横浜の観光地の一つとして『横浜中華街』がある、
その一角には気になるホテルがある、そのホテルの名は『ローズホテル』だ。
いつみても妖しい中華街のネオン。
門を抜けると、すぐに見えてきた。
本日の宿泊先:ローズホテルだ、立地は中華街のど真ん中と言っていいだろう。
【ROSE HOTEL】
夕食はルームサービスでもよいかもと思ったが、なんだか面倒に感じたのでこちらで食
べてからホテルに入ることにした。
一人で重慶飯店(夜)に入るのは少し躊躇われたが、そんなことは些細なことだと
思い入ることにした。
案の定、お一人様は私のみだった・・・。
炒飯も麻婆豆腐も美味しかった!
これで、もういつ寝ても、大丈夫な状態となった。
こちらはホテルの入口。
これは狛犬でいいんだよね・・・。
狛犬がいるホテルはそうそうないはず、たしか鬼怒川温泉で見た記憶があるぐらいかな
では、チェックインといこう!
案内されたのは8階フロア、
こちらのホテルは9階が客室最上階、それほどの高層ホテルではない、
どちらかといえば、低層の部類に入るだろう。
チェックインを行った際、
お部屋までご案内しましょうか・・と聞かれて、ついついお願いしますと言ってしまっ
た。
そのホテルの案内係が東南アジア系の女性であったので、物珍しさにお願いしてしまっ
たのかもしれない。
(冷静に考えると、珍しくはないのだが)
客室に入り、一番に目を引いたのは白地に薔薇が入ったカーテンだ、
やはり、ここは「ローズホテル」なのだと再認識した。
ベッドはいたって普通、可もなく不可もなく、
どちらかといえば、良いほうと言えるだろうか・・・。
やはり、カラーリングに独自性を感じてしまう、悪いというわけではないが、よくわか
らない違和感(新鮮さ?)なのだ。
これも新鮮、
電灯などをON/OFFする機能を持つが、それ以外にもアラーム(目覚まし時計)が
付き、さらにはチャンネルという機能を持っている。
これはBGMやラジオ、NHKの音声を楽しむことができる、
使うことは無かったけどね・・あまりいらない機能だよね。
ミニバー (暗くてスイマセン)
電気ケトル、アイスペール、グラス2つ・湯呑2つ、オリジナルのお水、
そして・・。
コーヒーが無い!!!
ほうじ茶と煎茶しかない・・・・・。
そのため、コーヒーカップが無かったのだ。
オリジナルのミネラルウォーターは素直にうれしい。
他のホテルのものと比べると少し小さいように感じる。
スキマにはコンパクトな空気清浄機が置かれている、
これもいつしか一般化してしまった、あって当たり前のものに。
私の自宅にはないが、最近泊まったホテルには95%設置されている。
テレビはそれなりに大きい、文句がでないレベルだ。
少し設置位置が低いような気もするが、気がするだけかもしれない。
よく見てみると白い壁紙には〇の模様が描かれている、
ここで気になるのが、ベッドの上に掛けられている額だろうか。
少し中国っぽい感じがする書き物(絵)だ、
エレベーターホールにも同じものが掛けてあったので全館共通で同じ絵が掛けられてい
るのだろう、それはなんかツマラナイな・・・。
窓側には少し固めのイスが用意されていた、
もっとフカフカなソファーチェアが好みなのだが、まぁこれはこれでいいかな。
この辺りは古さを感じてしまう、シティーホテルレベルといっていい。
このシャワーのレバーなどは、初めて使うカタチだ、
どう使ったか、もう思出せないが(笑)
アメニティー類、ホテルのロゴが入ったものが蒸籠に入っている、
この辺りは中華街を意識したものになっている、ここだけのオリジナルな工夫だ。
グレードの高いホテルにはあるといわれている(?)固形石鹸。
しかしここにはポンプ式のハンドソープもあったよ。
この蛇口は新鮮だ、見た目にレトロさを感じさせる、少しだけうれしい。
これは引くと水が出てくる、押すと止まる・・・。
これは使ってみると、これいいかも!と少しだけ感じてしまう。
ルームキーはそのまんま中華街、まさに中華街の入口に立つ老舗・ローズホテルだ。
では景色を見てみようか。
何か特筆すべきものは正直に言うとない・・・。
しかし中国風景色を楽しむことはできる、
もし目隠しされ数時間移動をさせられ、この部屋で目隠しをとられ、
ここは上海だ・・といわれたなら信じてしまうかも。
3分後には日本ということに気づくが。
なんか、よくわからないが異国的雰囲気を感じる、それは漢字表記の看板とは別に、
赤系のネオンが大きな効果を生んでいるのだろう。
窓?ドアが開けられる仕様になっているのだが、鎖により全開できないようにもなって
いる。
なぜなら、ベランダには境目が無く、隣りの客室、というか全ての客室にいけてしま
う構造、これは防犯上問題あるよね。
『華正樓』
これに尽きる!!
夜になるとネオンが灯り、華正樓の文字が浮かび上がる、
華正樓ビューという新たなジャンルを生み出したローズホテルに乾杯だ。
中華街らしい光景に一役も二役もかっている。
妖しい灯りだ。
左方面に見える黄色いカラーリングも日本ではあまりチョイスしないもの、
これも中華街ビューを形成している重要な要素の一つになっている。
そして朝になった・・・。
やはり、ホテルから見る景色は青空であって欲しい、
爽快感と喪失感ぐらいの違いだ。
でも、時にはいいだろうと心に言い聞かせるしかない。
よく見ると緑色のカラーリング、
センスが無いといえばそれまでだが、時代の先取りか?!
なんか、ゴチャッとした景色、好きでは無いが新鮮さはある。
遠景でみると、こんな感じだ。
中華街の風景。
では、朝食を食べにいこう。
独特なカラーリングだが、そんなに悪くはないと思う。
どうですか?
これはベイスターズ?
ここから横浜スタジアムは10分もかからない距離にある。
私は横浜に住んでいるがベイスターズファンではない。
こちらは1階のエントランス、その奥にレストラン(朝食会場)がある。
多くの人がいたので、あまり写真はとれなかった、
結構宿泊者が多いんだ〜と感心した。
朝食はバイキング形式、ビニール手袋をして、品を取っていく。
中華街らしい品も並ぶ、いつもより多く取ってしまい、お腹いっぱいとなった。
しばらくして、チェックアウトした。
すでに雨が降っており、暗い船出となった、まぁ、自宅に帰るだけだけどね。
ホテル客室の外観だ。
なんだが、ゴチャッとしており、気持ち悪い。
バス赤い靴号がホテル前に停車する、
横浜観光、夜は中華街で食事、そしてローズホテルへ、という流れはいいかもしれな
い。
ここは、比較的リーズナブルに泊まることができるホテルだ。
とはいえ、
眺望がよいわけではないので、横浜市民の私としてはこれが最初で最後となるだろ
うなとは思う。
中華街のメインストリートを歩く、呼び込みが激しい、さすが中華街だ。
辛い麻婆豆腐でも食べようかと考えたが、雨が降っていることもあり、気分的に駅へ急
いでしまった。
やはり、天気は重要な要素だ。
横浜スタジアムを通り、JR関内駅に着いた、やっぱり、傘をさすのは面倒だ。
中華街へ ローズホテルに泊まろう! 完