KITの気ままな旅日記

旅行の記録を公開していきます ≪過去・現在・未来≫

PT 酉の市に行こう!【鷲神社編】(2018年11月25日)

f:id:turumigawa915:20181208061908j:plain

11月25日、三連休の最終日、そして三の酉でもある。

  

連休初日は、宇都宮に行き。

 

2日目は、小諸にいった。

 

ライフゲージは【10】なのだが、気力はまだある!

『酉の市で元気をもらうのだ!』と自分に言い聞かせての出発だ。

 

関東で酉の市といえば、

浅草の鷲神社が有名である、大混雑なのは、すでにわかっている、

しかしだからこそ行くのだ。

 

酉の市とは、

十二支の動物が日付に割り当てられており、12日毎にやってくる、

その為、その年の11月の並びにより、2回の月と3回の月がある、

そして、2018年・平成最期の11月は三の酉まである、

市が開かれる場所は、鳥にゆかりのある神社やお寺である。

 

市とは、神社やお寺の境内に様々な露店が並ぶことをいう、

酉の日に開催されるので、酉の市というのだ。

 

2018年の酉の市は、

一の酉・11月1日

二の酉・11月13日

三の酉、11月25日の三日間である。

 

関東の三大酉の市は、

浅草・鷲神社

新宿・花園神社

府中・大国魂神社といわれている。

『どれにいこうかな、天の神様の言う通り、なのなのな。』

 

KIT『ん!?』

 

天の声が聞こえる・・・。(笑)

 

軟弱なことを言うな! おまえは、旅日記を書いているのだろう?

ならば、全て行け!

 

KIT『しかし、今日は、ジャパンカップの日です。』

 

バカヤロウ!大国魂神社の場所を見ろ!

 

と私に天命が降りたのだ。(おいおい)

 

つまらん小芝居はこのあたりにして、今日のプランは、

・関東三大酉の市

・吉原神社、吉原弁財天

東京競馬場となった。

 

では、そうと決まれば、出発だ。

横浜から上野に出て、メトロ日比谷線入谷駅に行く、この駅が最寄り駅である。

入谷と書くと下町だが、イリヤと書けば、別の何かに思えるなどと考える間に入谷駅に到着した。

 

やはり、降車客は多い、

ホームには酉の市の出口方向が書かれた看板が大量に貼ってある。

 

f:id:turumigawa915:20181203214115j:plain

全く迷う要素がない!

地下から外に出ると、向かう方角がわからなくなることがあるのだが、

そんな心配も無い、ぞろぞろと皆同じ方向に歩いて行く。 

正面の商店街には、酉の市の旗が掛けられている。

 

f:id:turumigawa915:20181203214241j:plain

7・8分歩くと、国際通りが見える、それを渡った先が酉の市の入り口だ。

正面に向かい、右に鷲神社、左が長國寺だ。

神社とお寺が酉の市を開く為、神と仏の酉の市といわれる。

 

f:id:turumigawa915:20181203214336j:plain

人で溢れている!!しかし想定内だ!

(ほんとはこんなに多いとは思っていなかった・・・) 

 

f:id:turumigawa915:20181203214448j:plain

 

f:id:turumigawa915:20181203214530j:plain

鷲神社の正面、写っていないが、人で隙間がない・・・。

 

f:id:turumigawa915:20181203214649j:plain

鷲神社の参拝列がとんでもないことになっている為、長國寺から参拝する。

 

f:id:turumigawa915:20181203220054j:plain

比較にならないほど、列に違いがある、すぐに参拝ができた。

 

f:id:turumigawa915:20181203214959j:plain

f:id:turumigawa915:20181203215040j:plain

そのまま横移動すると鷲神社の拝殿となり、参拝の列が見える。

(境内はつながっているイメージだ)

 

f:id:turumigawa915:20181203215413j:plain

f:id:turumigawa915:20181203215720j:plain

人が多すぎる、ここから参拝だ!!!! 

 

f:id:turumigawa915:20181203215947j:plain

熊手のお店を散策だ。

 

f:id:turumigawa915:20181203220017j:plain

こんなかわいいものもある。

 

f:id:turumigawa915:20181203220221j:plain

f:id:turumigawa915:20181203220254j:plain

人が縦横無尽に行き交っており、歩くのも大変であり、通行人と服を擦りながら進むことになる。

 

f:id:turumigawa915:20181203220403j:plain

出店一覧があり、かなりの店舗数がある。

しかし、ここで熊手を買うことはできない、まだまだ、先があるのだ。

 

f:id:turumigawa915:20181203220504j:plain

鷲神社の大行列は、さらに拡大中だ。

 

f:id:turumigawa915:20181203222649j:plain

露店で、切山椒を購入。

酉の市に来たら、これを食べないと。

 

f:id:turumigawa915:20181203220541j:plain

近くの通りでは、露店・屋台が立ち並び・・・ここも人で溢れている。

 

鷲神社⇒吉原弁財天⇒吉原神社。

 

f:id:turumigawa915:20181203220741j:plain

近くには、吉原神社・吉原弁財天があるので、行ってみよう!

