おわら風の盆は、毎年9月1日~3日の3日間行われる、
今日は9月3日、おわら風の盆、最終日である。
おわら風の盆の踊りは、昼の部と夜の部に分かれる。
昼の部は、15:00~17:00、
夜の部は、19:00~23:00となっている。
1日、2日は、昼・夜ともに踊りが行われ、
3日は、昼の踊りは行われず、夜の部のみの開催となる。
本日のおわらは、19時からとなる。
場所取りを考えても、富山駅は15時過ぎに出れば良いだろう。
富山地鉄ホテルの食堂で朝食をとる。
ここのバイキングはうまい!
席の隣りはガラス張りとなっており、何が見えるのか?
富山地方鉄道のホームの一端が見える!
時折、列車が到着して、大勢の人が降りていく、かなり以外な光景であった。
富山駅、雲が多いが青空が見える、本日も良い旅になるだろう。
NHKを見ていると、おわら風の盆が紹介されている、
本日は雨の心配はないとのこと、良いおわらが見れそうだ。
しかし、おわらまでは時間がかなりある、
恒例のプチプランと行こう。
一年目は、岩瀬浜に行き、
二年目は、高岡・万葉線の旅に出た、
三年目は、黒部・生地の旅だ。
※いくじ と読む。
初めての利用となる、富山地方鉄道!!
先ほど、レストランから見た場所だ、上が吹き抜けとなっている。
とっても味のある駅舎、これが電鉄富山駅である。
こちらも昭和を思っいきり感じさせる電車の看板だ、
なんて名称なんだっけ? 電車の前につけるやつ。
列車は2番ホームに到着する、その向こうには特急列車が停車していた。
車両としてはこれに乗りたかったのだが、立山に行っても中途半端となるので、今回は諦めることにした。
なんか近鉄特急みたいやね・・・。
2階建て車両が指定席で、それ以外は普通席と思われる。
この絵はなんの行列??
8:36発の電鉄黒部駅行に乗車!!
どこの車両が知らないが、ものすごーくノスタルジックだ!!
払い下げられた列車だよね。
昔の列車って、黄色が多いの???
富山を出発する、1時間以上の列車旅となる、
ゆっくりと車窓の景色を楽しもう。
車内の席は、2人席となっており、進行方向に対して背もたれを変えるやつだ。
(言い方がかなり適当、これは関東にあまりなく、中京・関西に多いやつだ)
雲が多く、山容もはっきりしていないが、気持ちのいい光景だ。
ここは分岐駅だろう、
立山方面は向こうだと思われる(かなり適当)
今日の旅は、細かいことは気にしない気楽な旅なのだ。
上市駅で方向転換を行う、
背持たせを動かし、座る向きを変える。
車窓から『日本海みそ』の看板が見える、力強そうな味噌だ!!!
車内はガラガラである、平日だからか、いつもそうなのかはわからない。
先ほど来た線路とはお別れだ。
あいの風とやま鉄道との並走区間がある、
もちろんあちらが早い、
地鉄は抜かれていく・・・、
この旅は時間の速さではなく、時間を楽しむ為の旅である。
滑川駅、昔のJR線の駅だろう、なつかしさを感じるような駅だ。
昔、富山・金沢に行く場合、新幹線で越後湯沢に行き、特急はくたかで行ったという、
そんな旅もいいだろうな~。
しばらくすると日本海が見えてくる。
どこの観覧車だろうか・・突然、日本海側に現れびっくり。
ここで交差している、もう少しで終点となる。
あいの風とやま鉄道の線路だろう。
9:41、電鉄黒部駅に到着。
とっても穏やかな感じの駅である。
線路は先にまだまだ続く・・・・。
この先には宇奈月温泉があるのだ。
1時間の列車旅をありがとう!!
