湘南ライナーの第二弾となる!!
平日の20時過ぎの東京9番ホーム。
外ではライナー券を購入している人たちが見える。
私は、20時30分東京発・湘南ライナー9号に乗車している。
横浜や川崎、戸塚に帰る人は湘南ライナーを使うことは断じてない。
ちなみに私のホームタウンは横浜だ。
この時刻の湘南ライナーは、オール2階建て車両。
私はこの車両はあまり好きではない。
リクライニングしないし、オール4人掛けシートがかなり窮屈だからね。
湘南ライナーは3種類の車両で運行される、特急踊り子で使われている185系、
スーパービュー踊り子車両251系、いま乗っている215系オール二階建て車両だ。
湘南ライナーは乗車券とは別にライナー券を購入しなければならない。
これはグリーン券とは異なるので注意が必要だ。
湘南ライナーの停車駅にはライナー券売場がある、その場所は駅により異なる、
ホームにある駅と改札外の券売機横に分かれる。
ライナー券はその車両の席数(実際にはそれ以下)しか売らないため、
必ず座ることができる点もグリーン車とは異なる。
お隣のホームでは一般の東海道線が満車になっている様子が見える、520円で快適に座って帰れるなら、どちらを選ぶか?!
横浜駅を通過中。
湘南ライナーは横浜駅を通過する数少ない車両だ、いやこれだけと言ってもよいだろう。
戸塚駅は通過、大船、藤沢には停車する。
私は茅ヶ崎駅で下車する、
あまり遠くに行くと帰る時間が遅くなってしまう。
湘南ライナーの終点は小田原なので、ここでお別れとなる。
さすがにこの時間で小田原まで行ったら、ホテル確定になってしまう。
実際にはまだ帰れるが。
茅ヶ崎の改札を一旦出て券売機に向かう。
券売機の左横には青色のライナー券・券売機が2つある。
画面には明日の湘南ライナーの残座席数が表示されている。
すでに売り切れているライナーもある。
「おはようライナー新宿26号」
茅ヶ崎発8時1分を購入!
まだ残席数が119席も残っている。
かなり余裕がある、これなら明日の朝に買えばよかった・・ということになる。
※ライナー券は1日前から買うことができ、すでに戦いは始まっているのだ!!
ということで、ライナー券を無事に買えたので横浜に帰ることにする。
そして翌日早朝、再び茅ヶ崎駅のライナー専用ホームに来た。
すでに数人が並んでいる、もう戦いは始まっているのだ。
茅ヶ崎ではホーム階段上にいる駅員に、ライナー券を提示してホームに降りる、という流れだ。
時間が経つにつれて列は伸び、それはトグロをまいていく、
本当にトグロなのだ、内側に向かい円を描いていく。
1本前の湘南ライナーの発車を見たのだが、
車両に入っていく様は、芸術的といってもよいかもしれない。
日頃から訓練されていないと、これはできない(笑)
並ばないと良い席にはありつかない。
その間、向こう岸のホームでは東海道線がバンバン発車していく、
それをここで見送ることになる。
そしておはようライナーが到着する。
周りに人が多く、これ以上写真を撮ることはできなかった。
定刻通りに251系おはようライナー(湘南ライナー)は茅ヶ崎駅を出て行く。
並行して相模線が走り、左にカーブを描き、ここでお別れとなる。
このライナーは貨物線を走り、新宿に向かう。
向こうに見える茶色の駅舎は相鉄線・羽沢横浜国大駅、その横の貨物線を通過してい
く。
そして、ここでトラブルが発生する。
埼京線内で人身事故が起こり、運転見合わせとなってしまった。
このおはようライナーは、貨物線を抜けると、湘南新宿ラインと埼京線の路線を走るた
め、その影響をモロに受けることになる。
ようやく・・・鶴見駅手前まで来た。
この後、ようやく本来の速度で走り出す、ここは相鉄JR直通線でも走る路線だ。
あれはなんだろう、多くの人が並んでいるぞ!!
雨なのにご苦労様としかいいようがない。
特急あずさが待機している、これもいつも光景、もう新宿駅は目と鼻の先だ。
9時50分、新宿駅に到着・・・。
通常ダイヤの新宿到着時刻は9時02分、約48分ほどの遅れとなった。
結果、約1時間50分の長旅となってしまった。
「おはようライナー」 の表示。
次回は展望車にチャレンジしてみたい。
スーパービュー踊り子では予約が難しいプラチナチケットだ、
でもおはようライナーならワンチャンスあるはずだ!
新宿駅は大雨・・・これから、どうしようか。
湘南ライナーに乗ろう! Ⅱ 完