川奈といえば、何を思い浮かべるだろうか。
私はゴルフしか思い浮かばなかった、川奈=ゴルフ、多くの人はそうではないか?
そして、川奈には有名なゴルフコースがあり、さらにはホテルが併設されている。
その名は川奈ホテル、クラシックホテルの会にも所属する由緒あるクラシックホテルだ。
ここはホテル内の5階フロアだ、先程チェックインを済ませてきた。
川奈駅からタクシーで来たのだが、タクシーを降りるとすぐにホテルスタッフの出迎えがあり、フロントに案内された、あまりない経験だ。
本当ならホテルの外観や入口などを撮りたいと思っていたが、クラシックホテルは
そんな時間さえも与えてくれなかったのだ・・・(笑)
郷に入りては郷に従え・・・。
私もクラシックホテルの宿泊人らしく、振舞うことにした(できてないだろ!)
これより先は宿泊者以外は立入禁止
この先に入れる幸せ・・を感じよう(笑)
そんなことは顔に出さず、優雅にふるまっていこう!
建物には新しさはないが、古い=汚いということは全くなく、
ここでは『古い=歴史=誇り』という方程式が成り立っている。
清掃完了した証としてシールが貼られているのだが、よく見るとここにはQRコードが印
字されていた。
これにアクセスすると何を見ることができるのだろうか・・・。
そんな興味は1秒ほどで消え去ってしまったので、さっそく客室にインしよう。
部屋に入ると外は真っ暗だ、
もう少し早くチェックインしてもよかったかな~と少しだけ思った。
観光と宿泊の時間、その時間の割り当てをどうすべきかは、いつも結論はでない。
川奈ホテルは12時チェックアウトというプランが多いので、遅いチェックインでも
問題はないと考えてはいる。
ホテルには宿泊型・滞在型があると私は勝手に考えている、
宿泊型はだた寝るだけが目的、滞在型はホテルに泊まること自体が目的、それ自体が
観光になり得るということだ。
川奈ホテルはいうまでもなく、滞在型ホテルだ。
入った瞬間に変わる、ここはまさにクラシックホテルだ、
ここでいうクラシックホテルとはただ歴史があるだけではなく、そこに妥協がないとい
うことだ、「本当にいい客室だ」と思った。
説明は難しいが完成されている客室、広ければいいというものではなく、適度な広さ、
そして置いてあるものに品がある。
最も気に入ったのがカラーリングだ、私のセンスとドンピシャだ。
下田東急ホテルと同じようなセンスのよさを感じる。
ナイトテーブルに置かれている機器はそのホテルにより、マチマチだ。
この機器は初めてみるタイプ、この円形がなんとも可愛らしい、
そしてUSBコネクタもしっかりと2つ付いている。
広くはないがきっちりと配置されている、イスのセンスが素晴らしいではないか。
左上にはミニバーが映っているが、その上にはホテルロゴが掛けられている。
「川奈ホテル・ロゴ」
有名なゴルフコースを持つホテルだけあり、ゴルフクラブがデザインされている。
このコーヒーメーカーがあるだけでホテル滞在が優雅になる、
これは断言できる!!(私だけ?)
コーヒー以外にもアールグレイ、そして緑茶もあるのでコーヒーメーカーとは
いわないかもしれないけど・・・。
こんな種類は久しぶりに見たよ。
私には縁がないモノだけどね、やっぱりビールと酎ハイよ。
コーヒーカップとグラスもとってもキレイにしてある。
当たり前のことを当たり前にやることは意外に大変なのだ。
ミニバーの料金を見て驚愕した(笑)
ソフトドリンク¥330!!
安い!!(おい!!)
安いと言っても一般的には高い、普通は100円~150円で買えるのだから。
クラスが高いホテルではソフトドリンクは500円前後で設定されていることが多い、
このホテルもそうだろうと思っていたが、なんて紳士的な価格だろう。
5分も車を走らせ自販機にいけば半分以下で購入できるジュース、
これに500円の設定は個人的にはひどいと思っている、
ただ客室係が補充をする行為を考えれば、330
円という設定は納得してもいいと思う。
KITとしてはホテルで飲むアイスコーヒー(¥1,000)は決して高いとは思わない、
そこには「サービスの価値」が加味されているからだ。
※長く書いてスイマセン・次にいきます・・。
冷蔵庫内は・・・「え、これだけ?!」
少し寂しい光景だった、それだけ飲む人がいないのだろう。
空気清浄機もきっちりと収まっている。
よく見ると、どこかで見たようなモノが置かれている。
プリンスホテルのアンケート用紙とマスク入れだ、
そう、川奈ホテルはプリンスホテルグループの一員でもあるのだ。
クローゼットを見てみよう、
もうナイトウェアを着てリラックスしたい時間になってきた。
ナイトウエアは上下に分かれており、それぞれ薄茶・濃茶で分かれている。
落ち着いたカラーリングでいい感じだ。
次はアメニティーを見てみよう、ボトルに入った品のある逸品だ。
歯ブラシ、カミソリはロゴの入った箱入りだ。
こちらのマットもセンスがいい、赤を基調としたホテルロゴ入りだ、
少しわかりずらいが湯舟にはスライドドアが付いており、シャワー時に閉めることがで
きるようになっている、他のホテルではカーテンであることが多い。
使ってみたかったのだが、それを許さない温泉施設がある。
では旅の疲れを癒しに行ってみよう!!
温泉へGO!!
それには、4階から2階に下らなくてならない。
2階の客室を通り、一番奥にそれはある。
「ブリサマリナ」
スペイン語で「海風」という意味らしい、要するに温泉施設の名称だ、
営業開始時間は日の出時刻の10分前、夜は24時まで営業している。
ここでスリッパ及び靴を脱ぎ、下駄箱へ入れる。
貴重品入れも設置されている、これが最新(?)なのだ。
人差し指の指紋認証システムで開閉をできるようになっている、
温泉で指紋がふやけたりしないのだろうか、一応使ったみたが、1回目は失敗したが
問題なく使うことができた。
更衣室も整っている。
男性内湯
雰囲気が素晴らしい、造りが重厚なのだ、
内湯、外湯の間には水風呂があり、階段を下りて立って浸かるタイプになっている、
これが冷た気持ち良いのだ。
男性露天風呂
開放感があって、とっても気持ちが良い、時折吹き抜ける風がどうにも心地いい。
女性のお風呂は3階にあり、そこからは伊豆大島が見えるらしい・・・。
それは、羨ましい!
それでも素晴らしい温泉施設だった、
これは想像以上、温泉だけでの再訪もうなづけるぞ!!
※プライベートバスというのもあり、
5,500円~22,000円という価格帯だ、お金のある人は是非。
◆上記2枚は公式HPより
最後に紹介したいのがこの本だ。
THE HOTEL INDEX
全国の名だたるホテルが紹介されている、どのような基準で掲載されているか、
わからないが、どれも気になるホテルばかりだった。
焼津グランドホテル
海と緑のシーサイドリゾート
私がロックオンした瞬間だった・・・・。
箱根ホテル
ここも以前からロックオンしているホテル、
窓の向こうには、すぐ芦ノ湖が広がっている。
横浜の代表するホテルも掲載されている。
都心にありながら広大な日本庭園を有する緑溢れるホテル
ここにも行きたい・・・。
日本最古のリゾートホテル、気になる存在だ。
この冊子、結構面白く、手元に置いておきたいぐらいだった。
そんな感じで夜は更けていった。
川奈ホテルに泊まろう!【vol.1】 完