KITの気ままな旅日記

旅行の記録を公開していきます ≪過去・現在・未来≫

西馬音内盆踊りに行こう!2日目【湯沢・雄勝散策編】(2018年08月18日)

秋田・西馬音内盆踊り・2日目に突入する。

 

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本日の寝覚めは悪く、6時に起床した。

いつもは、4時頃には目が覚めていることが多いのだが、疲れているのだろうか。

外を見ると、雲が多いが晴天である、本日もいけそうだ。 

 

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 テレビを見ると、西馬音内盆踊りが紹介されていた。

 

 

まずは、昨日借りた車をトヨタレンタカー湯沢店に返却に行く日なのだが、

その前に有効活用することにする。(簡単にいうと2時間延長だ)

 

西馬音内盆踊りは、19:30開始となるので、日中は時間が空くのだ、

正確に言うと、有料観覧席の販売開始時間は15:00であり、

さらに良い場所を確保しようとすると、かなり前から並ぶ必要があるのだ。

実はそんなに時間はないのである・・・・。

 

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9時、西馬音内の町に到着。

こんな早い時間の為、観光客はほぼいない・・・

開店準備をしている人がひらほらといった感じだ。

祭りの後の静けさ、いや、

祭りと前の静けさか・・・、どっちでもいいや。

 

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盆踊り会館前に到着。

9時から開くのだが、係員(店員)の気配しかしない。

「おはようございます」と入っていく。

 

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早朝、西馬音内に来た目的は1つである。

西馬音内盆踊り会館に行き、当日観覧席をゲットするために、携帯イスを置くことだ。

※列に並ぶことである。

もうすでに、5・6人ほど、イスなどが置かれている。

恐らくは、9時開館前から待っていたのだろう、感服だ。

まあ、席にそれほどのこだわりはないので、問題なく、そこそこの席はとれるはずだ。

 

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特設櫓隣りのこの有料席、ここにしようかと迷っていた・・・。

どう見えるのだろうか・・・・教えて下さい、知っている人! 

 

では、残り少ないレンタカードライブを楽しのもう。

ここから近くに三輪神社というがある、行ってみよう。

 

 

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郷社 三輪神社。

なかなかの鳥居、境内が開放的だ。

 

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横を見ると木に巻かれている。

 

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この神社の歴史は古く、717年から724年の間に大和の大神神社を勧請したといわれる。

国指定重要有形文化財となっている。

その建築技法から室町後期のものとされている。

【 八幡神社 三輪神社 須賀神社 】 

 

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社殿が三つならぶ。

健康ヨーグルト3連が食べたくなっていたぞ。

(もしくは、グリコプッチンプリン3連でもいい)

 

国指定といわれているが、『こんなところに・・』といったかんじだろうか、

ここは、秋田県雄勝郡羽後町である。

 

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派手さは全くないが、よい雰囲気だ。

 そして風鈴の音色が涼し気でいい。

 

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鐘楼がある。

こちらも笹と短冊がほんの少しだけ、風にそよぎ涼しげだ。

 

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西馬音内から歩いていける距離だが、暑い、荷物が重いと大変かも、

バスであれば、羽後交通バス、西馬音内線に乗ることになる、

しかし本数が少ないので、注意が必要だ、降車バス停は、三輪神社前である。

今回は、駐車場が見つからず、裏の道に停めさせて頂く。

 

とても静かで、社殿背後には田園風景が広がり、とても気持ちの良い参拝・散策ができた。

  

次に少し距離はあるが、道の駅・おがちに車を走らす。

なんでも小野小町の誕生の地というが、諸説あるし、古すぎて、わかるはずもない。

とは言え、小野小町と聞き、吸い寄せられるように行ったのでした・・・。

結果としては、想像通りであったのだが・・。 

 

 

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10時30分頃、道の駅・おがちに到着。

形が、特徴的である。

 

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左から、芍薬祭り・小町まつり、七夕絵どうろう祭り、西馬音内盆踊り。

 

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『小町娘と芍薬のモニュメント・・・・。

 

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小町の郷公園。

湯沢市小野地区に受け継がれている小野小町の伝承をテーマした公園である。

小町の伝承をイメージした遺跡などが再現されている。

 

小町まつりは、6月の第2日曜日に行われ、七人の小町娘により和歌が奉納される。

 

