大人の遠足シリーズ第3回目、石和温泉編となります。
ではスタート!
部屋からはこの景色、山梨らしい光景といっていいでしょう。
もちろんあの山々は南アルプスだ。
あれは北岳でいいのかな・・。
ちなみに北岳は富士山に次ぐ標高の高さだ。
※意外に第2位を知らない人が多い、
これが1位じゃなきゃダメな理由だ、多くの場合2位は認知度がとても低い。
この車が駅までの無料送迎バス。
ここで違いがあった、駿河健康ランドは大型バス、石和健康ランドはマイクロバスだ。
健康ランドらしい風貌だ。
石和健康ランドは「竜電関」を応援しているらしい。
ヴァンファーレ甲府も応援しているらしい・・・地元密着は重要な要素だ。
お風呂甲子園三冠となるが、それは何??
何度も見ている言葉であったが、調べる気にまだなっていない・・(笑)
石和温泉駅・南口に到着した。
北口のほうが行きやすいと思っていたのだが、そんなことはないのかな。
以前の駅舎をよく知らないが、近代的に生まれ変わった。
温泉駅の前にイオンがあり、なんだか温泉駅(?)らしくないな~と感じてしまうが、
地元の人にとってはありがたい存在に違いない。
「E257系」この車両もまだ走っていたのね・・。
このE257系は改修されて踊り子号として今年3月14日から運行開始する。
いずれは185系から完全に移行するものと思われる。
寂しがっても仕方がないので、楽しみに待っていよう!
駅からも冠雪した山々を見ることができる、これこそ「山梨の駅」って感じの駅だ。
8時37分発の甲府行きに乗車。
富士山が見える、
その手前には桃の木が広がっている、ここには3月下旬に来るのが吉なのだ!!
またその頃に来よう!!
甲府駅 8時43分に到着、こちらは南口。
駅ビル・甲府セレオだ、駅前には三交百貨店もあったのだが閉した、今後はヨドバシカメ
ラが進出するらしい。
反対側(北口)から武田神社へアクセスすることができる。
これから山梨県立美術館に向かう。
バスで向かうのだが1番バス乗場から乗ろう!
電光掲示板では、バスの時刻と現在位置がわかる。
地方都市では都心より進んでいることは多くある。
山梨県立美術館へは【03・04・30・34・35・39 】とけっこう便がいい。
山梨交通バス、けっこうレトロな感じの車が来たぞ。
知らない町をバスで走るのはおもしろい、
列車とは異なり、その町の雰囲気がわかりやすいのだ。
9時13分・山梨県立美術館バス停に到着した、所要時間15分ほど。
2人ほど下車した、私を含めて。
さすが敷地が広い、どんどんと入って行こう!
奥には公園が広がっており正面には富士山が見える。
素晴らしい光景だ。
こちらは「山梨県立文学館」
でも今日は寄る時間はない・・・少しばかり残念だ。
山梨県ゆかりの作家たちが紹介されているのだろうか・・・私は山梨出身の作家は
よく知らない。
「ミレー」
私もミレーの登山用リュックを持っているのだが、それとは関係ないだろう。
「ジャン=フランソワ・ミレー」
県立とあって相当な資金をつぎ込み重厚な建物となっている。
山梨県立美術館といえば、先ほど紹介した「ミレー」であるが、その中でも。
「種をまく人」が有名だ。
(一番左側のポスターにも描かれている。)
ミレーの代表作でもあり、世界の2つしかない、たしかアメリカと日本だったと思う。
日本とは当然、山梨県のココだ!!
観覧料は 1,260円(大人)
コレクション展+特別展
※コレクション展のみ:520円 (特別展のみ:1,000円)
受付で「昨日県内のどこかに泊まりましたか?」などと聞かれ、
石和健康ランドといったら、たしか100円ほど引いてくれた。
そしてショッキングな事を受付から聞かされる。
「 落穂拾い」は〇〇へ貸し出されています、さっき出ていきました・・・。
「え?!」
ちなみに「 落穂拾い」は右上の絵画だ、ミレーの代表作であり最も有名な作品といって
差し支えないだろう。
そのお隣りが「種をまく人」であり、下2つがミレーの妻2人だ。
足取りが重いが2階に上がる・・・・。
「オチボヒロイハナイヨ・・・・」
旧約聖書では田畑の収穫から全て刈り取ってはいけないと教えているという。
これは貧しい人たちがそれをとって命をつなぐためなのだ。
「種をまく人」だけでもあってよかった・・。
全て刈られていたら、落ち込むだけではすまなかった・・・。
次にコレクション企画展
「野口コレクションの精華」
少し駆け足になってしまったが、2時間~ 3時間は欲しい。
常設展だけなら1時間でいいが、全てを見るとなると1.5時間は欲しい。
ミュージアムショップをゆっくり見るならプラス15分ほしい、
公園散策・コーヒーなど飲むならさらに1時間は欲しいといった感じだ。
静岡県側から富士山を見ることが多いので、時折みる山梨側の富士山も新鮮だ。
向こうまで散策してみたいのだが、バスの時刻は刻一刻と迫っている、
今回は諦めよう。
いつか「落穂拾い」を見に来る日が来るだろう。
お隣りには駐車場が見える、
そして街道沿いには「小作」が見える、ここではほうとうを頂くことができる、
「ほうとう」は山梨の郷土料理だ。
バス乗り場到着。
10時33分、甲府駅行きのバスが来た。
これで予定通りにスケジュールをこなすことができる。
11時11分発の新宿行・あずさ12号で帰ることにする。
ちなみに身延線12時発の静岡行き(急行)は「梨っこ号」という特別列車だ。
ホームに降りると貨物列車が轟音をたてて通過していった・・・。
かなりの迫力だ。
山梨の中心地・甲府。
レールの向こうには雪を冠した山々が見える、山梨らしい景色だ。
特急あずさが到着する、数分遅れの到着となった。
やはりE353系はカッコいい!!
晴れの日の列車旅は曇りの3倍楽しい。
少し残念な見え方だ、前の山により邪魔されている格好だ。
石和温泉駅を通過中。
勝沼ぶどう郷駅を通過中、
ここでは甚六桜が咲き誇る、去年行ったのだが、今年も行きたい。
「勝沼ぶどう郷」
なかなか甘酸っぱい名前の駅だ。
新宿駅に到着、これで中央線の旅は終わった。
でも横浜に帰るまでが遠足だ、手を抜かないぞ!!
中央線で東京駅に移動して特急踊り子号で横浜に向かう。
修善寺行きの車両に乗車する。
車内では、軽い昼飯として、やきとり弁当を食べる。
両国の味だ。
この古さがいい、
先程の中央線特急E353はカッコいいが、この185系踊り子号は別のラインでカッコいい
と思う。
このトレーは黄ばんでいるのか、もともとこういう色なのか・・・わからない。
もう横浜だ、
これで大人の遠足は終幕となる、楽しかった!!
大人の遠足Ⅲ石和健康ランドに行こう! 完