KITの気ままな旅日記

旅行の記録を公開していきます ≪過去・現在・未来≫

朝食を食べに海芝浦駅に行こう!(ホテル・メトロポリタン川崎発)

 

f:id:turumigawa915:20201230162527p:plain

海芝浦に行くのはこれで何度目だろうか、

今回の訪問は、これまでとは少しばかり異なる、

川崎のホテルに泊まり、朝食を食べに海芝浦にいくことが目的となる。

何を言っているか、わからない人もいるかもしれない、でも行こうではないか!

海芝浦へ!!

  

f:id:turumigawa915:20201230050023j:plain

昨夜は川崎に泊まった、

ホテルのチェックアウトは12時の為、早朝散歩することにした。

この早朝散歩がホテル泊の醍醐味の一つだと思っている(KITだけかもしれないが)

 

f:id:turumigawa915:20201230050147j:plain

川崎駅の西口の風景。

中央右寄りの建物がホテルメトロポリタン川崎であり、現在宿泊中のホテルだ、

左の茶色の建物がホテルメッツ川崎、二つともJR東日本グループが経営するホテル、

川崎にて2つものホテルを運営するということは、それだけ川崎に需要があるというこ

とだ、歩いていても人が多い。

 

f:id:turumigawa915:20201230050749j:plain

メトロポリタンホテルの特徴は客室の窓が大きくとられていることだろう、

左にあるメッツホテルの窓は小さいと、パッと見でもわかるだろう。

その向こうにある白い建物・川崎日航ホテルも窓も小さい、

ホテルがうたっているように眺望・開放感・明るさを重視しているのだろう。

 

f:id:turumigawa915:20201230051259j:plain

ということで、鶴見駅鶴見線ホームまで来ました。

川崎から京浜東北線に乗り、次の駅が鶴見駅

ここの特徴は改札内改札があるということ、それは鶴見駅(または別の駅)の改札を通

り、さらに鶴見線専用の改札を通る必要があるのだ。

 

鶴見線の終点(行止まり)は複数あるのも特徴なのだが、

鶴見駅も当然ながら行止まり(終点駅)である。

草が無造作に生えており、鶴見線の哀愁を感じてしまうのは私だけではないはずだ。

 

f:id:turumigawa915:20201230052320j:plain

先程書いた改札内改札だ、これは鶴見線ホームから見た図となっている。

この理由は不正乗車の防止である、鶴見駅以外の駅は全て無人駅となっており、この鶴

見線専用の改札が無ければ、遠距離駅から初乗り切符で鶴見線無人駅で下車すること

ができる。

そのような理由と思われる(いや、それしかない!)

 

f:id:turumigawa915:20201230051346j:plain

そしてこちらが開口部だ、

線路は二面あるのだが、反対側から降りたことも、乗ったこともない、

本数も少ないため、2線使用するような運行はまずない、本来なら不要かもね。

でもラッシュ時に使うこともあるらしい・・・。

 

f:id:turumigawa915:20201230052211j:plain

鶴見線開業90周年のポスターが貼られている。

「90」・・・とても微妙な気もするが、10年単位は節目だからね。

鶴見線はかつてJR東日本の経営ではなく、鶴見臨港鉄道という会社が行っていたとい

う、その支線として昭和15年に海芝浦支線が開業した。

 

f:id:turumigawa915:20201230053925j:plain

鶴見線の支線は大川支線・海芝浦支線があり、浅野駅で海芝浦支線は分岐する、

浅野駅を出発して右に弧を描きながら進むと、進行方向左には旭運河が見えてくる。

ここはもう潮の香りがしそうな運河だ。

車窓に見えているのはヤマト運輸神奈川主管だ。

 

f:id:turumigawa915:20201230063414j:plain

このコンビナート風景の無機質ぶりも鶴見線らしい。

浅野駅を出ると、新芝浦に停まり、次は終点の海芝浦駅となる。

 

f:id:turumigawa915:20201230063522j:plain

終点近くになると乗客はほとんどいない状態となった、

おそらく2・3名ほどしかいなかったと思う。

鶴見駅発車時は席が埋まるほど人がいたが、浅野駅を出る頃には、このような光景とな

った。

 

f:id:turumigawa915:20201230065652j:plain

ついに鶴見つばさ橋が見えてきた、もう海芝浦は近い。

目の前の海は、一応田辺運河と呼ばれているが、実質海といっていい。

正面は埋め立て地の扇島、これも陸というより人工島みたいなものだ。

 

f:id:turumigawa915:20201230071039j:plain

時刻は9時、終点・海芝浦駅に到着した。

ここは何度来てもいいと思える場所であり、神奈川の秘境駅だ。

この旅の鉄則は乗ってきた列車で帰るということだ、

運がよければ30分ほどで次の列車に乗れるかもしれないが、運が悪いと1時間以上も

この地に取り残されてしまう。

 

f:id:turumigawa915:20201230071726j:plain

『あなたの夢を応援する銅鑼』

ん?!

設置期間が10/24~12/27の土日祝、9:35~15:10 となる。

9時35分とは、どうも中途半端だ・・・理由はあるのだろうけど。

私はその時刻前に海芝浦駅を出てしまうので、叩くことはできない。

 

f:id:turumigawa915:20201230072132j:plain

この鶴見線のカラーリングはいつみても秀逸だ、

青い海に白い雲、黄昏の黄色い空・・・・を表現していると思う。

 

f:id:turumigawa915:20201230072434j:plain

見ての通り、老朽化が激しい、でもそこがいい!

