7月8日は天王祭の日である、さぁ、江ノ島へ行こう!!
前日はAMは入谷朝顔市、PMは平塚七夕まつりのダブルヘッダーだった、
晴天の暑さで私のライフゲージは0よ・・・。
それでも、いかなくてはならない、江ノ島天王祭に!!!
時刻は9:18である、一人で江ノ島に来るのは、初めてである。
では、江ノ島大橋を渡ろう!
いつもとは少しだけ違う江ノ島の入口、『八坂神社』ののぼり旗がみえる。
のぼり旗の向こうには、なじみの貝作がある。
いつもとかわらない江ノ島であるが、カメラを持っている人が多いように感じる。
青銅の鳥居を抜けて仲見世(商店街)を登っていく。
江島神社、朱の鳥居。
いつもの江ノ島散策は、この道から帰ってくるのだが、本日は歩かない、
はじめてかも・・・・。
エスカーが見える、江ノ島に来ると100%エスカーに乗るのだが、
本日は乗らない、
私のエスカーの乗車率・100%以下となってしまった・・・
まぁどうでもいいか・・・・。
祭りだ!!
これも小動神社までいくのかな・・・。
上がって来た道を振り返る、続々と人があがってきている。
弁財天がおります、ここ来るのも初めてかも。
もうすでに音が聞こえてくる、これは雅楽か?!
『神事だ、神事のにおいがするぜ』
瑞心門から下を見る、はるか向こうに海が見えた、
『いやいや、こんなことしている場合じゃねええ!!』
階段を駆け上がっていく。
今までエスカーを使っていたので、これを見るのも初めてだ。
ここの階段を登れば神社へでる!!
階段を上がって、この場面にご対面である。
『真正面だよ!!』
いきなり、ラスボスの間に来てしまった感じだ。
時刻は9:30、発輿祭が始まる時間であった。
『私は間に合ったのだ!!!』
五色の旗が背後でなびく。
発輿祭は30分ほどで終わる。
今の時刻は10:00である。
発輿祭が終わると、一斉に動き出す。
担ぎ手達が神輿の周りを囲むように立つ。
錫杖と太鼓・笛の音が響く、
神輿の周りをお囃子が3回ほど歩く。
10:08、神輿が動く。
ちなみに、正面の神社は辺津宮(江島神社)であるが、この例大祭ではありません、
八坂神社のお祭りです。
江ノ島神社前を出発する。
場所が広いからここで執り行われているという。
これより神輿一行は海に向かい降りていく。
先導する女性がマイクを使い威勢の良い掛け声を出す。
「どっこい、どっこい」
時には、「元気がないぞ!!!」と激励を飛ばす。
周りこみ、前から撮る。
人が多く、かき分けながら歩く。
巫女様御一行は、かなり先を行く。
辺津宮の鳥居を出る、
今気づいたのだが、八坂神社を参拝するのを忘れてしまった。
神輿は階段を降りる時には注意が必要だ、
一気に速度が落ちるので、少し待つこともある。
この階段も長い、難所が続く・・・。
先頭は、すでに朱の鳥居近くまで降りていた。
巫女さんも気になっている、ここが最大の難所だ。
かなりの長さと急こう配。
エスカー脇を降りていく、向こうには瑞心門が見える。
これから仲見世エリアを通っていく。
ここからは両側に店が並び、人がさらに密集する。
一般観光客とすれ違いもあり、ラッシュアワー状態だ。
まさに人波、このまま下までいくことになる。
10:36、江ノ島の入口・青銅の鳥居まで降りて来た。
貝作と江の島天然温泉前で一旦止まり、宮司による祝辞奏上、
そして神輿は海仕様にお色直しをする。
これから海中渡御の準備に入る。
丸太が2本用意される。
『あぶない、あぶない』
神輿の飾り綱をとり、別の綱に付け替える。
見ていておもしろい、少し手直しもあったが手際がよい。
先ほどの丸太を神輿の担ぎ棒の下に入れ、縄で取り付ける、
これは、担ぎ手を多くする為であり、海中で浮力を利用するためだ。
神輿の胴にさらしが巻かれ、白褌の男達もどこからともなく集まってくる。
かつては江ノ島の漁師が中心であったとの事だが、今では各地から担ぎ手を集めないと
人出が足りないとの事だ。
11:10、海中渡御が始まる。
江ノ島地区のみならず、いろんな所から神輿の担ぎ手が来ている。
道路を横断していく、一緒に渡ってしまおう。
片瀬海岸東浜に向かう。
ここは肌色率90%!!
