11月3日は文化の日である、
とは言っても、この記事には全く関係ない。
当初は、『東栄フェスティバル』に行こうと考えていたが、
『本庄まつり』へいくことにした。
長野新幹線(東京駅:9:44発)に乗車する。
※北陸新幹線ではない。
東京の空は真っ青だ!!
10:22、熊谷駅に到着。
なんと、10名前後の降車客がいた!!
(38分の新幹線旅が終わった・・・)
高崎線を使用した場合は、約95分ほどかかる。
籠原駅から、ドアは開閉式に変わる!!
(降りる時、ドアを開けるボタンを押さないと開かないのだ!!)
まだ神流川を渡っていないのに・・・。
本庄駅では、人があまり降りなかった・・・。
改札前には数名待っていたが・・・(何を待っていたのか)
『本当に、この町で祭りがあるのだろうか?! それも中山道一の祭りだぞ!』
北口・ロータリーには自動車が数台並んでおり、人を待っていた。
ロータリー中央には、提灯がならび、小さな主張をしている、
『今日、祭りがあるぞ!!』と。
まずは、金鑚神社(かなさなじんじゃ)に向かう。
本庄まつりは、金鑚神社の例大祭だ。
中山道には駅正面を行くのだが、すぐ左に曲がり、生活道を歩くことにした。
(このときは、中山道を歩くという選択肢が頭から抜けていた・・・)
本庄駅から金鑚神社までは、徒歩18分ほどだ。
突き当りに着き、右に見えるのが『はにぽんプラザ』である。
ここは本庄まつりでは重要な場所となり、夜の部では山車が全台集結するのだ。
ようやく露店が現れた。
正面の交差点は、銀座一丁目である。
先ほどの道とは違い、中山道には大勢の人が歩いていた。
金鑚神社に11:15に到着した。
多くの山車が停車しており、太鼓と笛と鉦の音が、交ざり合う。
台町の台車が先頭に見える、 素盞嗚尊(すさのおのみこと)がそびえたつ。
台町の後ろには他の町の山車が並ぶ、
南本町(連獅子)、仲町(神武天皇)、照若町(桃太郎)、泉町(武内宿禰)の
順だ。
幟が力強い、 金鑚神社と書かれている。
まずは、神社に参拝だ、重厚な鳥居をくぐる。
『本庄新八景 』というものがあった。
『本庄まつりと金鑚神社』
残りは・・・、
(1)市民の憩いの場 若泉公園
(2)利根の景勝 大利根の夕照
(3)若泉の霊域 安養院
(4)緑をなす大久保山の自然と名刹宥勝寺
(5)本庄市街地と赤城の山容
(6)歴史を今に伝える本庄城址の城山稲荷神社
(7)旧本庄警察署と田村本陣の門
正面には大門があり、その隅には恵比寿様がいる。
正面には手水舎があり、、右の階段を上がれば拝殿と神楽殿が見えてくる。
社伝によると創立は、541年であり、
本日は、いつも以上に色鮮やかになっているのだろう。
拝殿横にはこれもまた鮮やかな神楽殿があり、神楽奉納が行われている。
20人から30人ほどが周りを囲み、神楽をみている。
「禊」という演目か・・・。
金鑚神社・神楽奉納
では、神社の外に停車している山車を見ていこう。
本庄まつりは、11月2日・11月3日の開催、
本日は2日目であった。
この神社前の狭い道路に山車・10台が集結している。
先頭は、素盞嗚尊(すさのうのみこと)
後ろの山車、南本町に移動。
連獅子(れんじし)の下で、祭囃子を奏でる。
南本町・お囃子
こちらは本町・人形は石橋(しゃっきょう)である。
どれも豪華な造りだ。
そのお隣りには、諏訪町の太田道灌の山車だ。
そして、おまちかね、照若町の桃太郎だ。
犬と猿の彫刻がみえる。
雉は?
その犬猿の上に雉はいた、
では桃太郎は?
天辺には桃太郎!
桃太郎の町は赤が基調となっている、
カープファンとしては、この町だ!!
このように囃子方は山車から半分せり出し演奏する。
七軒町の加藤清正の山車が隣りにとまっている。
加藤清正公
七軒町の山車・お囃子
次は、泉町・武内宿禰の山車だ。
武内宿禰が抱いている(抱いているか?)のは、応神天皇だ(後の)
こちらも半身が山車からでています。
お隣りの山車は?
