本日、10月13日は光明寺で十夜法要が行われている。
正確に書くと、
12日のお茶会から始まり、13日・14日と続き、15日の結願法要 御親修で終わる。
本日は、その2日目である。
十夜法要とは、
浄土宗では、全国の寺院にて、10月から11月にかけて行われる念仏会である。
本日は車で行くので、駐車場の問題が発生する、普段なら何の心配もいらないが、
この時期は全く蒸気は異なる。
この時期は、
光明寺の駐車場には露店が出ており、停めることができない、
光明寺前のコインパーキングにも露店がでており、使用ができない。
道を挟んだ所にコインパーキングが2つあり、そこが空いていることに望みを託す!
光明寺前に到着すると、
タイムズ鎌倉材木座には4台ほど空きがあった、今の時刻は9:20である。
これが9:50なら満車だったかもしれない・・・・。
とりあえず、一安心だ。
駐車場から光明寺の方角を撮影。
この後ろの134号線沿いには、
神奈川県道路公社 材木座駐車場という大型の駐車場があるのだが、
帰り通り過ぎた際、光明寺のバス用の駐車場となっていた。
光明寺に入る前から露店が並ぶ。
まずは総門をくぐる。
通常は駐車場であるが、本日は露店が並ぶ。
まだ、10時前なので営業はしていない・・・。
※ちなみに10時過ぎても営業していなかった、
昼過ぎから始めるのかな・・・、まぁ、夜がメインなのだろう。
正面には山門が見えるが、見ての通り工事中で幕がかかっていた・・・。
何ということか・・・。
山門を抜けると次に本堂が見えてくる。
手前のには、動物慰霊碑があるのだが、まずは本堂だ。
いつもは、広大な境内が広がるのみだが、とても新鮮な光景だ。
では、参拝しよう。
天気だけが残念である、青空なら良い絵なのだが・・・。
お塔婆から善の綱が本堂に繋がっている。
これを、辿っていこう。
まだまだ準備をしている段階だ。
三尊五祖の石庭、ここは本堂から見ることができる。
本堂には、五色幕が飾らており、鮮やかだ。
本堂内だが、10時前なので人はパラパラだ。
記主庭園は、三尊五祖の石庭の反対側にある。
蓮はこのような状況だ、来年に乞うご期待。
大聖閣では、阿弥陀如来をこの時期に見ることができる、
あとは、観桜会と観蓮会の時かな、別の機会でも見た記憶があるのだが・・・。
カワセミを発見!!!
以前もここ出会ったことがある、これで2回目だ。
今日は望遠レンズを持ち合わせていない為、これが限界だ・・・。
露店では、柿が売られており、その向こうのテントでは、土産品が売れている。
光明寺万頭(¥750)を購入!!
来たからには、何かを買わないとね。
まだまだ時間があるので、展望台に登ろう。
今日の天候では、こんな感じだ。
この距離なら江ノ島は見える!!
ちなみに今日のブラタモリは『湘南』だ。
そして本日、光明寺に来た最大の理由がこれだ!
山門特別拝観だ。
ここに登れるのは、年2度の機会しかない、
観桜会と十夜法要の時だけだ。
13日・14日の10時~16時、拝観料は500円だ。
山門下には、双盤念仏が13日・14日の終日行われている。
『頭上注意』の布があるが、それでもぶつけた・・・。
山門楼上には、
釈迦三尊、四天王、十六羅漢が祀られている。
中央には釈迦如来、隣りには文殊菩薩と普賢菩薩が鎮座している。
釈迦三尊、四天王の両側には、十六羅漢が安置されている。
羅漢は、煩悩を捨て、悟りを得た高僧であり、十六羅漢とはお釈迦様のお弟子の中で
特に選ばれた十六人のお弟子を指す。
とても色鮮やかであり、中にはとっても表情がゆたかな方がおります。
いつも通る山門の上には、このような空間があったとは・・・。
そして、材木座海岸、その先には江ノ島が見え、さらにその先には富士山が見える、
『なんと素晴らしい!!!』と思うはずであった・・・。
現実は幕がかかり、曇り空である。
残念であるが、一方では珍しい光景と思えなくもない・・・と考えよう。
『天照山』の額が見える。
いつもは遠い額が近い!!
手を伸ばせば触れられる距離だ。
山門は、1847年に造られ、鎌倉の寺院の門では最大の格式を備えている。
山門下では、漬物なども売られている、そこで餅を購入する。
『うまかった!!!』
10時20分、晨朝法要が始まっている。
見入ってしまうほど耳に響き、動きが流麗だ。
1495年、後土御門天皇より、光明寺で十夜法要を行うことを勅許されたという。
それから500年以上も続けられ、今は2018年である。
夜には多くの人が集まり、境内は人で埋まることになる、
その光景も見てみたい気もするが、今年はこれで帰ることにする。
観桜会には再び山門へ、青空の景色を撮影したいものだ!
光明寺・十夜法要に行こう! 完