KITの気ままな旅日記

旅行の記録を公開していきます ≪過去・現在・未来≫

PT 水郷潮来あやめまつりに行こう!(2019年06月01日)

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 「水郷潮来 あやめまつり」へ行こう!

初めての訪問となる、天気はよいがあやめの開花期だけが心配であるが・・・。 

  

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10時25分、潮来・あやめまつり近くの駐車場に停めた。

ここはかなり空いていた。

ここはアイモア、閉店したショッピングセンターらしい・・・。

駐車代500円でした。

 

駐車場=潮来ショッピングセンター・アイモア。

 

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あやめまつりの近くには民間の駐車場があり、旗を持った人たちが手招きをしていた・・・・。

どっちがよいかはお好みで。

アイモアから歩いても遠く感じない距離感だ(所要時間10分)

 

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潮来駅に差し掛かると特急あやめ祭りが入線してきた。

6月のあやめ祭りの時期に運行する臨時列車だ、新宿と鹿島神宮を結ぶ。

 

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新宿ー佐原ー潮来鹿島神宮に停車する。

1日、上下線で一本づつだ、行きは10時29分、帰りは15時38分だ(潮来発着)

 

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「創作和菓子さわた  」

あやめ園の入り口に出店していた。

 

「さわたや あやめ店」

 

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「水しずか」を帰りに購入した。

箱入りで900円、夏のお菓子としては最高だ。

(右の笹葉舟も見た目は素晴らしく捨てがたい!)

簡単にいえば、こしあんの水まんじゅうだが、冷やして食べるとメチャクチャうまい!

会社から帰宅して、夜に食べる水しずか、うまい!

水曜日まで楽しみました。

 

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駅前通りを歩いてきたが橋にさしかかり右折する。

ここからあやめ園が広がっている。

 

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あやめ園が広がり、向こうには前川が流れている。

しかしここで注意が必要、

あやめ・花菖蒲・杜若(かきつばた)は私のような素人には判別がしずらい。

これらはアヤメ科の仲間であり、広義では全て「あやめ」に分類されてしまう・・・・。

ちなみに現在あやめ園で咲いているのは花菖蒲が多いという。

 

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最初に見えてくる橋だ、

「嫁入り舟」の見物者が集まりつつある状態、とりあえずこの橋で見ることにした。

場所取りは重要だからね、遅れると人の後ろから見ることになる。

 

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10時35分、橋の上で花嫁を待つことにした。

25分の待ちぐらい、たいしたことないぜ。

 

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「ろ舟」が前川を行く・・・。

櫓を使う手漕ぎ舟、別名サッパ舟という。 

 

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こちらは女性の漕ぎ手だ、サッパ舟で水郷下り、風情があってよい。

(川はきれいではないことはふせておこう)

サッパ舟はあやめ祭りの期間のみ運航する。

時折、モーターを搭載した船が行き来していた。

 

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走っている列車は鹿島線霞ヶ浦・北浦を渡り鹿島神宮へ向かう。

 

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なんかのゆるキャラがいる?!

調べてみたがわからなかった・・・。

 

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10時57分花嫁さんが登場。

この辺りで記念撮影(?)が行われており、なかなか進まない。

11時になるのを待っていたのか。

会場には歌が流れ良い雰囲気を作り出していた。

花村菊江の 「潮来花嫁さん」

これまで一度も聞いたことはないが、妙にこの会場にマッチしている。

 

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長持ちが先に行く、嫁入り道具が入っているのだろうか。

この時に会場にかかっていたBGMは長持唄?

 

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www.city.itako.lg.jp

第68回水郷潮来 あやめまつり

5月23日~6月23日

 

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先に乗り込んだ二人は御両親だろうか・・・。

いや、伝統を考えた場合は仲人だな。

  

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花嫁が特別なろ舟に乗り、船場を出る。

 

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この位置から見ると寿の提灯が邪魔!!

川沿いがよかったかな・・・と考えつつ。

 

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少しずれると「見えた!!」

この「嫁入り舟」は期間中、

土曜日 ・11:00・14:00・19:30

日曜日・11:00・14:00

水曜日・11:00       

におこなわれる。   

※なんで水曜日???

 

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こちらの花嫁は本物、イベント用ではありませんよ。

参加資格では6月を基準にして前後1年間で結婚をされる方らしい。 

 

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下流では花婿が到着を待っているという。

ではあやめ園を散策しようか。

 

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この水郷潮来あやめ園には約500種類・100万株のあやめ・花菖蒲が咲くという。

あやめ園と書いてあるが、今咲いているのはほとんどが花菖蒲だろう。

だったら「あやめ園詐欺じゃねえか?」と思う人もいるかもしれない、

それは『ノンノン』だ。

花菖蒲は「アヤメ科」の植物であり、「あやめ園」で合っているのだ!!

 

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何軒か、お花を売っているお店がある、

そこでは花菖蒲、あやめが売られている、1つ500円ほどでとても手ごろな価格だ。

 

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向こうに見えるアーチ橋はよくテレビや写真でみるものだ、

なんとなくよく見る光景で馴染みがあるのだが、初めて実物で見るとほんのちょっとだ

け感慨深いものがある?!