上町・神功皇后だ。
小さな子供たちが太鼓をたたいている。
上町のお囃子。
左:神功皇后(じんぐうこうごう)
右:武内宿禰(たけのうちのすくね)
仲哀天皇と神功皇后のお子が応神天皇(武内宿禰が抱えているお子)である。
こちらの山車が最後尾となる。
宮本町の日本武尊の山車だ。
11:50頃となった、もう少しだ。
12:10からは御神幸祭・山車出発の時間となる。
来た時より人が集まってきている。
そろそろ場所を決める時間だ。
行列を見る為の位置取りである、
鳥居正面の少し横で待機することにした。
12時過ぎ、規制線がはられる。
12:10となり、御神幸祭・山車出発が始まる。
一斉に太鼓の音が鳴り響く。
出発、もうすぐだ。
南本町、『一緒に山車をひきませんか』というプラカードを掲げている。
皆、鮮やかな衣装をきている。
続々と山車が神社を発っていく。
桃太郎の山車も出発していく、
電線があるので、人形はしまわれている。
かなりの台数を見送ったので、そろそろ移動することにする。
山車の速度はかなり遅い、
というのは、事あるごとに一時停止をするのだ。
止まる回数が多い、
しかし気づく、これが本庄の、この祭りの『時の流れ』であると・・・。
また停まる、
だんだんとこの祭の間がわかってくるのだ・・・。
煉瓦倉庫がある、旧本庄商業銀行らしい。
中央三丁目の交差点で曲がっていく・・・。
『なぜ、直進しないの・・・?!』と少し疑問に思う・・・。
『どこにいくのか・・・、本庄駅はあっちじゃないでしょ・・・。』
しかし!!
ここから山車が出現する!
『コの字』のように迂回してきた、そして露店が並ぶ通りを進んでいく。
山車が続々と現れる。
次々と・・・。
うまそうだった~。
背が高い人形は、電線に触れてしまうので、手で押さえるのだ。
桃太郎は電線に触れそうにない。
これだけ町には電線で溢れかえっている、
こんな時じゃないと、電線など気にしないよな~。
本当に良い雰囲気だ、
この町と山車が妙に合うのだ・・・・・。
金鑚神社前に山車が停車する。
金鑚大神。
ここで囃子を奏でていく。
金鑚大神の前で・・・。
カープファン、もとい照若町の列が到着。
その時、反対より、猿田彦の行列も到着した。
猿田彦、
金鑚大神の社の端で、お面をとっていたことは内緒だ。
この神輿は、担がずに車で引いている・・・。
では、ここで山車の列とは離れ、駅に向かう。
「わたしの本庄まつり2018は、ここで終わりだ』
ほどなくして、本庄駅に到着。
これから児玉の町に向かう。
本庄駅 南口 2番線乗り場。
朝日バス 14:26発のバスに乗る。
児玉秋祭りの迂回路の案内がある。
バスの乗車時間は約20分ほどである。
臨時バス停から徒歩3分ほどで児玉駅に行くことができる。
14:48、駅前には大勢の人が集まっていた。
15時からお囃子競演会が始まるのだ。
山車が4台、児玉駅前に勢ぞろいだ。
この祭りは、
こだま秋まつり である。
こだま秋まつり、
お囃子競演会は、昼の部(15時~)、夜の部(20時~)となる。
人形が乗っている山車は、この1台のみだ。
15:00、もう陽が傾いてきている。
こだま秋まつり②
こだま秋まつり③
この駅舎がJR児玉駅だ。
御神馬行列が通過するので、演奏会は一旦中止となり、通過を待つことになった。
皆、時間をつぶしている。
残念ながら、もう時間だ。
お囃子競演会(夜の部20時~)、四町叩き合い(18:30~)もあるのだが・・・。
八高線はやはり本数は少ない。
駅舎の向こうに、山車が見える。
もうSuicaをタッチしたので、後戻りはできない・・・。
線路が2つある、単線ではないのか・・・。
ホームから山車を見ることができる、なんか得した気分だ。
行列の一端が見える、それ以上は見えない・・・。
これから高崎駅に向かいます。
八高線は初めてかも・・・。
高崎からは長野新幹線で一気に東京へ。
本庄まつり・・・本当に良かった!!!
何がいいって?!
本庄の町と山車との組み合わせが良いのだ。
『ゆっくりを楽しむのが、本庄まつりだ』
本庄まつりに行こう!(こだまもね) 完