今回は鳥羽から浜金谷に移動するというのが、主な記事となります。
なぜ浜金谷なのか?
そこに理由はない、ただのフェリーのりばがそこにあったというほかない。
そのためには鳥羽に行かねばならない。
一般的には新幹線で名古屋、近鉄へ乗り継ぎ鳥羽というルートとなる。
新幹線こだまで行く名古屋の旅、
望んだわけではないが、のぞみが満席なのだ。
のぞみが最速であるが、こだまでも横浜・名古屋間を2時間で行けるのだ、
とても早いではないか?!
みんなのぞみに慣れすぎだと思う。
「JRを使わず名古屋に行こう!」の旅では横浜・名古屋間はなんと13時間以上かかっているのだ、
それに比べたら2時間などぬるま湯に過ぎない。
新横浜駅6時52分発・名古屋駅9時09分着のこだま号に乗車する。
朝のおむすび弁当を買い新幹線ホームへ、年末の雰囲気ひしひしと感じる。
乙女の祈りが流れ、ホームドアが開く、本日も新幹線は定時運行だ。
ここは相鉄線の西谷駅だ、ちょうどJR直通線の埼京線車両が入線しようとしている瞬間だ。
今日は富士山も見える!!
向こうに見えるのは南アルプスだろうか。
熱海には20分ほどで着いてしまう、
東京に買い物に行く気分でいける距離だ、最短で2時間で行って帰って来ることができる。
それは、楽しいかもしれない・・・。
新富士では最大の5分の停車。
マルちゃんのたぬきそばなら、お湯を注ぎ食べ終わる時間だ。
その間2本のぞみ様に抜かれ、上りののぞみ様も2本見送った。
富士川を通過、ここから撮る新幹線も楽しいものだ。
新幹線に乗っていると、一級河川を楽しむ旅も味わえる。
静岡駅に停車、東海軒のお弁当屋が見える、
東京駅でも東海軒のお弁当はよく見るよね。
静岡らしい光景も飛び込んでくる。
季節は違うが茶畑だ。
掛川城も新幹線車窓旅の定番だ。
大井川に続き、こちらは天竜川、諏訪湖からの長い道のりお疲れ様と言っておこう。
浜松駅でものぞみ様は絶好調、この振動を何度体験したことか。
ガッ、ゴーーーーーー、ガッ。
新幹線の車窓で最も好きなのが浜名湖の通過のシーンだ。
ここを通過すると『(遠出の)旅をしている!』という気持ちが沸き上がる。
左側から見える景色も捨てがたいが、どちらかと聞かれたら右側かな・・・。
豊橋駅到着。
上りホームでもこだま号がのぞみ様の通過を行儀よく待っている、
とても親近感がわく光景が広がっていた。
(これが同族意識だ。)
ようやく、三河安城、ここは停まる意味あるの?
名古屋にもうすぐつくというベルとしての駅。
スイマセン・・・。
今度、三河安城・歴史探訪でもするか?
(ホント、何があるのだろう。)
ニチバン、ひと際目を引くカラーリングだ。
日本人なら使っていない人はいないだろう。
名古屋には9時8分に到着、
次に近鉄線に乗り換える、しかし9時50分発と間があいてしまっている。
近鉄といえば、この看板だ。
吉野山金峯山寺の特別御開帳だ、次は令和2年3月と書かれている。
近鉄特急・鳥羽行きに乗車、
昨日、オンラインチケットで買った時はガラガラだった指定席がほぼ満席となってい
た、いかに当日券を買う人が多いということだ。
乗車するのはこちらの車両だ、別の車両が連結されて運行されている。
先程の車両より新しくてラッキー!!と心の中で思ったが、想像以上に年季が入っていた。
今はガラガラなのだが、数分後には満席となる。
嵐の前の静けさ・・・休日特有の色々なお弁当やつまみやお菓子のニオイが車内に充満
する。
では私も!!
ひさびさの購入「朝のおむすび弁当」
『この弁当がサイコー!!』
サイズがいいし、中身のバリエーションも素晴らしい。
のどかな風景が流れていく、あの看板にはキャベツの郷とかかれている。
なんだろう・・・。
ここは『キャベツ王国』と勝手に命名した。
しかしここはある王国の直轄地にすぎない・・・。
私は1時間ほどして、伊勢中川というあまり聞き慣れない駅で降りた。
『赤福王国』
ここでは「赤福様」と呼ばないと、逮捕されてしまうという(嘘)
すぐさま、隣りのホームに入線した上本町行きの特急に乗り換える。
そして次の停車駅で下車する。
榊原温泉口駅で下車だ。
この駅も今回初めて知った駅だ、本当に温泉があるのだろうか。
しかも誰も降りないという、それは正しくない、ただ一人降りた人がいた。
それは、私だよ!!