一応、駅員はいます。
タクシーが一台停まっている。
ここからは地鉄バスを使い移動する。
バス停は、駅舎に向かって左側に見える場所だ。
電鉄黒部駅前バス停。
複数の路線があるが、バス停は1つらしい。
③生地循環線に乗る、9:52発という丁度良いバスがある。
これに乗る。
バス停の背後には駅が見え、先ほどの列車が停まっていた。
雨露は防げるだろう、これもノスタルジックなステーションだ。
他の駅も気になってきたぞ。
そして別の車両が入線してきた、これもどこかの車両なのだろうか・・。
ちなみのこれから乗るバスは、写真の写っているようなマイクロバスであった。
降車バス停は生地大町バス停、10:04頃に到着する。
これはコミュニティバスではない。
電鉄黒部駅⇒生地大町バス停
バス停を降り、潮の香がする方に向かう。
『うみー!!!!』と心で叫ぶ。
『日本海!!!!』と心の中で叫ぶ。
清々しい青だ、気持ちいいぞ!!
この空間にはおばあさんしかいない・・・。
富山湾が一番美しく見える街 生地 と書かれている。
この先には富山市街、目を凝らすと、ビルが見えるような・・・。
こちらが能登半島方面だ。
能登に行きたい、朝市、キリコ、あえのこと・・・。
なんだか・・ゆっくりしていきたい、そんな穏やかな時間が流れる・・・・、
でも暑い!!!
おばあさんが海で何をしているのか、気にはなったが、行こう・・・。
海の街といった感じ、良くはわからないがそんな雰囲気でとても良い。
とりあえず、帰りのバス停の場所と時刻の確認をする。
ここは清水で有名な場所だ、街の至るところで湧き出しているのだ。
だから、流れる川もキレイだ。
こういう水に棲める魚は幸運だ、横浜の汚い川でも魚は泳いでいるが・・・・。
こちらも穏やかに鯉が泳いでいる。
名水の里 黒部と書かれている。
黒部峡谷奥の鷲羽岳を源流として、黒部川の地下深くを伏流水となって生地地区で
湧き出ている、これらの湧き水は黒部峡谷からの旅人でもある。
清水の里・生地(しょうずのさと いくじ)
生地は古くから漁村として栄え、北前船・日本海貿易の拠点であった。
生地には多くの湧き水が自噴しており、共同の洗い場として管理されている、個人宅もいれれば600箇所以上の利用があるという。
(清水庵の清水)
とやまの名水 清水庵の清水
ん?! 何かあるぞ。
清水庵の清水の音声ガイドもある。
清水庵の清水。
こちらの共同洗い場は現役だ。
背戸川という名だ。
水郷のように穏やかな川だ。
生地中橋が見える、あとであれを渡る。
人の気配はない、
平日の地方であれば、いないわな・・・・。
そして妖しい入口(笑)が見える。
海底地下道 。
生地浜海岸⇒行った!
生地中橋⇒これから行く!
清水庵の清水⇒見た!
海底地下道⇒これから行く!!!!!
その前に、これは黒部漁港の基地だろうか。
内陸型の漁港?!
では、海の下を歩こうではないか!!
さぁ、海の下を歩こう!!
なんか湿っている・・・。
最深部はさらに湿っている。
謎の壁画が描かれている・・・。
非常時ボタンとは、どういう時に押すのだろうか。
サメに乗った少年?!
海中散歩、
その下がアラビア風の建物だが・・・。
1分ほどで海中散歩は終わる。
しかし、地下道と橋はどっちの経費が低くすむのだろうか・・・・。
でも海中散歩のほうが夢はある!!!
これが地下道にした理由だろう!!(超適当・・・)
橋が見えてきた。
海底地下道⇒生地中橋。
生地中橋まで来た。
踏切も標準装備である。
この橋が回旋することにより、船を通行させるのだ。
写真のように橋が動くのだ(少し小さいか・・・)
踏切が鳴ったら、かなりの時間を止められそうだ。
四十物町バス停。
この道は名水街道と呼ばれている。
道路から灯台が見えたので、海へ。
灯台発見!!!
