KITの気ままな旅日記

旅行の記録を公開していきます ≪過去・現在・未来≫

【島根の旅⑥】山陰を走ろう!温泉津温泉に浸かろう!(2019年7月21日)

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これから向かう先は温泉津温泉だ。

名前からして只者ではないと思うだろう。

  

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山陰本線温泉津駅に到着。

駅隣りの駐車スペースに停める。

 

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寂れ感がいいね。

 

温泉津駅へ。 

島根県大田市温泉津)

 

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前から読んでも、後ろから読んでも、

『おんせん つ おんせん・・・』ではなく、『ゆのつおんせん』と読む。

島根県大田市に位置している町だ。

 

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街道には 誰も人はいない・・・。

でもそれがいい!!

(それに風も強くなってきており、さらにわびしい気持ちに・・・。)

 

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温泉津駅・隣りの駐車場に停めて、寂しい商店街を歩いてみる、

時折聴こえてくるのど自慢の音声が心地よく思える。

しかし人影はないというギャップだ。 

こんなよい感じの路地もある。

 

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少し雲が出てきたかな・・・。

一旦駅に戻り、車で移動することにした。

(目的の場所は駅から歩くには遠かった・・。)

 

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温泉津は石見銀山にて産出した銀の積み出し港、また北前船の寄港地として栄えたという。

 狭い路地に廻船問屋・民家・寺などが立ち並ぶ、その町並みは平成16年に重要伝統的建築群

保存地区に選定された、温泉街としては初めての認定である。

これを聞けば『行きたい!』と思うだろう。

 

 目指すのは『薬師湯』という場所だが、場所がわからない、

ナビにも出てこず、適当に走っていると離合困難な路地に誘導された。

 

 『あった!』目的地を発見だ!

 

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場所はわかったので、Uターンして観光案内所・ゆうゆう館の駐車場に停めた、

やはりこんな素晴らしい町並みは車ではもったいない。

風鈴の音色でも聴きながら歩くのがよい。

 

温泉津駅⇒ゆうゆう館へ。 

 

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ノスタルジックな町だ、歩いている人は少なく観光客が1~2名ほど、

ここまで足を延ばす人はあまりいないのだろうか。

 

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車では通り越してしまいそうな神社を見つけた。

『龍御前神社』

(たつのごぜんじんじゃ)

 

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ここでは毎週土曜日に神楽が上演されるという、

萎びた温泉街の神社にて、浴衣で見る夜神楽は格別な思い出になるに違いない。

 

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『ゆのつ温泉 夜神楽』

毎週土曜日 20時~21時 料金:1,000円

  

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世界遺産石見銀山 温泉津温泉 

雰囲気を楽しみながら歩いて行く・・・・・。

 

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少し歩くと目的地・薬師湯が見えてくる。

駐車場は建物前と通りの少し手前に完備されていた。

 

ゆうゆう館⇒薬師湯へ。 

 

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薬師湯の源泉は明治 5 年の浜田大地震で湧出したというお湯だ。

(意外なことにそれほど歴史があるわけではない)

そして注目すべきは最高評価オール5取得!!

それがすごいのか、すごくないかはわからないが・・・(爆)

 

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入口は男湯と女湯で分かれているが、入ると繋がっているという構造。

この出窓、まさに『昭和レトロ』に恥じぬ造りだ。

 

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入湯料金は450円、病院のような雰囲気だ。

タオル一式は忘れてしまったので薬師タオル(¥250)を購入した。

 

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薬師湯の魅力 - 薬師湯 温泉津温泉 〜 石見銀山 世界遺産の温泉 〜

入った瞬間・・・・・。

『これはすごい!!!』

温泉成分が固まっており黄土色の世界を作り出していた。

『これが最高ランクの温泉か?! でも狭い・・・。』

それに、すこしばかり緑がかった薄茶色のお湯だ。

源泉そのままというのがいいね!!

 

温度は46℃、かなり熱く、何度も出たり入ったりを繰り返す、

お客さんも2人ほどしかいない。

湯船には3人でちょうどよい、5人ではかなりのストレスとなるだろう、

温泉に来てストレスとは、いけないよね。

 

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温泉お決まりのコーヒー牛乳を飲んだ後は

二階に涼みに行こう!

ここも薬師湯の醍醐味だ。

 

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薬師湯の 2 階には、とてもノスタルジー?レトロ?な半円形状の休憩スペースがある、

ここで数分腰掛け、扇風機の風で体を冷ます。

なんて心地良い時間だろうか。

 

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ここからもう1つの共同湯である『元湯』が見える。

 

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さらに3 階の屋上に上がると、ここにも休憩スペースがある、無料コーヒーが置かれておりサービスもいい。

そしてお目当ては、屋上から見える景色だ。

隣り旧館の尖った屋根は趣きがあり、石州瓦とともに良い雰囲気を醸し出す。

 

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共同湯といえ、ここはモダンでありオシャレな場所だ。

おそらくは近くにある『元湯』は皆の想像通りの共同湯なのだろう。 

 

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さきほどの休憩ルームがこの出っ張りだ。

お隣りにはギャラリーとカフェもあるという。

(寄っていませんが。) 

 

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薬師湯の斜め前にはもう一つの共同温泉元湯がある。

この温泉は別の源泉を用いており、泉質には違いがあるという、

こちらも入りたかったのだが、薬師湯の熱さに体はもう温泉を欲していなかった。

  

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元湯の隣りの路地には温光寺がひっそりと鎮座している。

 

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拝殿前にある「奉泉薬湯」

隣りの地蔵堂の下には元湯の源泉が湧いているという。

 

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拝殿の隣りには『霊泉元湯温泉』の碑がある。

 

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元湯の前には飲泉があり、龍の下にはボタンがある。

『飲泉塔の吐泉龍』

 

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「チョンマゲからナウな髪形まで・・・」

 

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スーパーにも夜神楽のポスターがあった。

 

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 では温泉津を出発しよう!

 

【おまけ】

 

和田珍味本店から絶景を見れると聞き行ってみた・・・。 

 

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『神島』

須佐之男命は、五十猛命・大屋津姫・抓津姫の三神を連れて、

新羅の国から船に乗り日本へ戻るときに、神島(五十猛の大浦の島)に

上陸したといわれている。

 

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 ここは和田珍味本店の駐車場だ。

中に入るとたしかに珍味があった・・・・・。

 

山陰を走ろう!温泉津温泉に浸かろう! 完