これは駅舎の工事だろうか、護岸工事かもしれないが、詳細は不明だ。

 

f:id:turumigawa915:20201230070818j:plain

ホームからは、このような景色が広がっている。

田辺運河、そして向こうに見えるのは扇島だ。

 

f:id:turumigawa915:20201230070851j:plain

鶴見つばさ橋と、その奥には横浜ベイブリッジが小さいながら見ることができる。

 

f:id:turumigawa915:20201230072535j:plain

ホームの端にはSuica機が設置されている、当然ながら改札などはない。

出場をタッチして、すかさず入場もタッチする。

これであとは列車に乗り込むだけとなる。

 

f:id:turumigawa915:20201230073122j:plain

さらにその先には芝公園がある。

 

f:id:turumigawa915:20201230085118p:plain

ひっそりと関東の駅百選認定駅」のプレートが掛けられている。

 

f:id:turumigawa915:20201230073707p:plain

ここが海芝浦駅の出入口なのだが、ここは撮影禁止だ。

昨年の年末の夕方に来てしまった時は退勤ラッシュとかち合ってしまい、超満員列車で

帰ったという苦い思い出が脳裏に浮かんだ。

 

f:id:turumigawa915:20201230073742p:plain

『ようこそ 海芝公園

東芝エネルギーシステムズ㈱に感謝して楽しもう!

 

f:id:turumigawa915:20201230080327p:plain

海芝浦駅発の時刻表

早朝と夕方が多いだけで、そのほかの時間は空欄が目立つ・・。

旅行は計画的に!

 

f:id:turumigawa915:20201230084758j:plain

自販機とお手洗いも完備されているので、数時間いることもできる。

これで長時間の戦いもできる!(笑)

 

f:id:turumigawa915:20201230080848j:plain

では海芝公園に行ってみよう!

 

f:id:turumigawa915:20201230081034j:plain

緑の木々のみならずカラフルな花たちも迎えてくれる。

そして広がる海(田辺運河)!

 

f:id:turumigawa915:20201230081222j:plain

『海芝公園から見える風景』の看板

 

f:id:turumigawa915:20201230081435p:plain

ココから見える工場が紹介されている、

工場名が紹介されている案内板は珍しいと思う。

 

f:id:turumigawa915:20201230081609j:plain

さらに奥に進んでみよう。

 

f:id:turumigawa915:20201230081659j:plain

すぐに行止まりが見えてきた、そこには土管のようなものがあり、草が生えていた。

スーパーマリオを思い浮かべる人は・・まぁいないだろう。

 

f:id:turumigawa915:20201230082153j:plain

きれいな海ではないが、やっぱり海はいい!

やはり愛すべきは地元の海だよね。

 

f:id:turumigawa915:20201230082318j:plain

では、この旅の最大の目的である朝食を食べよう。

 

f:id:turumigawa915:20201230082401j:plain

朝食は、ヤマザキのランチパックだ、

そして気になる味は『ダルゴナコーヒー風』

そもそも私はダルゴナというものを知らない、でもなんか美味しそうな響きだ、

そして、とてもうさんくさい〇〇風という言葉、

ということは、そもそもダルゴナコーヒーでも無いということの証左だ。

 

そんなことを考える時間はないので、とっとと食べてしまおう、

発車時刻は待ってはくれないのだ。

 

それにしてもランチパックは最高のパンと言ってもいい、

様々な種類を販売して、さらに100円ほどで買えるコストパフォーマンスの良さ、

しかも2つも入っている、パン選びに困ったらランチパックだ!!

でも、バナナジャム味はまずかった・・・・・・。

 

f:id:turumigawa915:20201230085310j:plain

発車時刻3分前となったので、ホームでうろうろすることにした。

 

f:id:turumigawa915:20201230085357j:plain

公園にいて発車ベルが鳴ってから走っても間に合わないかもしれない、

だから最後はホームから景色を楽しむことが理に適っている。

 

f:id:turumigawa915:20201230085435j:plain

そして1分前には座席に座る!

これが鶴見線の作法だ(大嘘)

 

f:id:turumigawa915:20201230085541j:plain

浅野駅は少しだけいびつな形をしている、ここで本線と合流となる、

この辺りから人が乗ってくるようになる。

 

f:id:turumigawa915:20201230085622j:plain

国道駅を出ると、鉄橋通りJR各線の線路上を通過していく、

そして眼下の貨物路線には、房総特急型の列車が停まっている、

あれは十中八九、ホリデー快速鎌倉号だろう。

 

f:id:turumigawa915:20201230085654j:plain

この先から東海道線の線路に転線して横浜駅に入線、

戸塚駅より横須賀線に転線して鎌倉に向かうものと思われる。

 

f:id:turumigawa915:20201230085720j:plain

右には鶴見線の高架を見ることができる、ここは京浜東北線のホームの端だ。

これから川崎駅に戻る。

 

f:id:turumigawa915:20201230085742j:plain

そして川崎、ホテルメトロポリタン前に帰ってきた、

ここを出発してから約1時間20分ほどが経過していた、川崎のホテルに泊まり、朝食を

食べに海芝浦駅に行くなど・・・そんなことをするのは私だけしかいないはずだ。

 

f:id:turumigawa915:20201230085820j:plain

チェックアウトには2時間以上あるので、ゆっくりと過ごすかな。

 

でもランチパックだけじゃ、少しだけ物足りないかな・・・。

 

 朝食を食べに海芝浦駅に行こう! 完