 

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あやめ、花菖蒲、杜若(かきつばた)はよく似ている。

その3つは、若干咲く時期が異なるのだ。

・あやめ:4月下旬~5月中旬

・花菖蒲:5月下旬~6月中旬

・杜若 :5月初旬~5月中旬

 

一般的な開花期ではあやめ・杜若はすでに終わっている。

今は花菖蒲の開花期の全盛期となる。

 

多少は遅咲きのひねくれたあやめがいるかもしれないが・・・。

 

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とはいえ、開花時期だけでは判別はできないこともある。

そんな時は形状から見ていこう。

・あやめ:付け根に網目模様がある
・花菖蒲:目の部分が黄色になっている
・杜若 :目の部分が白色になっている

 

ということで画像の花は「花菖蒲」となる。

 

故事には、

いずれ菖蒲か杜若というのもがある、

なるほどなと思ってしまう。

 

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園内には水辺もあり、水車があった。

そしてあやめ娘と記念撮影している人が多い。

 

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「筑波国定公園 潮来

つくばと離れているような気がしたがそうではないのかな・・・。

潮来(いたこ)」、なんだか変な地名だな~と思っていたが、

かつてこの地は「板久」と呼ばれていたが、江戸時代に入り「潮来(いたこ)」と変化

していったという。

「潮」については、霞ヶ浦はかつて海とつながっていたという、そのような関係がある

かもしれないが。

この地方では「潮」を「いた」といっており、

「いたく」⇒訛って⇒「いたこ」⇒「潮来」となったといわれている。

 

それを命名したのが水戸光圀というのもまたおもしろい。

 

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この後ろ姿は潮来の伊太郎ではないか。

 

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ここに船乗り場がある。

かなりの人が中で待っていた、佐原と違って少し乗りたいと思ってしまった。

大人:1,000円・小人:500円 乗船時間:30分。

 

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「ろ舟遊覧ルート」

潮音橋・天王橋・出島橋・まこも橋を見て、水雲橋をくぐり戻ってくる。

 

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舟が出て行く。

 

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女性の船頭もまつり限定なのだろうか、流れに逆らって漕ぐのは大変そうだ。

 

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舟がいく、なかなか早い。

 

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潮来の伊太郎像

隣りには橋幸夫の歌が流れる装置がある・・・。

※押している人はいなかった。

 

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本日の嫁入り舟の予定。

本日は3組の予定が書かれている。

 

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あやめ園は縦長の公園になっている、こちら側にもあめや・花菖蒲が咲いている。

土壌について書いてみよう。

・あやめ:乾燥した場所がいい
・花菖蒲:水はけがよい場所
・杜若 :湿地がいい、水辺などを好む

それぞれ好みが多少異なるのだ。

 

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花菖蒲は最も品種改良が進んでおり約5,000種あるという、

『多すぎるだろ!!』と心でツッコむ。

 

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アヤメは漢字変換すると「菖蒲」とでるように『菖蒲(あやめ)』なのだ。

 

5月の『菖蒲湯』の菖蒲はまた違う、

菖蒲湯は「葉菖蒲」といわれ「花菖蒲」とは区別されている。

・葉菖蒲:サトイモ科ショウブ属

・花菖蒲:アヤメ科アヤメ属

となる。

 

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それほど広くはない公園であるが、来てよかったと思える。

『もしかして、肩透かしになるのかな・・・。』と少し心配していたが、かなりの力の

入れ様で、『また来てもいいかな。』と思うほどだ。

 

「嫁入り舟」だけではなく、

・あやめおどり披露

潮来囃子演奏

潮来祇園祭禮踊り披露

・水郷潮来あやめ園ライトアップ

など他のイベントも行われている。

 

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折角なのでアーチ橋に上ってみよう。

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こちらは常陸利根川方面だ。

 

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こちらが鹿島方面となる。

 

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手前下に見えるのは観光案内所、

その向こうの緑と白の屋根が販売ブースとなっており、

その先の高架には潮来駅が見える。

潮来駅から会場は近い場所にある、電車で来ても快適に行くことができる(はず)

鹿島線は1時間に0本~2本だ・・・。

 

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お店もそこそこ出ている、

こういうお店はそんなに高くないのが素晴らしい・・。

 

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休憩スペースも所々にあり、出店も道沿いに出ていた。

 

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公園の一角で「潮来花嫁さん」のモニュメントを発見した。

これは遠目でみることをお勧めしておこう。

 

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「・・・・・」

 

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帰りに花菖蒲を購入した、1つ500円だ。

本日は売れていないらしい・・・追加発注を断っていた。

 

購入後、3日~4日は花を楽しめたが、その後はおばさんのアドバイス通りに切って、

来年の開花を待つことになった。

 

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県道101号の向こうには水門が見える、その先には常陸利根川が流れている。

 

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では潮来駅方面に向けて歩いて行こう。

逆に行けば、うなぎで有名にお店「錦水」がある。

 

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とても簡素な潮来駅

この時期だけは賑わっているだろうと思っていたが、そうでもない?!

 

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臨時駐車場・アイモアに到着。

 

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駐車場の心配はいらなそうに思える、土曜日なのに比較的空いており、会場にもそ

れほど多くの人はいなかったように思えた。

 

時刻は12時少し過ぎだ、そろそろお腹が空いてくる時間だ、

何を食べようかな?

そんなものは決まっている!!

 

「うなぎだ!!!!」

 

 水郷潮来あやめまつりに行こう! 完

 

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