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奪衣婆とこの地で見る事になるとは・・。

背後に丘は、『二ッ森』と呼ばれている。

 

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小野小町遺跡『二ッ森』

この周辺には、かつて多くの小島があったため、八十島と呼ばれていたが、

今ではこの2つしか残っていない。

ここは小野小町深草少将の墳墓と言われている。

 

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湯沢ジオパーク

二ッ森の説明がされている。

 

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ここにも二ッ森の説明板がある。

 

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お狐様がいた。

 

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ここが二ッ森。

 

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正面の無機質な建物は、小町舞台という。

 

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取ってつけたような、赤色の新し目の建造物がみえる。
これは観光施設というものではなく、公園と見るべきだろう、

たしかに名前も公園となっている。

芝生が青々としており、管理されており、綺麗なことに間違いは無い。

 

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どでかい看板を発見。

道路から見えるように建てられている。

 

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  『小野小町 生誕の地』湯沢市 と書かれている。

  

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人形道祖神を発見。

関東では全くなじみがないが、秋田地方では藁で作った巨大な道祖神がある。

「鹿島様」と呼ばれる。

 

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 小町堂という看板が見える。

小町堂を見にここまで来たのに、忘れてしまった。

先ほどの小町舞台を『それ』と認識違いしてしまったのだろうか・・・。

暑さで思考が停まってしまったのか・・・・。(がっくし)

 

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『小町泉』

小野小町の伝承をイメージした泉である、小町は疱瘡を治す為に、磯前神社の泉で顔を洗い、1日でも早く治るように祈った場所と言われている。

 

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『磯前神社』

をイメージした建造物である。

この磯前神社であるが、ここから車で6分ほどの場所にあるという。

しかし正確な場所が分からず、断念した。

「磯前神社・湯沢」で検索しても、大洗の神社がでる始末・・・また細かい住所がわからず、ナビに設定することができなかった。

 

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池がある、なかなかきれいな公園だ。 

 

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銅像を見つける、

この流れであると、手前が清少納言ではなく、小野小町

奥の木で隠れているのが、深草少将だろう。

 

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小野小町

約1,200年前、出羽国で生まれる、13歳の時に京にのぼり宮仕えをする、

36歳のころには故郷に戻り、92歳の生涯を終えた。

六歌仙三十六歌仙、世界三大美人の名をもっている。

 

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深草少将』

小野小町に思いを寄せる深草少将であるが、それは悲恋に終わる。

 

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きれいなところだな~。

 

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川も流れているし~。

 

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『桐木田の井戸』

小野小町が産湯につかった井戸をイメージしている。

 

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『姥子石』(ばっこいし)

小町の母・大町子(おおまちこ)の墓地・墓石といわれている。

 

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これで公園を一周したかたちとなる、

このときには小町堂のことは全く頭には無い!!

 

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道の駅の隣りには芍薬がある。

 

では、簡単な散策を終えたので、湯沢に戻ろう。

 

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車を走らせている途中、橋の上から奥羽本線の単線が見えた、

とても良い雰囲気だったので、近くでみたくなり、右折できる場所を探して、

曲がることにした。

 

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右折して、少し走らせると、

目の前には、踏切があり、丁度 カンカンと鳴り出した、

本数が少ないのに、奥羽線に巡り合うとは!

 

磯前神社は、 

桑崎の交差点を曲り、踏切の直前である。

 

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 そして列車を見て、元の道に戻るべく、Uターンしたところ、

良さげな雰囲気の神社が目に入る、

まさにあの磯前神社であった。

 

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『磯前神社・小町泉』(いそざきじんじゃ・こまちいずみ)

磯前神社と検索すれば、大洗の磯前神社が、上位に出るほど!!

諦めた後、偶然にその神社を見つけた喜びは、プチ上機嫌である。 

冷静に考えると、大したことではないんだけとね。

 

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ここの神社もとても開放的である。

 

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伝承では、小野小町は、磯前神社隣りの薬師堂に通ったという、

ここには泉があり、深草少将に会う日までに、疱瘡を治す為に通った場所だ。

 

一方、深草少将は、小町に求愛するために、百日通いをする中、橋ごと流され、帰らぬ人となった。

小野小町深草少将に出した条件が、百日通いである。)

 

(疱瘡を治し為の期間かもしれないが・・・)

小野小町の心境はいかばかりか・・・。

 

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泉ではなく、沼・・・・を発見。

これではない!!

