いつからだろうか?
遠野まつりに行こうと思ったのは・・・。
8月のまつり月間は、
盛岡さんさ踊り、西馬音内盆踊りと東北に遠征した、
9月初めには、おわら風の盆を見に北陸・富山に遠征となった。
もう、今年のまつり予算の底は見えてきている、これは、ヤヴァイ!
しかし、私は日本人だ、先人たちの知恵を使おう!
そう、問題は先送りだ!!
ということで、遠野に行くことにしたのだが、
横浜(関東)からとても行きづらいのだ。
課題① 釜石線の本数が少ない
だから、新幹線の接続もあまり良くないし、
始発で行っても、開会セレモニーに間に合わない。
課題② 遠野は宿泊施設が少ない
ビジネスホテルはなく、通常のホテルも3件ぐらいだろうか。
※ホテルと名がつくもの。
日帰りは、困難な為、宿泊前提のプランである。
①の移動手段について、
当日の移動は諦め、前泊にした。
当初は、北上駅か花巻駅のビジネルホテルでの前泊を予定していた。
※残念ながら、新花巻駅のホテルは、ヒットしなかった。
でも結局は、盛岡のホテルに決めた、
一気にはやぶさで盛岡に行くことができる、
疲れているので、早くホテルに着き、身体を休めたい、あと知っている場所とひらけた土地なので、夕食やコンビニなどのお店に困らない。
あと、もう一つ、釜石線の始発駅なのだ。
②の宿泊について、
遠野のホテルは、予想通り満室であった、
狙いは、アエリア遠野であったが、ダメだった・・・。
すこし距離は離れるが仕方がない、花巻か釜石で検討。
花巻も沿岸の釜石も遠野からは、それほど距離は変わらない。
最初は、花巻のホテルを予約した。
しかし、遠野の宿泊をまだ諦めていないKIT、
毎日、じゃらんネットをみて、ようやく釣り上げた!
最初は、ダブルの部屋だけであったが、
数日後にはシングルの空きが生まれた!
速攻でゲット!!
※これで無駄な行動をしなくて済む。
前泊と遠野のホテル予約により、
遠野まつり1日目を最初から最後まで観れることになった。
※釜石行きの終電であれば、まつりを最後までみることができる。
ちなみに花巻方面の終電は20時26分である。
あとは、出発日を待つだけとなった。
ちなみに、わたしが把握しているホテルの名がつくのは、
アエリア遠野、ホテル鍋城、ホテルきくゆうである。
旅館と民宿はそれなりにあったが、最初から除外とした、
今回は、アエリア遠野のみターゲットとした。
前置きはこれぐらいにして、遠野まつりに行こう! を始めよう!
今回もなんちゃって出張旅行だ。
東京駅のコインロッカーにて、旅行カバンを取り出し東北新幹線ホームへ。
どこからみても、出張である。
18:20、東京発はやぶさ35号だ。
東京の夜景とも、しばしのお別れである。
盛岡出張のわたしは、定刻通りに盛岡駅に着いた。
かなりの人が降りたのだが、
皆さんどんな目的で来たのだろうか、ホントの出張は何人いるんだろうか・・などとは考えずに、駅前のローソンに向かう。
夕飯は、マツヤかローソンの二択である。(どっちもどっちだが・・・・)
ビールを飲むと、1週間仕事で疲れた体に染み渡り、一気に睡魔が襲う。
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そして日付が変わり、9月15日(土)
8:20頃の盛岡駅。
雲が多いが、雨降りよりはいい、予報では本日は曇り、明日は曇り一時的に雨といった感じだ。
盛岡駅前・滝の広場を見る、
伝統さんさ競演会を思いだすな~・・・。
盛岡駅から遠野駅へ。
釜石線・はまゆり1号 盛岡8:39発⇒遠野10:01着。
盛岡は、始発駅であるが、発車10分前には、それなりに混んでいた。
『よかったー、指定席を予約しておいて。』
これから乗る快速はまゆりは、3両編成であり、内1車両は指定席なのだ。
指定席券は520円であるが、それを高いとみるか、安いとみるかは、価値観の違いだろう。
途中からスイッチバックするので、席が反対となっている、乗客は約6人ほどか。
指定席はガラガラである、しかしここでいたたまれない事案が発生する。
ガラガラなのに、通路側の客がきた。
わたしではない、数席前方の席である、
車内は、ガラガラなのに、その場所だけ他人が隣りの席にくる・・・。
ある意味仕方がないのだが、なんか人ごとながら、いたたまれない。
新花巻駅から多くの客が乗ってきたが、おそらく、ここだけのように思えた・・。
あと、指定席とは思わず、間違って乗り込む事案も多い。
『そりゃ、わかりずらいよなー』と思う、私だって、数日前まで知らなかったし。
遠野駅には、定刻通り10時1分に到着した。
遠野駅は初めだ、車で遠野に来た事は1度だけある、
でもその時は、さっと流しただけであった。
カッパ淵とデンデラ野は行った。
遠野駅・最近作り替えたのだろうか、きれいな駅舎である。
遠野といえばカッパか、いたるところにカッパの絵やモニュメントを見る。
この旅で、私も合羽は着たくないものだ。
駅前の池では三匹のカッパがいる。
駅前の観光案内所兼お土産屋前にいる芸能集団が目に入った。
これはテンションが上がる!!