貝作の食事客も神輿を見ている。
特設スロープから東浜に降りていく。
ここでボトルネックが起きている。
かき分けて、スロープ下まで行ってみる。
まずは浅瀬でならしているのか・・・。
海の奥へ進んでいく、距離がだんだんと遠くなっていく。
本日は波が高い、ここまで来ている。
ここまで来たら、ためらう必要はない!!
波が引いた時に、行くぞ!!!
思いっきり靴は水没・・・、靴下はぐちょぐちょになる、
ここまで濡れれば、逆に割り切ることができる!
神官が船上でお祓いをして、清めの水を掛けられる。
この辺りが足がつく限界だろうか。
これと同時刻、腰越では小動神社(こゆるぎ)の神輿も海に入っている。
これを同時に見る事はできない、2年がかりとなってしまう。
その後、2つの神輿は龍口寺で合流する。
言い伝えによると、
昔昔、小動神社に祀られていた2体のご神体の男神が海に流されてしまう、
流された男神のご神体は、江ノ島の漁師に拾われ、八坂神社に祀られることになる。
そして男神を小動神社の女神に会わせる為に海を渡るという。
お話しとしては、七夕に少し似ている。
気づけば、多くのギャラリーが!!
カメラマンは皆わかっていて、海仕様で来ている。
10分ぐらいか、海中渡御が終わる。
11:25、海から上がってくる。
江ノ島大橋が向こうが見える。
特設スロープを使い、公園に上がっていく、
この時すこしだけ、バランスを崩し、一瞬ヒヤッとする。
では神輿を追いかけよう、
動きがわからないので、終始神輿を追いかけることになる。
これからヨットハーバーの方面に向かう、神輿は道路を行く。
カメラマンが道路に出て、祭り関係者に激怒されていた。
皆さん、注意してください、無茶してはいけません、反対車線の車は来ます。
放水され、海水を流す。
気持ちよさそうだが、これ以上水に濡れるわけにはいかないのだ。
水を掛けられるのは来週だけでいい!!
午前の部はこれで終わる、最後の歩みだ。
皆一応ゾロゾロとついていく。
江の天王祭のポスターが貼ってある。
7月7日・7月8日の開催。
11:45、ここで一旦解散となる、
この道を進めば、神社の側面に出るはずだ、しかしこれ以上は進めない為、元来た道を戻る。
公園では、記念撮影、水浴びなど、それぞれに楽しんでいる・・・。
仲見世で土産のまんじゅうを買い、横浜に戻る。
私は予定があり、私の江ノ島天王祭はこれで終わりとするが、
実際の天王祭は、まだまだ序の口であり、これから18時まで続く・・・。
12:30 東浦祭典
13:00 発輿
14:00 龍口寺前に到着
※小動神社の神輿と合流、ともに小動神社に向かう、江ノ電線上を進むので、
江ノ電と神輿のツーショットが撮れるはずなのだが、今年は江ノ電が運転を
一時止め、それぞれに折り返し運転となる。
安全上の問題でそのように変わったのだろう。
15:00 小動神社着御祭
16:00 小動神社発輿
18:00 還御祭
戻るのがもったいないほどの晴天となった、仕方がない。
しかし今日も暑い、祭りも熱かった。
日本の夏祭りは、これからまだまだ続くし、長いのだ・・・・。
この橋を渡れば、片瀬江ノ島駅だ、
早く涼をとりたい・・・。
時刻は12:10、これから続々と観光客が来る、
偶然に天王祭と会うことになるが、ラッキーと思うか、そう思わないか・・・。
最初の辺津宮では、あるグループの観光客が神事(天王祭)を執り行っており、参拝ができないと嘆いていたが、人の価値基準は全く違うからね、
同じでも困るけどね、そんなんじゃ、祭りが混んで仕方がない!
ホームにはすでに電車が停まっている、座れるし涼しい。
それだけでラッキーと思う、最近の暑さは異常だ。
来週からも、忙しくなる、
体調に気を付けながら、計画の夏祭りを制覇するぞ!!
『オォォォッ!!!』
江ノ島天王祭に行こう! 完