駅舎を出ると温泉街らしく、マイクロバスが停まっている。
タクシーも停まっていたが、乗るような距離ではない、
逆に運転手さんから歩きを勧められそうだ、ということでここからは歩きとなる。
人がいない、寂しい町だ、
時折車がすれ違う、無言で何かを言っているように思える、
『あなた、本当に行くのかい?』と。
私は行くよ・・・・・・。
トンネルに入って行く、この先にはなにが待っているのか?
なぜか、千と千尋の神隠しが頭をよぎる。
すぐにその特異な一端が見えてきた、
この町の雰囲気に全くといっていいほど馴染んでいない。
この近所の方は毎日見ているのだ、富士山が見えるのとはわけが違う。
などと、なんか小馬鹿にしているように書いていると思うかもしれないが、
そんなことはない。
私は満を持してここに来たのだ。
これは芸術なのだ、私たちの周りに無い光景なので、
とても大きな違和感を感じるだけなのだ。(などとKITはそう思うことにした。)
では、『ルーブル(彫刻)美術館に行こう!』スタート!!
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素晴らしき美術鑑賞を終え、榊原温泉入口駅まで戻ってきた。
かなり時間はギリギリ、特急指定席券は購入済なので乗り遅れることはできない。
12時03分発、鳥羽行きに乗車、出発1分前に乗る事ができた・・・。
あぶねぇ〜。
ここで線路が交差する、もう伊勢中川駅に到着する。
お伊勢参りだね。
先程も通った伊勢中川駅に停まり、松阪・伊勢市・宇治山田・五十鈴川と停車、
そして終点・鳥羽に12時50分に到着する予定だ。
海が見えてきた、鳥羽が近いということだ。
この深い入り江がこの地方独特の景観を作っている。
ボートが物悲しい。
両ホームに特急が並ぶ光景は圧巻だ。
さすが特急王国・近鉄だ。
ホームの時計は12時52分を指している。
改札を出ると休憩所があり、この光景!!
『観光に来た!!』って感じで気持ちがたかぶるね!
とりあえずコインロッカーに大バッグを入れ、身軽になってスタート。
しかしこれが大失敗となる。
これからの予定はミキモト真珠島に行き、伊勢湾フェリーに乗る。
結果からいうと・・・
駅に戻り列車で向かうより、そのままフェリーのりばに行ったほうが早い。
本日2回目のプチトリップ
「ミキモト真珠島に行こう!」スタート!!
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真珠島を想像以上に堪能して、14時20分、鳥羽駅に戻ってきた。
普通車で隣り駅・中之郷駅に向かう。
向こうに見えるのは近鉄特急・しまかぜだ。
駅を降りるとフェリーターミナルがすでに見えている。
※右側の水色と白のストライプの建物がそれだ。
〔中之郷駅⇒(歩き)⇒伊勢湾フェリー鳥羽フェリーターミナル〕
フェリーのりばの隣りには鳥羽水族館があり、ここも人気スポット。
さぁ、乗船だ!!
本日、3回目のプチトリップ
『伊勢湾フェリーに乗ろう!』スタート!!
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1回目のフェリー旅を楽しみ、伊良湖岬16時00分到着。
伊良湖旅客ターミナル
ここは渥美半島の突端、徒歩で来てしまった人はバスで脱出しなければならない、
それかフェリーでUターンだ。
16時03分、バスが到着。
外は寒く、バスが来ただけでとっても嬉しい気持ちになる。
このルートは豊橋行きもあるのだが、それは14時45分まで。
それ以降は渥美病院行きとなってしまう。
そのため、2つ手前のバス停・田原駅で下車して豊鉄線へ乗り換えとなる。
18時17分発⇒新豊橋18時52分着
地味に距離が長い・・・・。
駅名は異なるがほぼ同じ乗り換え駅と考えていい。
19時08分発新幹線こだま号に乗車、
ここで本日最大の6分停車を体験、
2本ののぞみ様をお見送りして、静かな出発となった。
もちろん、車内はガラガラ、この車両には3人ほどしか乗っていない。
このまま乗って行けば新横浜にいける、自宅の暖かいベットが頭をよぎる(笑)
19時48分、静岡駅に到着、静岡の首都・静岡だ。
さらに、
東海道本線に乗り換え、3つ目の駅・清水駅で下車した(時刻は20時15分。)
みなと口に来た、
ここで明日に乗るバス停の確認をしておこう。
ホテルや繁華街は反対側の口だ。
バスターミナルの一角の臨時バスのりば。
ここも泊まってみたいんだよね。
控えめに駿河湾フェリーの送迎リムジンの時刻表が貼られている。
こちらが賑わっている方の口だ、
そうだな、今日の夕食はカレーにしよう。
そして、夕食を終えて本日のゴール!!
時刻は20時50分
今日は3つのフェリーのうち、1つに乗船した、
明日はどんな旅が待っているのか!
3つのフェリーを乗り継ぎ旅をしよう! 完