まずは市役所に向かおう。
駅前の交差点を渡ろうとすると、山車が止まっている!
見物客は、パラパラと、それなりに。
おわら風の盆が頭にあるので、『少ない!』と感じたが、
私には嬉しい状況である、場所取りに全力を傾けなくてよいからだ。
町の至る所に遠野まつりのポスターが貼られている、
地球一周の船旅のポスターもいたるところで見るような気がするが、
私の気のせいだろうか。
飯豊神楽の芸能団体だろう、軒先で踊っている。
こちらも同様だ。
遠野駅から遠野市役所へ。
遠野市役所前にて、遠野まつり開会セレモニーが行われる。
10:15から始まる仙人太鼓の準備がされている。
こちらには各神社の猿田彦が立っている。
10:15、女性司会者の挨拶から始まる。
開会セレモニーの前に、仙人太鼓が行われる。
動画【仙人太鼓①】
動画【仙人太鼓②】
仙人太鼓の最中、テレビの撮影(中継?)が行われている。
遠野テレビである!!!
10:30より、開会セレモニーが始まる。
まずは、実行委員会会長挨拶。
これには度肝を抜かれた(笑)
動画【開会セレモニー・実行委員会会長】
『雨降るなの祈願・・・・』 あっけにとられ録画が遅れた(笑)
しかし、この純粋(?)な祈りにより、奇跡が起こる。
次に、遠野市長の挨拶が始まる。
各芸能団体が並び、遠野地区の(全ての)猿田彦も列に加わる。
噂通り遠野市長の挨拶は長い(決して批判ではないよ)
こちらが本部席である、パンフレットを貰っておこう、
駅前の観光案内所でも貰うことができる。
六日町神明会の七福神が市役所前を通過していく、
パレードスタート地点に向かっているのだ。
スタート地点は、一つ向こうの通りである一日市通りの岩手銀行付近である。
猿田彦が歩き出す、
遠野市の猿田彦が全員集結するのはこの遠野まつりだけと司会者が力説していた。
猿田彦もパレードスタート地点に向かう。
その他の出演団体代表もその後に続く。
私は反対方面に向かい、駅前通りから一日市通りを歩き、見物場所を探す。
店の前でしし踊りを発見する。
遠野で初しし踊りである。
この直線が駅正面の道である駅前通りである。
パチンコ・インディを左折した通りが一日市通りである。
パレードはこの直角の2つの直線道路で行われる。
一日市通り:岩手銀行からパレードが始まる。
こちらが一日市通りである、
まだまだ、沿道は空いており、場所取りの心配はあまりなさそうである。
でも有名な芸能団体が来ると人が一気に多くなるので油断はしないほうが良いだろう。
これからが本番である!!
タイムスケジュールとしては、
(1)10:15~10:30 仙人太鼓
(2)10:30~10:45 開会セレモニー(会長と市長の挨拶)
(3)10:45~15:30 郷土芸能パレード
(4)15:40~15:55 しし踊り大群舞
(5)15:55~16:10 福幸もちまき
(6)16:20~21:00 郷土芸能共演会
会場①駅前通り
会場②市役所本庁舎
11時間の郷土芸能三昧である。
この記事は3つに分けて、書いて行く。
①遠野まつり1日目(パレード開始まで)
②遠野まつり1日目(パレード開始以降~福幸もちまきまで)
③遠野まつり1日目(郷土芸能共演会)
④遠野まつり2日目(遠野郷八幡宮)
ではよろしくお願いします。
遠野まつりに行こう!① 完