なんだか先週は「大山とうふまつり」があったらしい・・・。
『ラッキー!!!』
そんな日にあたってしまったら混んで混んで仕方がない。
大山といえば『大山こま』だ!
神奈川県伊勢原市の郷土玩具だ、大山阿夫利神社の土産として全国に広まった。
『大山こま』もよいが『大山とうふ』もね。
今日はこれが目的だ。
神奈川県人にはおなじみだ。
本日も登山ルックの人たちが大勢おりてきた。
私たちはもちろん私服だ、私服率は40%ほどかな・・・。
電車で来る場合は、
小田急線伊勢原駅から神奈中バスに乗ろう、約30分ほどでこれるだろう。
神奈川県伊勢原市大山
今日はとっても良い天気だ、登山やハイキングにも行きたくなるわな。
大山は日本百名山の一つとして数えられており、もともとは山岳信仰の霊山である。
ちなみに標高1,252m、そんなに高くはない。
山頂には大山祇神(オオヤマツミノカミ)が祀られている為、大山と名付けられたとい
う。 (直球でいいね!!)
右に見える駐車場が最も上にある大型駐車場だ。
本日もすでに満車であった。
今回停めたのはこちらの駐車場だが、残り2台となっていた。
登山シーズンは油断できん、やはり早出は鉄則だ。
『どうして、大山は豆腐が有名なのか?』 少し考えてみよう。
・良質な水がある。
豆腐作りには良い水が必須だ。
・修験者たちが多く、精進料理として豆腐料理が好まれたこと。
・江戸の発展により参拝客が増え、話が広まったこと。
それらにより大山は豆腐が有名・・となったのではないかといわれている
本日は、豆腐料理が最大の目的だが大山に来たからには 、大山阿夫利神社に参拝しなく
てはならんだろう。
その為には、こま参道を上がりケーブルカーに乗る必要がある。
歩いて行くこともできるが、そんな選択肢はハナから無いので調べてもいない!
書いてあるようにケーブルカー駅まで徒歩15分ほどだ。
ケーブルカー駅まではほとんどが階段となる。
ご年配の方々はしんどそうな顔をしていた・・・。
お店を見ながらゆっくり登っていくのが疲れないコツだ。
油断すると呼び込みにつかまってしまうので注意が必要だ(笑)
『ヒットアンドアウェイ』
まだまだいくよ~。
とうふアイスは気になる存在だ。
所々にはとうふ料理のお店がある、
しかし私たちが行く豆腐料理店はすでに決まっているのだ。
ここが目的の豆腐料理だ。
『旅館元瀧』という、まずは参拝してからだ。
この時間ではまだ開店していなかった・・・。
ケーブルカーの駅が見えてきた。
『大山ケーブル駅』
往復1,100円/大人1枚、高いか安いかわからん!
車体は新しい、なかなかカッコいいぞ。
車内は満員、窓の向こうには相模湾が見えてくる、でも少しモヤがかかっているのが残念だ。
途中駅があり、そこで下りのケーブルカーとすれ違いを行う。
山上駅・阿夫利神社駅に到着だ。
1時間に3本ほどの運行。
お店が見える、ここでのんびり珈琲を飲むのもよいだろう、
なんと、その真向いには鹿がいる。
わかりずらいのだが、階段を少し降りると鹿様がいる!!
エサ一皿100円で売られている、
最後のほうはかなり残してどっかに行ってしまった・・・・。
大山阿夫利神社 下社への階段だ、上って行こう!
大山阿夫利神社であるが、今から2,200年前、第10代崇神天皇の代に創建されたといわれている神社だ。
振り向くとカエルがいる。
これはなにカエルだろう、家にカエルということかな。
階段を上がり左を見ると獅子山が目に入る。
親獅子二匹、子獅子三匹がいる。
その周りには干支の像が並ぶ、かなり可愛らしく作られている、この馬の親子がお気に
入りだ、私は午年ではないけどね・・・。
湘南の景色が広がる、江ノ島はとても発見しやすい。
前回は視界が悪く何も見えなかった、
リベンジ成功だ。
下社で参拝を行う、下社ということは他にもあるのだ。
拝殿から鳥居の向こうの景色は湘南のパノラマだ、
『山の上の神社もいい!!』
拝殿横から中に入れる場所がある、入ってみるとこんな感じになっている。
大山の名水・神泉がある。
近くにある社務所にてペットボトル(空)が200円で売っている。
水筒を持ってこよう!
そして反対側から外へ出る。
拝殿脇には奥へ続く道がある、ここが登山口となる。
頂上登山口とある、生半可な気持ちで行ってはいけない。
ここでお祓いをしていこう。
さぁ!登山開始だ!
最初から角度がすごい階段がそびえ立つ、
皆口をそろえて『すごい・・・・。』とつぶやいている。
階段を上り切った光景だ。
階段を登り終えると階段が無くなり、さらに急勾配になる。
我々はここで引き返す決断をする。
名誉の撤退だ。(最初から登るつもりはないけど。)
この上には本社、奥社があり、
途中には富士見台があり感動の富士山とのご対面ができる、晴れていればね。
角度がかなりエグい、時折踏んだ石が動く、要注意だ。
本社には参拝できなかったが浅間神社に参拝する、代わりに娘様にご挨拶を。
売店の広場まで戻ってきた。
鹿はたらふく食べて寝てしまっている、しかも食べ残しがあった。
ではケーブルカー駅に行こう。
下から上がってきた、乗車時間約6分の旅となる。
直前になるまで改札内には入れないのでベンチに座り待機だ。
登りは満員であったが帰りはスカスカだった、皆苦難な道を歩んでいるのだ、
さっさと戻るのはごく少数なのだ。
大山寺は次の楽しみにとっておこうではないか。
中間駅からアクセスすることができる。
『なんでミドリなんだろうと・・・。』ふと思う。
『そうか! カエルか!』と気づく。
大山は別名・雨降り山といわれており大山は雨乞いの神様なのだ。
『だから雨でカエルか・・・。』と今頃気づく。
登ってきた時は営業しておらず、とても不安であったが、今はカサが開いており営業しているとわかり大歓喜!!!
やはり、昼時じゃないと人は入らないしね。
それでもお客は私たちのみ、皆お弁当を持ってきて山頂で食べるのだろうか。
こんなに美味しいのに!!
滝が落ち鯉が泳ぐ、そして神社がたつ。
やはりここは春がいい!!
今日は日差しがあるのでそれほど寒くはない。
こたつがあるので少しだけ足を暖める。
黒い鯉がたくさん、餌を与えるがすぐには食べない、最終的にはぜんぶ食べたけど。
五品定食2300円。
味噌豆腐、揚げ出し豆腐、ごま豆腐、あんかけ風の豆腐、練って揚げたモノ、
そしてご飯とお味噌汁。
最後の方は分からんので適当に!(スマン・・・)
全てが美味いから困る!(困らんけど。)
ミツマタが満開だ!
隣には白と黄色のミツマタが咲いていたが、
この赤と白のミツマタはめずらしい。
ではコマ参道を降りていく。
これから登る人もいる、そんな時間帯だ。
昼飯も食べたしお家に帰ろう!
『大山、また豆腐を食べにくるぜ!!』
大山豆腐を食べよう! 完