9月2日、おわら風の盆の2日目である。
北陸新幹線14:18に富山駅に到着、新幹線改札口から富山駅コンコースにでる、
昨日のまき直しのような新鮮な感覚・・・、実際には高岡から来たのだけど。
その周りには人であふれていた・・・、
万葉線の旅に癒され、満足しており、
危機感が薄れていた(そんな大げさなものではない!)
この富山駅の混雑ぶりを見て、
「おわら風の盆」モードに切り替わった。
さっそく、14:55発の乗車整理券をゲットした。
そのまま、乗車待ちの列に並ぶ。
係員に案内されホームに上げられる、そして車両1列目の最前のドアから順に乗っていく、なんかわずらわしい気もするが、公平な手法であると納得する。
それが数分後、前言撤回となる。
途中から他のドアも開放され、前に並んでいた人達が車内で抜かれてしまったのだ。
折角、先頭から迂回していたのに、途中のドアから人が流れこんでくるのだ。
最初の手法を貫くには何か問題があるのかもしれないが、少し不条理な光景を見てしまった。
列車は順調に走り、越中八尾駅に到着。
3番線ホームに到着、人が陸橋に吸い込まれていく。
駅は昨日同様、祭りムードだ。
今日もヤマザキストアで夕食を買う。
旅行に行ってた、そこでお金を落とす、トラベラーの基本的考えの1つだ。
坂のまち大橋からの眺め。
雲が八尾の町を覆っている。
昨日より人は多いかな。
本日の初おわらは、下新町支部となった。
まずは、聞名寺に行く。
この石垣がいい雰囲気を醸し出している。
昨年までは、この坂を上っていたが、今年からは聞名寺経由となった。
15:40頃、もう場所取りが始まっている。
今回から要チェックの踊り場である。
そこかしこで、踊りが始っている、
そして、私は若宮八幡社に向かっている。
諏訪町の石畳み通りには、人があふれつつある。
西新町支部に遭遇。
周りは人だかりであり、人と人の間から見みる、カメラを精一杯上げて、撮影する。
次に輪踊りが始まる、
おわらは、踊り手を追いかけるより、次に踊る場所を予測して待ち受けることが
いい場所で見る秘訣となる。
追いかけると先ほどのように人の輪の後ろから覗くようになってしまう。
秘訣は「先回り」である。
こちらも西新町支部、
おっかけのようになっている・・・。
こちらは鏡町支部。
八尾も町は広そうで狭い、自由に歩いていても町流しに遭遇する。
次々と輪踊りが始まる、
11支部+団体があるので、八尾の町を自由に歩いていれば、必ず町流しに出会うことができる、比較的に人が少ない昼間は特にである。
踊り手だけではなく、地方にも大注目だ、
おわらの雰囲気を醸し出しているのは地方の力も大きい。
ようやく2日目の17:00に若宮八幡社に辿り着いた。
魅力的な踊りに足止めをされながら、艱難辛苦の上、足を踏み入れる。
まずは注目すべきものは、手水舎である。
蚕と繭の形をしている、日本でここだけ(??)の手洗い鉢である
この町で「養蚕」が重要な産業であることがわかる。
参拝者が後を絶たない、
入ってみると結構懐が深いことがわかる。
「どうですか、いいかんじでしょ。」
とはいえ、長居はできない、夜の部の場所取りをしなくてはならない。
15:00~17:00は歩きまわり、17:00~19:00は待機の時間、
「動と静」が明確になっている。
この2時間待機においては、約2,000円で買った折り畳みイスの効果は大きい、
とても楽、地べたに座るよりいいし。
2時間なんて考え方によっては、すぐにたつものだ。
日本の祭り、
日本には「おわら風の盆」のように、私を熱中させる祭りがあるのだろうか・・。
いろいろな事を考えながら、夜の帳がおりていく。
19:00過ぎ、町流しが始まる。
諏訪町の通りであるが、本日は別の支部である。
画像では、良さを表せられないが、やはりここで見るおわらは良い。
次に向かった先は、聞名寺である。
しかし、目的地に真っ直ぐに行けないのが、おわらの良いところである、
踊りに遭遇して、立ち止まりながら、到着する。
聞名寺の参道には夜店と人であふれ、祭りの活気で満ち満ちている。
そして、聞名寺の本堂が見える、
舞台が金色に輝いている、この徐々に見える感じが良いのだ。
こちらの踊り手さん達、
1日目のブログでは、今町支部と書いたが、間違いっていると教えて頂きました。
おわら道場・聞名寺かぜの盆講中 の踊りです。
人で溢れんばかりで後ろから見学、
それでも舞台が高いので十分に楽しむことができる。
しかしながら、突如雨が降ってきて、観客達は一時避難をする。
そして、住職からの講話が始まる。
雨が止む気配はなく、帰る人が続々とでてきた。
皆、今日雨が降るなど、考えていなかったのか、傘を持たない人が多かった。
私は傘を持ってきており、難を逃れることができた。
今回のおわら風の盆は、ここ聞名寺のおわらでしめよう!
私も越中八尾駅に向かう、人を300人は追い越した(笑)
「300人抜き!!」
帰りの電車が遅れ、少しハラハラしたが、無事座ることができた、
今回は荷物が多かったため、かなり体力を削られた・・・。
2018年のおわらは、日程もそれほど悪くはない、
3回目は、是非「朝までおわら」を実行したいと考える。
※朝まで生テレビのように書き、スイマセン。
そして、「朝まで生テレビ」が好きで、早朝までみている私であれば、
夜の八尾も問題はないはずだ。
でも、どれほどの人がいて、どれぐらいの町流しがあるのか・・・、
現時点では全く情報がないので、これから1年を通してチェックしていくかな。
もし詳しい人がいれば教えてください(急募・期限2018年8月31日)笑・・・。
3日目は、
どこにいくこともなく、7:30頃の新幹線で富山駅を発った。
次のおわらまでには、夜間撮影の技術を身に着けてこよう!!
次回、もっていくものが決まったところで、
2017年おわら風の盆 完