この屋台の裏にあるのが、吉原弁財天である。 

吉原は、多くの人は知っていると思うが、幕府公認のかつての花街・吉原遊郭だ、

それが今でも受け継がれている地でもある。

 

f:id:turumigawa915:20181203220815j:plain

ここは無人であり、御朱印などは近くの吉原神社でいただくことができる。 

 

f:id:turumigawa915:20181203221124j:plain

 こちらには、関東大震災の供養塔がある。

 

f:id:turumigawa915:20181203221156j:plain

花吉原名残碑

吉原は、幕府公認の遊郭であり、人形町の吉原を『元吉原』といい、

その後、ここ千束に移動された、その為ここは、『新吉原』と呼ばれる。

その名残を残すための石碑である。 

 

f:id:turumigawa915:20181208071929j:plain

派手な絵が描かれている、芸大生らによる作品と書かれている。

 

f:id:turumigawa915:20181203221433j:plain

こちらの弁天祠も派手な配色だ、東南アジア的な感じにも思えるが。

 

f:id:turumigawa915:20181203221504j:plain

水の音がして、魚のにおいがする・・・・。

 

f:id:turumigawa915:20181203221407j:plain

かつてこの地は湿地帯であり、花園池と呼ばれた池があった、

関東大震災による火災で、遊女の多くがこの池に避難して溺死したという、悲しい歴史がある。

 

この池には、錦鯉が優雅に泳いでいる、

最近では錦鯉が高値で売り買いされている(またその話か・・・)

この錦鯉はおいくらなどと不謹慎なことを考えてしまう・・・・。

 

吉原遊郭は、吉原大門という出入口があり、周りは塀で囲まれており、遊女が逃亡できないように造られていたという、この鯉たちもこの池の外には出ることができない、

この鯉に限った話ではないが、幸せなのだろうかと考えてしまう。

 

f:id:turumigawa915:20181203221600j:plain

『大震災殃死者追悼紀念碑』

吉原観音が大きな石碑の上から見守っている。

 

f:id:turumigawa915:20181203221652j:plain

では、そろそろ行こうか、

やはり酉の市と一緒に、ここに来る人が多いのか、続々と人が参拝にきていた。

 

f:id:turumigawa915:20181203221732j:plain

そして、吉原神社に到着、弁財天から至近だ。

 

f:id:turumigawa915:20181203222103j:plain

f:id:turumigawa915:20181203222119j:plain

あまり見ない、見たことのないタイプの狛犬だ、


f:id:turumigawa915:20181203221959j:plain

かつて吉原遊郭にあった五つの稲荷神社と先ほどの弁財天を合祀した神社である。

五つとは、

玄徳稲荷

明石稲荷

開運稲荷

榎本稲荷

九郎助稲荷だ。

 

f:id:turumigawa915:20181203221838j:plain

とても狭い境内であるが、拝殿の脇には鬼がおり、その先には社がある。

 

f:id:turumigawa915:20181208071044j:plain

お穴様である。

地中には神様がおり、この吉原の地を守っているという。

 

f:id:turumigawa915:20181203222150j:plain

龍燈鬼と天燈鬼だ、これは灯篭がないのよね・・・。

 

f:id:turumigawa915:20181203221925j:plain

吉原今昔図があり、かつての遊郭の区画をみることができる、

より詳細のものは授与所で2500円で販売されていた。 

 

f:id:turumigawa915:20181203222723j:plain

f:id:turumigawa915:20181203222735j:plain

御朱印、吉原神社と吉原弁財天。

 

f:id:turumigawa915:20181203222353j:plain

これから、向かう先は、新宿三丁目だ、

浅草から銀座線、丸ノ内線と乗り継ぎ、新宿三丁目駅に向かう。

途中に浅草寺で参拝しつつ・・・。

 

まだまだ、半分の工程だ、さて東京競馬場に着くのは何時だろうか?

 

吉原から新宿三丁目

風俗巡りじゃないか??

と考えながら、次回に続く!

 

酉の市に行こう!【鷲神社編】 完