KITの気ままな旅日記

旅行の記録を公開していきます ≪過去・現在・未来≫

PT 富岡製糸場に行こう!(2019年08月10日)

今日は上野三碑を目的として群馬にやってきた。

金井沢碑・山上碑・多胡碑と周り、吉井駅に到着した。

時刻は12時32分だ。 

吉井駅は上信電鉄の駅であり、1時間に1~2本の運行である。

上下線、早く来たほうに乗ろうと考えていた。 f:id:turumigawa915:20190816110849p:plain

そして先に来たのは12時35分発の下仁田だ。

富岡製糸場行き 決定!!」

  そして2回目の富岡製糸場の旅が始まる!!

 

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吉井駅から5つ目の上州富岡駅で下車した。

(12時50分到着)

 

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「こんな駅だっけ? 上州富岡駅!」

根小屋駅、吉井駅しか見たことがないが、それらとは全く違う。

これが世界遺産の力なのか?!(笑)

  

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 広い、小奇麗、なんかつまらん(失言すいません)

 

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まずは駅舎正面の道を直進する。

 

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富岡の町並みを楽しみながら歩く、

なんか、香ばしいな~。

 

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昭和時代の町並み、そんなイメージだ。

シャッターが下りているお店が多いかな、お盆だからかな・・。

 

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「お富ちゃん家」まちなか観光物産館を通過。

 

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江原時計店を右折する、屋根が特徴的な建物だ。

この辺りから観光客も増えてきた。

食べ物屋・お土産屋などは多少は繁盛していると思うのだが、どうだろうか。

 

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「サケハウス にしだ」

いいね!!

 

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商店街の正面に壁のように待ち構えている建物が富岡製糸場だ。

この光景がなんとも言えずにいい!!

 

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今日もくそ暑い!!

警備員さんは大変だよ、自由に動ける観光客はいい気なもんだ。

(KITもな)

 

上州富岡駅富岡製糸場へ (徒歩13分)

  

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入場料金は1,000円、たしか値上げをしたよね・・・。

(以前は500円だったかと、一気に倍あげるのはあまりないことだ。)

以前は行列ができていたと思うが、今日は落ち着ており安心した。

 

正面の建物が「東繭倉庫」といい木骨煉瓦造という工法でつくられている、

この建物の景観が素晴らしい。

 

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富岡製糸場とは・・・」

明治5年に明治政府の模範工場として誕生した、

西洋技術を取り入れた最大規模の製糸工場であった。

 

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「原料課」と書かれた建物に入る、ここでは基本知識を得ることができる、

まず初めに入ったほうがよい施設だ、映像による紹介ビデオは多くの人が見ていた。

お土産屋も併設されている。

 

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実際にはこんな暗くはない。

パネルによる勉強だね。

 

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こちらは真向いの「座繰り実演・体験」コーナーだ。

併設してシルク製品の販売をしているコーナーがある、こちらは撮影不可だ。

 

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こどもたちに人気、たしかに楽しそうな体験だ。

 

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もう世界遺産登録から5年経過、月日は早いものだ。

奥に見えるのは社宅、ここではかいこの生態を学ぶことができる。

行ってみよう!

 

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これが実際の蚕様だ、うねうね動いておりかわいい。

(7月19日に生まれて、ここまで大きくなるのだ)

 

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「蚕の一生」標本

蚕は4回変身(脱皮)するのだ、そして蛾になる・・・。

蚕は蛾です(それぐらいは知っているか。)

 

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富岡の定番、団体客も来てました。

後ろについてさらっと説明を聞くのもいいかもしれない。

 

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ここは繰糸場か、機械が並び無機質すぎてあまり好きな光景ではないのだが。

 

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この機械は「自動繰糸器」といい昭和に導入されたもの、

実際に人がどのように作業をしていたのか、見てみたいものだ。

この建物は、窓が多くつけられており館内は明るい。

 

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これはお湯と繭を運搬する装置だと思うのだが。

上にある三角形の造りはトラス構造という建築技術らしい。

 

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こちらが首長館(ブリュナ館)だ。

(フランス人技師「ポール・ブリュナ」給料750円)

お富さんたちは10円~20円だった、そう考えるとズバ抜けている。

今は期間限定で休憩所となっておりクーラーが効いていた。

 

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ここは端のエリア、左側には柵があり眼下には川が見える。

この奥には寄宿舎がある。

 

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平地だと思っていたら、こんなに高低差があるとは意外。

 

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こちらは女工さんの寄宿舎2棟、名称は浅間寮・妙義寮というらしい、

もちろん、通勤する女工さんも多かったみたいだ。

この地区ならではのネーミングだ、私は浅間がいいけどね。

 

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先に進めば診療所もあり福利厚生はしっかりとしていたのだろう。

 

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では出口に向かおう。 

 

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レンガの色彩が美しく、建造美を感じる、

富岡製糸場独特の景観だろう。

 

富岡製糸場と同じ時期に長野・岡谷でも明治8年から製糸業を開始した、

富岡と同様に岡谷も日本の殖産興業・近代化に寄与してきた地域だ。

そして共通ワードとして、「片倉家」が出てくる。

 そんなつながりもあり、富岡と岡谷は姉妹都市の提携をしている。

 

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 では製糸工場から富岡の町へ。

 

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暑いが、頑張って撮りました・・・。

カニさん!!」

 

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なんだが楽しそうな乗り物が横を通過していった。

 

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上州富岡駅に到着。

 

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時計が繭になっている。

京急富岡」より立派な駅舎かもしれないな~。

 

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到着時間・間近からしか入れてくれない方式・・・。

この理由って何だろうか。

13時58分発の列車で高崎へ戻ります。

 

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よいローカル線ホームだ。

 

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さて高崎以降、どう帰るか考えないと・・・・。

新幹線か、特急か、普通列車か。


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最後尾に乗車、ぼほ貸し切り状態だ。

 

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さらば富岡。

 

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車窓から見える景色も最高だ。

ローカル線の旅もいいかもしれない。

 

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高崎駅0番線ホームに到着、壁には上野三碑のポスターが貼ってあった。

 

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これは高崎駅内の上野三碑の一つ・多胡碑のレプリカだ。

駅構内に3つあるとガイドの人は言っていたが、どこにあるの??

 

そして、かなり大きいお土産屋があった。

これは楽しそうだ!!

焼きまんじゅう(当日焼き)」が売っていた、かなり迷ったが諦めた・・・。

夕飯とバッティングしてしまうのだ。

 

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帰りは新幹線ではなく、特急草津号で上野に向かった。

急ぐ旅でもないしね、そこそこに帰ろう!

 

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上野地下ホームに入線、横浜までもう少しだけあるな。

 

 富岡製糸場、2回目であったが楽しめた、

上野三碑をコンプリートした達成感もあり、この群馬の旅は楽しいまま幕を閉じた。

 

 富岡製糸場に行こう! 完