 

この磯前神社の参拝で、小野小町のプチ旅を終え、湯沢の町に帰る。

 

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程なくして、湯沢の町に到着、ガソリンを満タンにして、返却する。

時刻は、11時40分、昼ごはんの時間であるが、どうしよう。

 

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 11:50、湯沢駅に到着、周辺を散策してみよう。

 

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駅前には、『七夕絵どうろうまつり』の展示がある。 

 

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青空に映える。

 

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湯沢駅構内にも、展示がある。

 

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出入口にもある、外は灼熱の夏だ。

駅にいても仕方がないので、オープンザドア!!

 

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湯沢駅前周辺では、場末のスナック風がある小路を発見、恐る恐る入ってみると・・。

 

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神社があった。周りには建物で囲まれている。

KITは湯沢駅前で神社を発見した!!

 

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商店街の一角にある『犬っこ像』

KITは、犬っこ像を発見した!!

 

駅の近くにはコンビニがなく、周辺を歩くが、ガストとホットモットを発見しただけだ、小さいサ店はあるのだが、賭けになるのでやめておこう。

 

KITはお店を発見することができなかった・・・。

 

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結果として、スーパー(グルメステーション)で買い、ホテルの部屋で食べることにした、ホテルには、13時に入れるようにお願いをしており、あと1時間ほどだ。

 

キャンドゥや田舎風の洋服店で時間を潰して、

1階のスーパーで、納豆巻き、おにぎりを購入。

100円ショップもあるので、必要があれば・・・実に心強い。

 

ホテルの部屋にもどるが、1時間をしないうちに出発の時間になる。

西馬音内線のバスの出発時刻は、14時だからだ。

湯沢駅の目の前がバス停となっており、その他の路線も同じバス停であり、迷うことはない。

 

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おかしい、14時6分になるが、バスは来ない、

これが秋田クオリティなのか、と考えながら待っていると、ようやくバスが見えた。

 

それなりに客を乗せてバスは最短ルートを取らず、寄り道をしながら進んでいく、

これは1つの楽しみではあるが、時間が遅れているため、あまり楽しめない・・・。

 

降車バス停は、橋場である、

昨日、歩いた道に近いのだが、バス停はすこし曲がった先にある。

 

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そこから、早歩きで盆踊り会館に向かい、14時35分、発売開始の25分前に到着した。

列は、通路までのびており、昨日より多い、土曜と金曜の差だろうか? 

ここは待ったとしても、空調が効いており、本やスマフォなどが有れば楽勝ではある。

 

15時になると、販売の係の人から恒例の説明がある、

昨日と同様、後藤さんが紹介される、後藤さんとは!? 

 

◆説明しよう、後藤さんとは・・・・・

20年間連続、一番のりしている伝説の御仁らしい、平成最期の西馬音内盆踊り最終日もトップで錦を飾った!

拍手が巻き起こる。

 

そして、本日は、桟敷席が少ないらしい、団体客に売れてしまったらしい、

皆に衝撃が走る!!

 

そして、結局は、

パイプ椅子の端を確保した、昨日とあまり変わらん気がするが、よしとしよう。

 

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さて、問題は時間の潰し方だ、

19時30分開始まで、約4時間だ。

 

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昨日行っていない、コミュニティセンターに行ってみる。

玄関で一人で歌っているオヤジがいるのだが、なんだろう、一人リサイタルだな。

横を申し訳なさそうに通り抜け、中に入ると、クーラーが効いており、

ゴキゲンな状態であった!

 

ベンチが50人分ほどあり、テレビ付きだ!!

テレビには、西馬音内盆踊りが流れている、ここである程度時間を潰すことにした。

 

そして、途中から高校野球にチャンネルが変わる

秋田県代表・金足農業の試合である、当然だ!

最初は、5人ほどで観戦。

隣りの会場では、西馬音内盆踊りの交流会が行われており、太鼓の音が聞こえる、

しかし、今は金足農業を応援しよう。

 

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16時少し過ぎ、交流会が終わり、高校野球の観覧者が一気に増える、

掛け声や拍手、ため息が頻繁に起こるようになる。

わたしは、ブログをかきながら、応援している(笑) 

 

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ここで、9回の攻撃に入る、

1点差で負けている、さて逆転できるか?

 

西馬音内盆踊りに行こう!2日目【湯沢・雄勝散策編】 完