今回は1泊2日・伊豆の旅に来ている、
横浜(自宅)⇒オートマタ美術館(伊豆高原)⇒大室山(伊豆高原)※今ここ!
大室山は知っているだろうか?
プリンのようなきれいな緑色のお山だ、
以前より気になっていたのだが、今回ようやくこの機会を得たというわけだ。
結論からいえば、
なんでこんな素晴らしい場所に来なかっんだぁ!!!!
という心境だ。
大室山登山リフトの公式HPよりお借りしたのだが、
きれいな形をしているでしょ。
リフトで一気に上まで上がり、火口の周りを一周することができる、見ての通り独立峰
であり、遮るものは一切ない、景色は・・・言うまでもないだろう!
では旅日記をスタートしよう!
めちゃくちゃ混んでいた・・・。
車で来ているのだが、第一駐車場(リフト前)は一切空きはなかった、
停めたのは少し離れた第二駐車場だった。
大行列に引いたのだが、リフトはひたすら動いているので、それなりに進む、
これは20分~30分ぐらいでいける!と思った。
すっかり忘れていたのだが、大室山は大人気のスポットだった。
さっきオートマタ美術館に人が全くいなかったので今、伊豆は空いているのでは・・と
「混んでいる」という想定がまったく脳裏になかった。
この称号がすごいのかどうかはわからないが、さすが大室山だ!
箱根や伊豆を旅していると「ジオパーク」という言葉をよく耳にする。
季節は秋となり、山がすすきで白くなってきている。
でも噂通りのきれいな山だ、だんだんと近づくゴールに心がはやる!
そして春への風物詩「大室山山焼き」が有名だ、
毎年2月第2日曜日の行われる、2020年はたしか3回ほど延期になったのでは・・・?
実は見に行こうと思っていたのだが、叶わなかってた、
最後は仕方なく平日に行われたと記憶している。
ようやくチケット売場に到達、大人700円だ。
※2019年に運賃改定したらしい。
1,000円だと高いと思ってしまうが700円となると「いいじゃん」となる不思議。
「7」が「5」に近いと心理的に思ってしまう人の心理があるからだろう
(適当にいうな)
結局、25分ぐらいかかってしまった、
随時列は進んでいくので心理的に安心できるのだろう(たぶん)
スキーのリフトと同じようなものだ(乗ったことないけど)
決められた場所に立ち、リフトが来たタイミングで座る!!
リフトにもうまくのれた!!
(失敗する人なんているわけがない。)
では、太陽に向かって登ろう!
リフトが楽しい!
この傾斜角度が面白いのだ、足が草に着きそうな高さで上がっていく。
これはいい!
33度の急こう配を上がる、流れるように景色が変わっていく。
後ろを振り向くと海が見えた!
700円で味わえる感動、でもまだまだ素晴らしい景色が待っている!
感動はこれからだ!!
下に見えるにはシャボテン公園だ。
「飛び降り禁止」
降りるわけないでしょ・・・。
記念撮影サービス有!
景色を楽しんでいると、いきなり声が聞こえる、どうやらあの機械から出ている模様。
リフトを降りると・・・買うように勧めてくる。
すでに印刷されているスピード感はスゴイ。
12時05分、散策開始!!
素晴らしい!!
「すげー!」という感想で十分、
周りの人達もこの絶景を見ることができる喜びを感じているようだ。
海のはるか向こうには陸地が長大に伸びている、あれは房総半島でよいのだろう。
道はしっかりと舗装されており、とても歩きやすい、
しかし平地だけではなく、坂もいくらかあるのでお年寄りにはきつい場面もあるだろ
う。
伊豆大島もきれいにくっきりと大きく見ることできた!
ほんと、感動するよ!
大島のみならず、伊豆七島が並ぶ。
天気がよくてよかった!!!
(これが全て!! 天気が良い日に行こうね!)
ようやく坂が出てくる、少し速度を下げていくと息を切らさず歩くことができる。
火口にも降りることができるようになっている。
さりげなく見えている海にも感動・・・。
なぜか、火口底ではアーチェリーをしている・・・。
なんで?
海上安全、海難防除、大量祈願のために漁師たちが建てたもの。
ここからは伊豆半島・房総半島まで一望することができ、この大室山を目じるしとして
最良の漁場を目指したという。
鷹羽狩行句碑
「伊豆は日のしたたるところ花蜜柑」
今日の晴天では、この句がとてもマッチする。
三等三角点 大室山
標高:579.64m
この頂上は少しばかり平地となっているので、ここで小休止。
リフト乗り場からここまで25分ほどかかった、普通に歩けば時間は短縮できるが、
景色が素晴らしく、絶景を味わいながら、撮影しながらゆっくりと来たためだ。
火口を飛び越え、向こう側には一碧湖が見える、
コバルトブルーがとてもキレイだ。
伊豆半島はさらに続く、熱川・下田、その先にまだまだ伊豆半島は伸びている。
頂上まで来たので、次は下り、さらに上り返しともう少しだけ続く高低。
雲が無ければ、ここから富士山が見えていたのだろう。
1662年、相州岩村(神奈川県足柄下郡)の網元の九才の娘が身籠った、
その安産祈願を大室山浅間神社にしたところ、無事出産することができた、
その「おはたし」と称して御礼として、真鶴石で五智如来蔵を安置した。
もうリフトの列が見える、それでも上りに比べたら全く大したことはない。
・・・でも上った人と同じ人数が下りていくはず、不思議だ。
大室山580M、少しだけサバを読んでいる。
売店とトイレはここにしかない、
1周歩き終えて、約40分ほどかかってしまった、たしか平均が30分ぐらいと思ったので
じっくり味わったということだろう。
ちなみに途中にはベンチなどはないので、レジャーシートなど持っていると便利かもし
れない。
こんなに素晴らしい場所とは思わなかった、
人がこれだけ集まる理由がよくわかる、ここはおススメ!!
晴れの日に是非行ってほしい!!
春と夏の大室山も見てみたい!!
360度の感動必至!! 伊豆高原・大室山に登ろう! 完