「水郷潮来 あやめまつり」へ行こう!
初めての訪問となる、天気はよいがあやめの開花期だけが心配であるが・・・。
10時25分、潮来・あやめまつり近くの駐車場に停めた。
ここはかなり空いていた。
ここはアイモア、閉店したショッピングセンターらしい・・・。
駐車代500円でした。
駐車場=潮来ショッピングセンター・アイモア。
あやめまつりの近くには民間の駐車場があり、旗を持った人たちが手招きをしていた・・・・。
どっちがよいかはお好みで。
アイモアから歩いても遠く感じない距離感だ(所要時間10分)
6月のあやめ祭りの時期に運行する臨時列車だ、新宿と鹿島神宮を結ぶ。
1日、上下線で一本づつだ、行きは10時29分、帰りは15時38分だ(潮来発着)
「創作和菓子さわた 」
あやめ園の入り口に出店していた。
「さわたや あやめ店」
「水しずか」を帰りに購入した。
箱入りで900円、夏のお菓子としては最高だ。
(右の笹葉舟も見た目は素晴らしく捨てがたい!)
簡単にいえば、こしあんの水まんじゅうだが、冷やして食べるとメチャクチャうまい!
会社から帰宅して、夜に食べる水しずか、うまい!
水曜日まで楽しみました。
駅前通りを歩いてきたが橋にさしかかり右折する。
ここからあやめ園が広がっている。
あやめ園が広がり、向こうには前川が流れている。
しかしここで注意が必要、
あやめ・花菖蒲・杜若(かきつばた)は私のような素人には判別がしずらい。
これらはアヤメ科の仲間であり、広義では全て「あやめ」に分類されてしまう・・・・。
ちなみに現在あやめ園で咲いているのは花菖蒲が多いという。
最初に見えてくる橋だ、
「嫁入り舟」の見物者が集まりつつある状態、とりあえずこの橋で見ることにした。
場所取りは重要だからね、遅れると人の後ろから見ることになる。
10時35分、橋の上で花嫁を待つことにした。
25分の待ちぐらい、たいしたことないぜ。
「ろ舟」が前川を行く・・・。
櫓を使う手漕ぎ舟、別名サッパ舟という。
こちらは女性の漕ぎ手だ、サッパ舟で水郷下り、風情があってよい。
(川はきれいではないことはふせておこう)
サッパ舟はあやめ祭りの期間のみ運航する。
時折、モーターを搭載した船が行き来していた。
走っている列車は鹿島線、霞ヶ浦・北浦を渡り鹿島神宮へ向かう。
なんかのゆるキャラがいる?!
調べてみたがわからなかった・・・。
10時57分花嫁さんが登場。
この辺りで記念撮影(?)が行われており、なかなか進まない。
11時になるのを待っていたのか。
会場には歌が流れ良い雰囲気を作り出していた。
これまで一度も聞いたことはないが、妙にこの会場にマッチしている。
長持ちが先に行く、嫁入り道具が入っているのだろうか。
この時に会場にかかっていたBGMは長持唄?
第68回水郷潮来 あやめまつり
5月23日~6月23日
先に乗り込んだ二人は御両親だろうか・・・。
いや、伝統を考えた場合は仲人だな。
花嫁が特別なろ舟に乗り、船場を出る。
この位置から見ると寿の提灯が邪魔!!
川沿いがよかったかな・・・と考えつつ。
少しずれると「見えた!!」
この「嫁入り舟」は期間中、
土曜日 ・11:00・14:00・19:30
日曜日・11:00・14:00
水曜日・11:00
におこなわれる。
※なんで水曜日???
こちらの花嫁は本物、イベント用ではありませんよ。
参加資格では6月を基準にして前後1年間で結婚をされる方らしい。
下流では花婿が到着を待っているという。
ではあやめ園を散策しようか。
この水郷潮来あやめ園には約500種類・100万株のあやめ・花菖蒲が咲くという。
あやめ園と書いてあるが、今咲いているのはほとんどが花菖蒲だろう。
だったら「あやめ園詐欺じゃねえか?」と思う人もいるかもしれない、
それは『ノンノン』だ。
花菖蒲は「アヤメ科」の植物であり、「あやめ園」で合っているのだ!!
何軒か、お花を売っているお店がある、
そこでは花菖蒲、あやめが売られている、1つ500円ほどでとても手ごろな価格だ。
向こうに見えるアーチ橋はよくテレビや写真でみるものだ、
なんとなくよく見る光景で馴染みがあるのだが、初めて実物で見るとほんのちょっとだ
け感慨深いものがある?!
