以前より池上本門寺には行ってみたいと思っていたが、そのきっかけが欲しかった。
今回はそのきっかけができたのだ。
7月14日、
大森町に行く用事があり、その前に同じ大田区の池上本門寺に行くことにした。
もう1つのきっかけとしては、
今の期間、『500個の風鈴の音を聴く』という催しが行われている、
今年で第14回目となり、開催期間は7月1日~7月21日である。
池上駅から、暑い中、川沿いを歩いていく。
この正面には池上本門寺がある。
達筆すぎる文字が刻まれている、御首題。
川を渡ると両脇に寺院があり、少しだけのぞきながら池上本門寺に向かう。
本日も暑く、あまり長時間歩くのはおススメできない。
早く、涼を求めよう。
総門は修理工事中である。
明治時代の門前と総門の光景、先ほどの石柱が写っている。
階段が見えるが、その前に寄り道をする。
理鏡院前には日輪上人草庵跡の石碑がある。
少し入ってみる、芝が美しく整えられている。
『池上本門寺の石段』
石段は96段あり、それは法華経・宝塔品の偈文九十六文字に由来する。
この石段坂は、『比経難持坂』と呼ばれている、
この石段は加藤清正から寄進されたものだ。
階段を上がると、早速風鈴が見える、
今日は、あまり風がないため、風鈴の音は控え目だ、しかし耳をすませば、その音色は聴こえてくる。
南部鉄器風鈴が500個つけられている。
南部鉄器は、共鳴しやすく、澄んだ音色が特徴である。
想像していたより、500個は少ないと・・・と感じた。
500円は1コインで、安いと感じてしまうことと感覚は同じか・・(おいおい)
それでも、風鈴の音は良い、
しかし私の周りには風鈴を好きな人はあまりいないという・・・。
来週から川崎大師で風鈴市が始まる。
行こか、どうか・・悩み中・・。
音が控え目な風鈴を探すかな・・・・、あるのか?!
風鈴の音を録音している人がいる、
暑い日に、時折吹く穏やかな風に、風鈴が振れ、音を奏でる、
これがいいんだよね~。
派手さはないが、落ち着いており、良い風鈴だ。
風鈴のエリアを抜けると仁王門がある。
仁王像、
仁王門はコンクリート造りである。
なんでもアントニオ猪木を参考に造られたものというが・・・。
仁王門に風鈴の音を聴くの看板が掛けられている。
本堂へ続く道、ただただ広大。
龍の口から出る水が涼し気である。
広いため、人が少なく見えるが、絶えず参拝客がきている。
大堂から仁王門をみる、
ここは直射日光が当たらず、一時の涼をとることができる。
大堂の裏には、駐車場があり、数台分はまだ空いている。
こちらからは売店と休憩所がみえる。
大堂を一周する、経蔵と霊宝殿が見える。
大堂に不思議なものが見える。
なんだろう?
最後までよくわからなかった、
帰ってからネットで調べても不明で終わった。
経堂。
霊宝殿、拝観日は毎週日曜日(原則)と書かれている。
身延山・枝垂れ桜がある。
身延山は総本山だ。
改めて大堂を見るが、デカい!
こちらは鐘楼堂、こちらにもあるものが・・・。
また不思議な顔(お面?)がみえる。
日朝堂、ここも参拝しよう。
仁王門前には外国人観光客が座って時間をつぶしている?!
昭和のヒーロー・プロレスラー力道山である。
古すぎて力道山の試合をしっかり見た事がないのだが、名前だけは知っている。
関東にある4基現存する(幕末以前の)五重塔の中で、最も古い塔である。
長栄堂に参拝する、ここにも風鈴が下がっている。
入口近くには、日蓮聖人像がある。
風鈴の音を楽しみながら、階段を降りていく。
隣りにはゆるやかな階段がある、必要に応じてゆっくりと。
総門を出て真っ直ぐ進むと、だいたい池上駅に着く・・・・、そんな感じだ。
池田屋、おいしそうなお店だ。
六郷用水物語、なかなかのネーミングセンス。
気にはなるが、あまり時間がないので、先に急ごう。
本門寺通りを出るともう少しで駅だ。
これを渡れば駅へ着く、『ようこそ 池上』と書かれている。
では、 蒲田駅に戻ろう。
これからが本日のメインイベントだ!(まるでプロレスの実況だな・・・・・・)
緊張するぜ!!
池上本門寺で風鈴の音を聴こう! 完