ハプスブルク展−600年にわたる帝国コレクションの歴史
今日から始まる!!
8時50分に上野公園に着いた。
目的の国立西洋美術館は駅から近い、そしてもう列ができていた・・・。
※ちなみに開門は9時30分だ。
『楽しみだ!!』
『ヒャッハー!! 楽しみだ!!!』
(間違った喜び方・・・)
前回のゴッホ展にように40分ほど待つことになった。
あまり早く来る必要はなかったかもね・・。
「ハプスブルク展」は本日が初日だ。
開催期間:2019年10月19日~2020年01月26日
オーストリアと日本の国交樹立150周年の記念展となる。
ファミリーマートで前売り券を買っていたので、即入場できた。(¥1,400)
傘も折りたたみ式であり時間短縮ができた、そして展示会場には5人目として入った!
だからなんだということだが。
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世界史の教科書にもかかせないハプスブルク家、そして神聖ローマ帝国、
簡単な歴史を知ってから、行ったほうがより楽しめるだろう。
1273年ハプスブルク家当主のルドルフ1世がドイツ国王に即位する、
スイスの小貴族であったハプスブルク家が歴史の表舞台に姿を現した瞬間だ。
マクシミリアン1世の時代より、
他王家との政略結婚を積極的に推し進め、領土拡大をおこなっていく。
【マクシミリアン1世】
ハプスブルク家は戦争ではなく、政略結婚により、ヨーロッパでの勢力を拡大していく。
そして次の転換期だが・・
18世紀、マリア・テレジアの登場だ。(在位:1740年~1780年)
戦争で荒廃した国を立て直して、ハプスブルク家の威信を取り戻した。
同じ時代・・・
1769年コルシカ島にて、ある英雄が生まれた。
絶対王政の終焉までのカウントダウンが始まった・・・。
今回の展示品のメインの1つ。
8歳にして、この威厳、さすが名門の出といっておこう。
15歳で結婚して、6人の子をもうけ、21歳にこの世を去った。
ハプルブルク家の最盛期を築いた女性、実質的に政治を切り盛りして広大な領土を
統治した。
若い頃はメチャクシャ美人なのだ。
そしてマリア・テレジアの娘も超有名人物だ、
日本(?)では娘のほうが有名かもしれない・・・↓
マリー・アントワネット(フランス王妃)
宝塚のベルサイユのばらで有名な人物、フランス革命・・・民衆により断頭台にかけら
れた悲劇の王妃。
なんとかっこいいじいさんだ(失言・・・スイマセン)
城壁を取り除き、環状道路・リンクを造り交通網を整備した、
経済・文化の発展に取り組み、国父といわれるようになった。
しかし、傾いた国の舵取りは難しく、崩壊の途へ進むことになる。
オーストリア帝国(1867年以降はオーストリア=ハンガリー二重帝国)皇妃
エリザベト (愛称:シシィ)
絶世の美姫といわれ、姑のゾフィーと折り合いが悪く、各地を転々とした。
最後はジュネーブの湖畔にて無政府主義者に殺害され人生の幕を下ろした。
その18年後にフランツ・ヨーゼフ1世も崩御、
ほどなくしてハプスブルク家は世界史から姿を消すことになる。
エリザベトの息子・ルドルフは愛人と心中、
その後継者に甥・フランツ・フェルディナントが擁立されるが、サラエボにて暗殺される。
世界史で超有名なサラエボ事件・・・。
そして人類初の世界大戦へと突入していく。
しかし、ハプスブルク家の支配は長大だ、
単純な比較はできないが、徳川家も長いがそれをはるかに凌ぐ長さだ。
これだけ長いのだから、様々なサイドストーリーがあるに違いない。
ハプスブルク家の歴史を読むのも楽しいかもね。
今回、ミュージアムショップでの買い物は
パスした。
では門を通り帰ろう。
( 大嘘 )
横浜に帰る、その前に。
東京都美術館へ。
今日は入口にテントが張られている。
テロ対策の実験かなにかと言っていたような・・・カバンの中身を見せて敷地内に入っていく。
これから行くのが、
第70回記念 一線美術会展(¥700)
第26回 新作家展(¥500)
芸術の秋ですね。
では帰ろう!
ハプスブルク展に行こう! 完