春といえば桜、桜といえば花見だ。
日本人であれば、桜というと感慨深いものがあるだろう。
桜とは、なんて華やかで春めいたものだろう、
そんな桜であるが、何種あるかわかるだろうか?
600種まで確認されているというから驚きだ。
今日は甚六桜を見に行こうと思う。
特急を使うなら2時間かからず行ける。
また、季節により土日祝には特急かいじが臨時停車する。
本日は特別特急かいじ号で甚六桜を見る、
これがミッションとなる。
また、桃の花を見るのは裏ミッションとした。
さぁ、フルーツ王国,山梨に出発だ!
横浜から新宿へは湘南新宿ラインだ。
新宿駅・中央線ホームに降りるとすでに特別かいじは停車していた。
特急かいじ1号 8:30発に乗車する。
車内はほぼ満席となる、わたしのお隣にも外国人観光客が座った、やはり本日も外国人観光客立が高い。彼らのほとんどは大月で下車する。
目的はもちろん富士山だ。
9時55分、勝沼ぶどう郷駅に到着する。
かいじは甲府に向けて出発していった。
特急が出ていくとさらに桜がよく見えるようになった。
『これが甚六桜か!!』
特急が走り去り、ホーム両脇の全景が見えてきた。
さくら咲く、桜さく!
なんていい光景だ!
実物は写真の5倍いい!
と、感動して撮っていると。
まじ、びびった!
まさに全力通過していく。
『さらば〜、あずさ〜。』
桜の間から遠くの景色が見える。
今、ぶどうはお休みだ、桜と桃だ!
今日は桜と桃を楽しむ為に山梨に来たのだ。
もう少しホームにいたいほど、素晴らしい景色だ、しかし下からの景色も素晴らしいに違いない。
駅舎を出て桜が咲く場所へ。
橋が架かっており、下には道路が走っている。
すばしいぞ、甚六桜。
橋の上からはホームが見え、良い撮影スポットになっている。
JR貨物が通過していく。
次に普通列車・高尾行が入線してくる。
乗客も甚六桜を観ている。
次に下りのあづさが走っていく。
白い車体に甚六桜が映える。
カーテンが下がっている席もあるがなんてもったいない!
かなりの数の乗客がスマートフォンを向けていた。
『さらば、スーパーあづさ!』
反対側の景色を見てみる。
桜の間から見える景色も素晴らしい。
こちらはぶどうの丘方面だ。(実際にはもう少し右側だけど)
はじめはそこまで歩くつもりであったが諦めた、ここにいたほうが楽しそうだ。
雪を被っている山々が美しい。
ここは甚六桜公園といい、かつての勝沼駅のスイッチバックで使用したホームだ。
駅から1分の場所に桜スポットがあるという、すばらしい!!
『旧勝沼駅ホーム跡』
これは当時からの駅名標かな・・。
勝沼ぶどう郷駅周辺には約600本の甚六桜が咲き誇る。
『甚六桜』甲州市
ここではじめてここが甲州市であることを知った、勝沼は町なのか。
ここで甚六桜公園は終わる、
ここから歩いてぶどうの丘に行ける、温泉施設もあるらしい。
ホームには下りの列車が停車している、次の列車に乗ろう。
山北でも桜と列車の風景を撮ることができるが、ここでは同じ高さで撮ることができる。
ホームを見ると、スーパーあずさが新宿に向けて駆け抜けていった。
いくつか先遅れている甚六桜の花びらがある。
橋があるのだが、ここからは桜と電車の良い景色がみれる。
これはなんだろうか。
ホリデーなんとか号かな・・・。
中央線にはホリデー快速といわれるものが走っている。
そんなものより、『はまかいじ』が戻ってきてほしいいいい。
ここからはパノラマが!
勝沼ぶどう郷駅まで戻ってきた。
戻るといってもすごく近いのだが。
大日影トンネル遊歩道、緊急閉鎖。
ショックだ・・・。
駅をはさみ反対側には駅前甚六公園がある、こちらも控えめだが桜は咲いている。
機関車が展示されており、これまた桜と合う、車体には東芝とかかれていた。
こちらもホーム状になっている、反対側とは異なり少し落ち着くことができる。
そんな中、また特急かいじが走り去っていく。
勝沼ぶどう郷駅の入口だ、ステンドグラスになっておりおシャレだ。
『勝沼 さくら咲く駅 甚六桜』
まだ時間は早い、続々と花見客がやってくる。
時刻は11時だ。
少し後ろ髪引かれる思いだが次の目的地へ行こう。
11時10分発松本行だ、松本には13時50分に着くという・・・。
腰が痛くなりそう。
勝沼ぶどう郷駅⇒春日居駅へ。
私は4つ目の駅、春日居町駅で下車する。
時刻は11時29分だ。
駅からすでも桃の花が広がっている!
ここは笛吹市だ。
いつも思うが、きれいないい名前だ。
画像にも見えるがここは桃が有名だ。
駅前には人が2・3名ほどしかおらず、とても静かだ。
そんな中、中央線特急が駆け抜けていく・・・、風切り音も心地よい。
駅中央には謎の銅像が、説明書きもなかったのでモチーフがわからなかった。
またまた特急が駆け抜ける、反射的に撮ってしまう。
ゴミはゴミ箱に。
それとも新手のアートか??!
これから石和温泉駅を目指して歩いて行く、まずは線路沿いだ。
左も右も桃の花が咲いている。
春!!!
穏やか過ぎる!!
こんな気分の良いウォーキングはあまりない!!
自動の水まきが動いており近づきると濡れるという・・・。
では反対側へ。
やはり車窓と目の前では臨場感は違う、当たり前だが感動だ。
『道祖大神』
平等川を歩く、菜の花と桃の花がお出迎えだ。
時折、花火の音がする、どこかで祭りが行われいるのか。
桃の花って、まじまじと見るのは初めてかも。
かわいらしい花びらだ。
平等川では鯉が泳いでいる。
春日居町駅⇒ 石尊神社へ。
桜が見え公園の隣りに神社が見えてきた。
石尊神社という。
控えめだがいい神社だ。
天井絵にも趣がある。
石尊神社⇒春日居スポーツ広場へ。
ここでは桃まつりが行わていた。
『桃源郷かすがいまつり』
広い敷地にはポツンとあるテント・・・ステージでは花笠おどりや三味線などが披露されている。
こちらでは錦鯉品評会が行わていた。
でかい鯉、そして美しい。
気持ちよさそうに泳ぐな~。
こちらは大人と子供の鯉だな。
こちらはさらにでかい!!
では石和温泉駅に行こう。
途中、逆地蔵尊に出会う、
下半身は地上に上半身は土中にしている石像・地蔵菩薩像。
また平等川は山麓に向けて北流するので『逆川』と呼ばれているという。
『逆地蔵尊』
春日居スポーツ広場⇒石和温泉駅へ。
イオンが見えてきた。
昼飯はここで買うかな・・。
石和温泉駅、こんなに近代的なんだ!!
なんかイメージと違うな。
温泉があるとは思えない光景だ。
イオンの主張がスゴイ!
偏見かもしれないが、
観光地である温泉駅の目の前にイオンがあるとはね・・・。
便利ではあるけど。
駅構内も桃の花で飾られており華やかだ。
帰りも特急かいじだ。
13時37分発・新宿行だ、約1時間30分ほどで新宿駅に着く。
通過する勝沼ぶどう郷駅、甚六桜は咲き誇っている。
また来年見たいな・・・。
甚六桜を見に行こう! 完