あやめ、花菖蒲、杜若(かきつばた)はよく似ている。
その3つは、若干咲く時期が異なるのだ。
・あやめ:4月下旬~5月中旬
・花菖蒲:5月下旬~6月中旬
・杜若 :5月初旬~5月中旬
一般的な開花期ではあやめ・杜若はすでに終わっている。
今は花菖蒲の開花期の全盛期となる。
多少は遅咲きのひねくれたあやめがいるかもしれないが・・・。
とはいえ、開花時期だけでは判別はできないこともある。
そんな時は形状から見ていこう。
・あやめ:付け根に網目模様がある
・花菖蒲:目の部分が黄色になっている
・杜若 :目の部分が白色になっている
ということで画像の花は「花菖蒲」となる。
故事には、
いずれ菖蒲か杜若というのもがある、
なるほどなと思ってしまう。
園内には水辺もあり、水車があった。
そしてあやめ娘と記念撮影している人が多い。
つくばと離れているような気がしたがそうではないのかな・・・。
「潮来(いたこ)」、なんだか変な地名だな~と思っていたが、
かつてこの地は「板久」と呼ばれていたが、江戸時代に入り「潮来(いたこ)」と変化
していったという。
「潮」については、霞ヶ浦はかつて海とつながっていたという、そのような関係がある
かもしれないが。
この地方では「潮」を「いた」といっており、
「いたく」⇒訛って⇒「いたこ」⇒「潮来」となったといわれている。
この後ろ姿は潮来の伊太郎ではないか。
ここに船乗り場がある。
かなりの人が中で待っていた、佐原と違って少し乗りたいと思ってしまった。
大人:1,000円・小人:500円 乗船時間:30分。
「ろ舟遊覧ルート」
潮音橋・天王橋・出島橋・まこも橋を見て、水雲橋をくぐり戻ってくる。
舟が出て行く。
女性の船頭もまつり限定なのだろうか、流れに逆らって漕ぐのは大変そうだ。
舟がいく、なかなか早い。
潮来の伊太郎像
隣りには橋幸夫の歌が流れる装置がある・・・。
※押している人はいなかった。
本日の嫁入り舟の予定。
本日は3組の予定が書かれている。
あやめ園は縦長の公園になっている、こちら側にもあめや・花菖蒲が咲いている。
土壌について書いてみよう。
・あやめ:乾燥した場所がいい
・花菖蒲:水はけがよい場所
・杜若 :湿地がいい、水辺などを好む
それぞれ好みが多少異なるのだ。
花菖蒲は最も品種改良が進んでおり約5,000種あるという、
『多すぎるだろ!!』と心でツッコむ。
アヤメは漢字変換すると「菖蒲」とでるように『菖蒲(あやめ)』なのだ。
5月の『菖蒲湯』の菖蒲はまた違う、
菖蒲湯は「葉菖蒲」といわれ「花菖蒲」とは区別されている。
・葉菖蒲:サトイモ科ショウブ属
・花菖蒲:アヤメ科アヤメ属
となる。
それほど広くはない公園であるが、来てよかったと思える。
『もしかして、肩透かしになるのかな・・・。』と少し心配していたが、かなりの力の
入れ様で、『また来てもいいかな。』と思うほどだ。
「嫁入り舟」だけではなく、
・あやめおどり披露
・潮来囃子演奏
・水郷潮来あやめ園ライトアップ
など他のイベントも行われている。
折角なのでアーチ橋に上ってみよう。
こちらは常陸利根川方面だ。
こちらが鹿島方面となる。
手前下に見えるのは観光案内所、
その向こうの緑と白の屋根が販売ブースとなっており、
その先の高架には潮来駅が見える。
潮来駅から会場は近い場所にある、電車で来ても快適に行くことができる(はず)
鹿島線は1時間に0本~2本だ・・・。
お店もそこそこ出ている、
こういうお店はそんなに高くないのが素晴らしい・・。
休憩スペースも所々にあり、出店も道沿いに出ていた。
公園の一角で「潮来花嫁さん」のモニュメントを発見した。
これは遠目でみることをお勧めしておこう。
「・・・・・」
帰りに花菖蒲を購入した、1つ500円だ。
本日は売れていないらしい・・・追加発注を断っていた。
購入後、3日~4日は花を楽しめたが、その後はおばさんのアドバイス通りに切って、
来年の開花を待つことになった。
県道101号の向こうには水門が見える、その先には常陸利根川が流れている。
では潮来駅方面に向けて歩いて行こう。
逆に行けば、うなぎで有名にお店「錦水」がある。
とても簡素な潮来駅、
この時期だけは賑わっているだろうと思っていたが、そうでもない?!
臨時駐車場・アイモアに到着。
駐車場の心配はいらなそうに思える、土曜日なのに比較的空いており、会場にもそ
れほど多くの人はいなかったように思えた。
時刻は12時少し過ぎだ、そろそろお腹が空いてくる時間だ、
何を食べようかな?
そんなものは決まっている!!
「うなぎだ!!!!」
水郷潮来あやめまつりに行こう! 完