海芝浦は何回目の訪問だろうか?
たまに海を見たくなると来てしまうのが海芝浦だ。
その多くは朝に行くことが多いが、今回は比較的遅い時間に行ってみた。
どんな表情を見せてくれるのか?
海芝浦駅は横浜の秘境駅といわれている、今更説明するまでもないと思うのだが、
一応しないとね。
簡潔にいこう!
・ホーム横がすぐ海!
・ホームから出られない!
この2つにより、海芝浦駅は秘境とされる(と思う)
『こんな駅、ほかにあるのか?』
しかし気をつけて欲しい、
列車本数は少ないので、計画的に行って欲しい、
行き当たりばったりの行動は痛い目にあう。
ここへのアクセスは鶴見線しかない!!
それ以外の手段はないのだ、
陸路は無理、海路も無理!
空路? もちろん無理だろ!
では実際にいってみよう。
鶴見駅では鶴見線に乗るために再び改札を通らなくてはならない。
改札内改札だ。
これもある意味新鮮だ、同じ(JR)会社ではあまり無いことだ。
13時30分発・海芝浦行きがすでに停車していた。
「この駅も相当ヤバイ!」
昭和レトロという言葉だけでは表現できない何かがある。
実際に見てほしい。
参考画像1
「あそうそう、
鶴見発でも行き先が3つに分かれる、必ず、海芝浦駅行きに乗るように!」
その3つとは、
(2)大川駅までの路線が大川支線。
(3)海芝浦駅が海芝浦支線。
そして、鶴見駅以外は無人駅だ、京浜工業地帯への通勤路線といっていいかもしれない。
今回乗って驚いたのが、乗客が多い!
お盆休み? 夏休み? だからなのか!
と驚いていると途中駅でごそっと降りた、それでもまだ多くの客が乗っている。
『これは、海芝浦確定だ!』
ここで新芝浦駅に降りるわけがない。
そういえば、1ヶ月前だろうか?
テレビで海芝浦駅が紹介されていた、その影響なのか?!
浅野駅を過ぎると海芝浦支線に入り、旭運河に沿って進む、この光景は少し萌える。
13時41分 終点・海芝浦駅に到着。
海むこうには「鶴見つばさ橋」が見える。
その奥には「横浜ベイブリッジ」も見える。
青空が素晴らしく、海も青い!!
『でも下を見てはいけないよ・・・、決してね。 』
( ゚Д゚) 汚ねぇ!!!
海芝浦の先に駅は無し!
もちろん、衝立の向こうは(汚い)海だ。
構内ベンチでお弁当を食べる親子もいる、そうピクニック気分でいいのだ。
列車はそのまま鶴見行に変わる。
ホームから出る時はSuicaでタッチ。
これより先は、世界のTOSHIBAだ。
構内の撮影は禁止されているので、ここまでが限界だろう。
海芝浦駅を正規に降りれるのは東芝社員だけだ。
そして改札は出れないが、公園に行くことはできる。
この公園は、東芝さんのご厚意により作られた!!
そしてお手洗い・自動販売機も完備、ここで長時間過ごすこともできる。
『海芝公園』という。
早く来すぎても開いていないので注意が必要だ。
早速、公園にお邪魔しよう!
救命浮輪も完備!
こんな感じに縦長の公園となっている、
ベンチもいくつかあり、ゆっくりできるだろう。
ここは公園の最果てだ。
昼も良いけど、夕日もいいかもしれない、
次は夕方かな・・・。
緑あふれる公園なのだ。
鶴見線の時刻表・海芝浦発:11時、13時には列車は来ない・・・。
政令指定都市で1時間に1本も来ない路線があろうとは?!(笑)
鶴見行きは、14時01分に発車する。
(これに乗り遅れると次は15時45分だ)
名残惜しいが帰ろう!
車窓から見える景色も『絵』になる、それが海芝浦だ。
鶴見駅に戻り、
そう、鶴見線は他の路線より1段高いところを走っているのだ、いろんな意味でね。
1時間未満のプチトリップ、お手頃な秘境の旅、
鶴見線っていいな~。
横浜最後の秘境・海芝浦駅に行こう! 完