なんかいい!!!(雑だ・・)
生地中橋⇒絹の清水。
【絹の清水】
※しょうず だよ。
では見学してみよう。
とやまの名水 絹しょうず
かつてこの場所には豆腐屋があり、絹のような豆腐を生み出した。
だから、この名が付けられたという。
湧き水が滔々を流れている。
水の流れってなんかいい!!!(これも雑だな~)
こういう水のある町って、あこがれる。
次のバス停まで歩いてきた、生地口バス停だ。
さらに先へ!!
絹の清水⇒殿様清水。
殿様清水を発見。
扉を開けて入ってみる。
『おじゃましま~す。』 個室だ・・・。
水の音が心地よい。
時計は10:40を指している。
不思議だ・・・ただ水が流れているだけなのに・・・・。
『いい!!』と思ってしまう。
弘法の清水を発見。
殿様清水⇒弘法の清水(神明町東)
※グーグルでは回り道をしているが、実際には街道を直進して目の前だ。
家と家の間を通る。
その先にある弘法の清水。
少し変わった形をしている・・・。
しっかりと冷やされている、夏季の正しい使い方だ。
もう少し先に行ってみよう。
弘法の清水。
ん? さっきもなかったけ???
弘法の清水⇒弘法の清水へ。
※こちらも街道を直進すれば、直ぐに着く。
よくある逸話である。
こちらは工事しており、さらに狭い道となる。
弘法の清水。
こじんまりとしている。
こちらも飲み物が冷やされている、
よく田舎でみる市販のペットボトルの中に自家製の何かをいれているやつだ!!
神田の清水。
弘法の清水⇒神田の清水。(しんでんと読みます)
ここは結構新しい造りに見える。
こうみると今でも現役なんだな~。
陽に当たり、水がきれいだ。
湧き水が次から次へと・・・・。
こういうのは見ていて楽しいものだ。
神社に参拝、さらに進む。
※神明社
田村邸とあるが、なんだろう。
あまり深く考えるのはやめよう(おいおい)
これ以上進むとバスに乗り遅れるので、引き返そう。
左が今来た道である。
ここに最も大きなマップがある。
半分も回れていないが、生地の良さはわかった。
しかし、これを見に全国からどれだけの人が来るのだろうか・・・。
私はもちろん、行くのだが・・。(そもそも、今いるし)
なんか、いい町、ここは黒部、生地の街~♪
バスは生地口バス停から乗ることにした。
10:55発に乗って、電鉄黒部駅に向かう。
あいの風とやま鉄道の黒部駅にも行ける。
お好みでどうぞ。
帰りは通常のバス(マイクロバスではない)
電鉄黒部駅に到着。
これが駅前だ、何もない・・・。
ビジネスホテル ヒカリ・・・。
帰りは、11:20発の電鉄富山行に乗車。
帰りもこいつか・・・。
では、1時間の地方鉄道の旅へ。
なんか、なつかしさを感じる光景だ。
富山駅に到着する。
12:24、電鉄富山駅に到着。
富山駅。
晴天である。
乗車整理券配布場所に来た。
まだ、時間があるので、もう1か所行ってみよう!!
生地の町、万人にはおススメはできないが、
私としては、とっても楽しい散策であった。
ガイドブックに載っているような有名観光地に飽きた、
大勢の人がいるのは疲れる・・・、
海ときれいな湧き水を見ながら、田舎の町を散策したい、のんびりとした時間を過ごしたい
と思う人がいれば、富山観光の1つに組み込むことはおすすめできる。
『時間の流れって、同じではない、ゆっくりした時間の中で心を洗おう』
そんな生地の散策であった。(なんだよ、それは!?)
おわら風の盆 小旅行 ≪黒部・生地の町を散策しよう!≫ 完