2日目(9月3日)
それでは、おわら風の盆の最終日スタートします。
最終日(3日目)は、日中の踊りは一切行われません、19:00からの町流しからとなります。そのため、昼から行く必要はなく、かなりの時間が空きます。
そこで、富山プチトリップ(小旅行)を開催することにしました。
行き先は、雨晴海岸、氷見となります。
■雨晴観光編スタート
車内は結構混んできており、乗車率90%ほどかな、雨晴駅には、7・8名の観光客が降りました。
雨晴駅舎です、良い感じに閑散としてます、こういう雰囲気は大好きです。
今回は下見の意味があり、雨晴には、必ずや冬季に訪問します、その理由は後程に・・・。
雨晴駅ではレンタルサイクルがあり、安価で借りることができます、
普通の自転車¥200、電動自転車¥500(2016/09/03現在)
電動自転車はすでに貸し出されており、普通の自転車1台だけが残っていた、
「ふぅ、あぶない・・。」
駅員に観光MAPをもらい、サイクリング開始~(チリンチリン)
目的地:雨晴海岸に到着(所要時間5分、チリンチリン)
国定公園らしい、それがすごいかどうかは別にして、ここからの景色は是非、冬場に来て見るべきところである。
なんと、冬には正面の海の上に立連邦の山々が登場するのだ!
出典:富山県観光公式サイト・とやま観光ナビ
再び、自転車に乗り、氷見駅方面へGO。
一応サイクリングロードがつくられており、日本海を右手に見ながら、さわやかなサイクリングが楽しめるのだ。
奥に見えるのが、雨晴海岸の義経岩。
海を見てのサイクリング、気持ちいいなー。
30分ほど走ったのか、氷見漁港経由で氷見駅に到着。(チリンチリン)
JR氷見駅。
駅周りにはお店は特になし・・・。
この駅は氷見線の終点であり、この先に線路は無し、いいよね終着駅って。
先月は城端に行ったけど、そこも良い終着駅だった。いづれ、ブログにも旅日記を乗せたいと思います。
この先に道は無し。(しつこい)
ここまでは予定通りにきた。
富山駅至近のセブンイレブンで、アイスコーヒーを飲みクールダウン、
そして昨日に続き非常食をGETした。
さらに、富山エスタ3Fのキャンドウ(100円ショップ)に行き、レジャーシートと扇子を購入。
※昨日の教訓より。 ホント、こういう時の100円ショップは最強だよ。
13:30過ぎ、本日の宿泊先の富山地鉄ホテルにチェックイン!
本来は15:00からのチェックインとなるが、事前にホテルに連絡をして、13:30頃のチェックインができないか、お願いをしていたのだ。
他のホテルでは、やんわりとお断りをされたが、地鉄ホテルは快く受けてくれた、
こういう心遣いが嬉しい・・・。ありがとう富山地鉄ホテルさん、来年もまたお世話になります!!
シャワーを浴び、雨晴サイクリングの💦を流し、ロッテリアのハンバーガーセットを食べ(ホントに何十年ぶりか・・・)補給満タン。
さあ、本番スタートだ!!
14:45頃、富山駅に行き、整理券配布所でチケットを受け取る、
富山駅発15:49 (集合15:20)という整理券である、これは整理券であるから、別途往復乗車券を購入する必要がある。列はできていたが、5・6名ほどしかおらず、スムーズに整理券をGETした。
一旦、ホテルに戻り、小休憩。駅から近いととっても便利!
15:20の集合時間通りに富山駅通路にいくと、もうすでに大行列が!!
こりゃ、座れんな とあきらめていたら、座れてしまった・・、電車の席というには感覚以上に多いんだな~としみじみ思いながら、ボーと田園風景を見ながら、越中八尾へ。
富山を出ると越中八尾まで止まりません、30分ほどで到着。
越中八尾駅
さあ、16:45頃までには席取りをしなくては。
やはり、最終日、時間も遅いだけあって昨日より人の波は多い、急ぐぞ。
昨日と同じルートで八尾市街へ、そして諏訪支部エリアに到着。
専能寺
その周辺に陣を取り、キャンドウでかったレジャーシートを敷き、その時を待つことになった。
1時間、2時間が経ち、もうすぐ19時になる・・・。
19:30になったが、まだ何もない・・・、周りの人達もまだか、まだかとせわしなくなってきている。
真偽はともかく、近くの人の情報では、このあたりには20:30頃を予定しているらしいと・・・。「え?!」スケジュールでは19:00・・・。
遠くからは、町流しが行われているのであろう、拍手の音が時折り聞こえる・・・、
それがあせりに繋がる・・・。(あせっても仕方がないのだが)
「失敗したのか・・・!?」
ここまで待った以上、さらには人があふれかえっている以上、下手に動くことはできない、来ることを願って待つだけだ。
「そう、今僕らにできることは待つことだけなのだ」(おおげさ)
もう、石畳は見えないほど、人の往来は激しいのだ・・・。
20:30頃か、周りの雰囲気が変わる・・、そして警備員がロープを持ち規制線をはる、
とうとう来るのだ。
動から静へ・・・
奥に踊り手さんが視認でき、胡弓の音色も聞こえてきた・・・、
穏やか進みであるが、その待ち時間さえ、心躍るひと時なのである。
来たー。
もう目前である。
ただただ、素晴らしい、余計な言葉などはいらない。
でも必ず終わりはある・・・。
幽玄の一行は通り過ぎ、皆はそのあとについてゆくが、あまりにも人が多く、どうにもならない。
通勤ラッシュの山の手線にも負けない・・・。
人が少しはけたところで、さぁ次の目的地に移動だ、そこは東新町支部である、
ちょうど、踊りが始まっていた。
着いてまもなく踊りが終わり、輪踊りが始まる。
一般人も輪に入り、踊りに参加することができるのだ。
見よう見真似にしても、あの所作は一朝一夕にはいかないのだ。
でも、楽しそうだな~。
では、次の支部へ向かおうか。
むかったのはおたや階段のある鏡町支部である、しかし最終日、黒山の人だかりで近づくことも難しい、昨日も見たし、今日の日は徹底だ~。
見えん・・・、早々に撤退。
駅方面に向かう、向かう最中には3・4つの支部があり、運がよければ見れるはずだ。
それに期待!!
まずは東町支部?かな。
建物のテラスで踊ってます、少し遠いな~。
次に今町支部に到着、こちらも輪踊りをしてます。
次に下新町支部に到着、こちらは男女混合踊りで場内を沸かしておりました。
次に天満町支部に到着。
もう町のはずれにきております。
そして、坂の町おおはしを渡り、福島支部に突入です。
これが最後のおわらです・・・。
もう最終の電車を気にする時間帯です、
さぁ、越中八尾駅に向かおう。
駅に着くと、すでに電車は入線しており、乗客で満員であった、早歩きでホームに渡り、先頭車両の入金箱近くに立つこととなった。
「疲れた・・・、足に疲労感をかなり感じる、あと30分立っていれば富山駅だ。」
もう富山駅を出た頃には、日付が変わっていた。
ローソンでかなり遅い夕食とビールを買い、ホテルへ。
僕のおわら風の盆の旅は終わった、結論から言えば最高でした、こんな素晴らしい思いができるとは!!。総括は後日にゆずろう。
あとは明日の第2弾のプチトリップを開催して、成功させるだけである。
最後まで気を抜かずに行きます。
≪3日目(9月4日)に続く≫