本日は由比の旅だ、
さった峠の散策、桜エビの昼食と大満足、ここで横浜に帰っても良いぐらいなのだが・・・。
これだけ晴れていると、もう少し富士山を見たくなってくる。
では、どの富士山を見る?
(1)三保の松原から見る富士山
(2)茶畑からみる富士山(富士市)
この2つの選択肢が思い浮かんだ。
三保の松原の富士山は、まだ見たことがない、
一度は見てみたいと思っているが、横浜とは反対方向だ。
富士が見える茶畑で有名な場所は2つある、
それはいづれも富士市にあり、東名高速の富士ICに近いという。
『これはいい!!』
目的地は『大淵笹場』だ。
富士市の公式HPには、
カーナビゲーション等の住所設定は、「富士芸術村(所在地:静岡県富士市大淵1516番地)」で設定してください。
と書かれている。
では実際に行ってみよう!!
駐車場に到着した。
ここまでは2車線の道路で全く問題なし。
観光バスが直前に到着して、不幸にもバッティングしてしまった。
ここは小さいな駐車場で小型車は3台ほどしか停められないと思う。
『お~!!』
ふと見るとでっかい富士山が見えた!
ここの住人は毎日見ているのか、これが当たり前の光景だし、私たちのように感動もな
いのかもしれない、でも毎日見れるのは羨ましいし・・・、どっちもどっちだな。
『大淵笹場』
変わった木を見ながら・・・。
ここにも駐車場があった、GWなどはここも使わているのだろう。
さらに上にも駐車場がある。
(結構手前に停めてしまったな~と後ほど後悔・・・。)
茶畑は左に曲がり登っていく。
ほんの少しだけ坂を上がっていくと茶畑が見えてきた。
ここにも駐車場があった、しかもガラガラだ。
景色が開けて茶畑と富士山が見えてくる。
標高338mまで来たのか。
『338』で『ささば?』
着いた時にはお店が閉じていたところであり、余った天ぷらを配っていた。
いつも感じるが写真では表現できない素晴らしさがここにあった!
『いい景色だな~。』としみじみと思い眺める。
その横には観光バスのツアー客が説明を受けている・・・。
さった峠の富士もよいが、こちらも大きな富士山もいい!
どの景色ともマッチする富士山はスゲーなと感心する(笑)
『青空っていいな~。』と心から思ってしまう、
曇空ではこんな青々しい光景を見ることはできないだろう。
ツアー客はここから先にはいかなかった、
これは勿体ないと思う、私たちはもう少し散策をしよう。
富士山をバックにしているが、こちらからの景色も素晴らしい。
もう少し上へ。
5月3日にはここでイベントが開かれた、
テレビでみたことがあるが茶摘みの恰好した女性と茶畑を撮影することができる、
これもミーハーと言われるかもしれないが一度は行ってみたいと考えていた。
でもこの時期は長期旅行が多く、これまで日程が合わないのだ。
そして新たな事実を発見!
今風の茶摘みを見てしまった。
摘採機という名前らしいが、刃をスライドさせて茶葉を刈り、送風機で袋に送っていた、二人で機械も持ち、ガッーと摘み取っていた。
少し調べたら、コンバインのような茶葉摘採機があるのだ、
今の時代、様々な機械化が進んでいるのだと感心してしまった。
静岡県はお茶の生産量第1位だ、日本人の大多数は知っているはずの知識だ。
日本の約40%の生産量を誇るという。
でも2位以降を知っている人はあまりいないだろう。
2位は鹿児島県、3位は三重県、4位は宮崎県、5位は京都府・・・、
神奈川県はでてきそうにないな・・・・・。
神奈川であれば『足柄茶』だな。
駐車場に戻ってきたのだが、道路のマンホールに何かが描かれている。
これは『かぐや姫』、竹が描かれているので確定だ。
ここで思い出した、
この地には『かぐや姫伝説』であったことを!
そもそも、私はそれを求めて静岡・富士市に来たではないか!
富士市に伝わる『かぐや姫伝説』は、月ではなく富士山に登り消えてしまうのだ。
かぐや姫は富士山そのものの祭神とされている。
駐車場近くには『富士芸術村』という場所がある。
富士市が運営しており古民家を活用した現代アート振興と若手芸術家育成を目的としているという。
それにしても入りずらい雰囲気・・・玄関が少しだけ開いており、中がちょっとだけ見えた。
『?!』
さて・・・横浜に帰るかな・・・。
帰りは新東名で帰り、駿河沼津IC(エクスパーサ)に寄った。
ここからは駿河湾を一望できる。
少し霞んでいるな・・・。
やっぱ富士山はいいな!!
そんな1日だった。
大淵笹場茶畑に行こう! 完