KITの気ままな旅日記

旅行の記録を公開していきます ≪過去・現在・未来≫

PT 日本橋べったら市に行こう!(2018年10月20日)

漬物と言って、多くの人が思い浮かべるのは、たくあんだろうか、

東海寺の僧・沢庵が考案したと考えられている。

たくあんは、大根を干し、塩を入れた糠で数ヶ月つけたものである。

 

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今回紹介するべったら漬けも大根を使った漬物である、

米麹と砂糖につけた甘い漬物であり、沢庵ほど作る時間はかからない。

江戸時代中期に作られて、東京が発祥の地である。

そのべったら漬けの市が、10月19日、20日東京・日本橋で開かれるのだ。

これは行くしかないでしょ!!!

 

日本橋といっても、新日本橋小伝馬町の周辺である、

最寄駅は東京メトロ小伝馬町駅である。

わたしは、船橋から来ているので、JR新日本橋駅で下車をした。

 

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新日本橋駅の長い地下通路を歩き、5番出口から地上へアクセスする。

 

階段を上がる時から、漬物のにおいがする、

これは、まさしくべったら漬けだ!

すれ違ったおばさんが持つビニール袋には、べったら漬けが入っている筈だ!!

『そう、においはだだ漏れである』、電車で移動する人は、対策が必要である。

 

横断歩道の向こうを見ると、ビニール袋を持った人たちが大勢いた、

『べったら漬けはあっちだ!』とわかる。

 

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右に見えるのは、首都高・上野線である。

ここを左に曲がると、べったら市だ。

 

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ネットの情報では、露店が約500軒というが、本当だろうか・・・。

でも多くの店が並んでいることは確かである。

 

まず、目指すのは、宝田恵比寿神社である。

なんと、縁起が良さそうな名前だろうか!

この神社を中心に露店が広がる、

元々は、えびす講にお供えするために、前日の19日にえびす講の道具を商うために市がたったことが始まりである。

 

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早速、べったら漬けのお店を発見する、

ここは、新高屋である、もっとも有名なお店だ、そして宮内庁御用達だ。

人が多く、近づけない・・・。 

 

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まずは、宝田恵比寿神社に行くことから、散策が始まる。

 

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目印は、空に浮かぶ、この赤提灯である。

 

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こじんまりとしており、いつもは見逃すほどの神社だ。

 

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宝田恵比寿神社には参拝の行列ができており、この周辺は人で溢れかえっていた。

 

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御朱印の列がとぐろを巻いている、この日しかもらえない貴重な御朱印だ。

(正確には、べったら市と正月の期間である)

残念だが、待つ時間は無い。

 

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べったら市といっても、べったら漬けを扱う店より、普通の露店のほうがもちろん多い、ほんの一区画と思っておこう。

だいたい20〜30軒ほどかな、わたしの感覚だが。 

 

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この通りはべったら漬けのお店が並ぶ。

ここでも人はあふれかえっており、朝の通勤ラッシュだ。

 

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どのお店も試食は自由、お店で若干味が違うので、好きな味を探そう。

 

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こちらは、金久ブランドのべったら漬けだ。

 

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初めから、べったら市という名称ではなく、

えびす講の市で、べったら漬けを売ったところ、大変評判になり、

いつしかべったら市という名前になった。

 

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右奥に見えるピンクのテントでは日本郵便であり、ゆうパックで全国発送ができる。

 

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このお店は、少しさみしい状態だ。

 

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べったら漬けで、皮ありも売られている、

あまり馴染みがないが、カリコリしており、美味しいらしい。 

 

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夜まで営業しており、夜の雰囲気も良いだろう、

平日などは、サラリーマン率が増えるはずだ。 

営業時間は、12:00~21:00である。

 

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 着物の袖にべったり・・・とつくことから、

『べったら漬け』となったという説もある。

 

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徳川慶喜も好物であったという、べったら漬け。

江戸時代中期から始まり、明治・大正・昭和・平成、そして次へと続いていく。 

 

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べったら、べったら・・・。

 

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さぁ、小伝馬町駅に行こう!

べったら漬けを買いたかったが、私にはまだ次がある!!!

 

べったら市に行こう! 完