっぱい!!

売るほどある!!!

売り物だ!!!

 

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そして犬!!!

 

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飼い主が気になり、参拝客には全く目もくれない(笑)

そして後で、同じような光景を目にすることになろうとは、

この時のKITは、夢にも思っていなかったのだ。

 

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出口の先には社務所前となっている。

 

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境内には池もあり、鯉が優雅に泳いでいると思いきや・・・。 

 

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ザ・サバイバル!!

 

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茶店近くに行くと、猫が佇んでいた。

この猫、声をかけても、音をたてても、近づいても、全く動じない。

 

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この姿勢を崩さない、見ているのは、なんと壁!!! 

強い意志を感じる猫であった。

 

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将軍梅

この梅が将軍・家光に献上された梅と言われている。

 

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将軍梅の向かいに佇むお地蔵様。

 

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一本たりとて、同じ旗がない。

旗の向こうでは、参拝の列は増えていく一方だ。

 

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池とは反対側には、駐車場があり、多少の空きが見られた。

ということは、ほとんどが電車・バス・歩きで来ているのだろう。

 

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その一角には、勝海舟西郷隆盛のパネルがある、

江戸城無血開城会談の地と書かれている。

 

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隣りには、出世の石段のパネルもある。

さぁ、あなたは、4つのうちどこから顔を出す??

ウマか?!(笑)

平九郎か?

西郷か?

勝か?

 

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駐車場の隣りには、NHK放送博物館に繋がっている。

 

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愛宕神社の公式HPの境内図にもちゃんと載っていた・・・。

 

“放送のふるさと”愛宕山で放送の歴史に関する展示を行う博物館です。

>引用・愛宕神社公式HP

 

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しか~し!!

入ろうとすると、NHK放送博物館の受付嬢に制止される。

植物の持ち込みはダメという、傘立てに置き、自己責任の下、入館してください

と言われる。

愛宕神社とはお隣りの為、ほおずきを持った人がかなり来るのだ、その度に受付嬢がでてきて制止する・・・、看板置けばいいんでは?!

 

写真のように、ここに置いての見学はリスクが高すぎるだろ・・・。

 

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ここは入場料・無料である。

そこそこの見学客が来ていた。

 

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目の前にはNHK放送博物館の駐車場がある。

その向こうが愛宕神社である。

 

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弁財天社。

一の鳥居脇にあり、市杵島姫命を祀っている。

そしてこの近くには、東京23区で一番高い山の証明・三角点がある。

 

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では、男坂を降りて帰ろう。

続々と参拝客が登ってくる、雨が降るとさらに恐怖となるであろう、

しがみ付きながら、降りている人もいた。

 

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隣りにあるのが、女坂である。

 

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実に良い参拝であった!!

唯一の心残りは、招き石の撮影を忘れたことだ、

参拝時、並んでいる横にあり、見ていたのだが、すっかり忘れていた。

 

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駐車場辺りから愛宕神社を撮影。

駐車代が余計だったな・・・。

 

よし、今日からほおづきを育てよう!!!

NHKみんなの趣味の園芸で、ホオズキの育て方を読んだんや!!

 

愛宕神社の参拝は、

原時刻は時刻は9:40、1時間もかからなかった。

 

次は、入谷朝顔市だ、(7月6日~8日)

団十郎朝顔が欲しい!!

 

 

そして、折角ここまで来たので、もう1か所寄っていくことになった、

雨が降るまでという縛りで、近場を選択する。

では、根津神社に行こう!』

 

それでは、一旦締めよう、

愛宕神社ほおずき縁日に行こう! 完