急きょ決めた、奈良への旅。
最初は吉野・蔵王堂に行こうと考えていたが、この期間蔵王堂へは入れないと
ネットで知った、ならどこに行こうか・・・。
室生寺だけでは寂しい・・・、近くにいい感じのお寺はないかな~と探し・・・、
長谷寺に行くことにした。
※奈良にも長谷寺があるんだ・・・、この時初めて知った。
では、奈良旅・1日目スタート。
東京駅に到着、
のぞみ101号、7:40発広島行きに乗る。
東京・神奈川・静岡と曇り模様、愛知・岐阜に入り、天気が良くなってきた。
天気は西から東に流れる、新幹線の旅はこれが楽しい。
京都駅:9:58着。
久々の京都駅、新幹線改札を出ると目の前に近鉄線改札口がある、
乗り換え時間を気にしていたが、5分もかからない、心配は杞憂に終わった。
改札に入り、特急・券売機で指定券を購入。
車内は空いていた。
京都10:10発・橿原神宮前駅行である。
スズメバチに似ている。
橿原神宮前駅、11:03着。
こちらの車両は旧型なのか・・?
近鉄線は特急が多い、ビスタカーという二階建ての特急を何度か見たが、乗ってみたいものだ。
橿原神宮前駅、見事な駅舎。
日本はじまりの地・橿原神宮の駅としてはふさわしい佇まい。
黄色いポスト、何の意味があるのかな。
駅前から大通りが伸びる、この先を真っ直ぐに行こう。
思ったより閑散としている。
駅から6分ほど歩くと巨大鳥居が現れる。
すぐに次の鳥居が現れる。
明治神宮なみに広いのか・・、拝殿はまだ先だ。
手水舎も大きい、小さな神社ぐらいの大きさだ。
印象はなにもかも大きい! そして広い!!
南神門、まさに神域への門。
近くで見るとさらに大きい、
気になるのは、参拝客が少ないことだ、橿原神宮の社格を考えた場合、
もっと人がいてもいいはずである。
そうか、大きすぎて、人が少なく感じるのか(そんなわけない)
拝殿、後ろに畝傍山が見える。
この山にも登れるらしい、登山道が奥にあるというが。
歴史と威厳を感じる造り。
さらに奥も広い。
まぶしいほどの白さ、「違い」を感じざるをえない。
橿原神宮は神武天皇を祭っており、ご存知の通り初代天皇である。
池を通り、帰り道につく。
あえて言おう、池も大きい!!
まだ時間があるので、寄り道をしていこう。
来る途中にお寺があったはずだ、何寺だ??
ここから30分ほどで吉野だ、近いな~。
久米寺に到着。
裏手には近鉄線が走っている。
久米仙人ゆかりのお寺である!
久米仙人を初めて知った・・・、人は知識欲求があり、新しい事を知ることに喜びを感じるのだ・・・・・・。
良い感じの境内だ、とんぼも飛んでおり、秋の佇まい。
時間も頃合いだ、橿原神宮前駅に戻ろう。
橿原神宮前駅。
これから室生口大野駅に向かう。
本日のメイン・室生寺へ!
橿原神宮前駅12:20発 ・ 室生大野口駅12:52着、32分ほどで到着。
スロープの上に駅がある。
バスは、1時間に1本運行 ※12時台には走っていない。
※詳しくは、室生寺のHPのバス時刻表をみて欲しい。
室生大野口バス停13:00発 ・ 室生寺バス停には13:15に着く。
バス停に到着、乗車客は7・8人ほどであった。
空も川も空気もキレイ。
では室生寺入口まで歩いて行こう。
店通りを歩いていく、美味しそうな和菓子が売られていた。
バス停から3分ほどで到着。
女人高野と飛ばれている室生寺、
高野山は女人禁制であったが、ここ室生寺では女人の参拝も許されていた。
赤の太鼓橋を渡ると正真正銘の入口だ。
拝観料を払い入場する、参拝者はいるが、「多い!」というほどではない、
お寺巡りはこれぐらいが丁度良い。
まずは護摩堂が目に入る。
次に仁王門と納経所が目に入る、1つ目の御朱印をもらう
御朱印の案内がある、
12種類?! もあるの??
木漏れ日の階段を上っていく。
鎧坂という名前らしい、綺麗な石段だ。
この石段のふぞろいさに目を奪われる、たかしかにのぼりずらいかもしれないが、
とても趣きがあるんだよね~。
階段の先には金堂がある。
ここの中は見ごたえがあった。
金堂横の階段を上ると、
本堂に着く、前には池があり金魚が泳いている。
ここで2つ目の御朱印をもらおう。
斜めから本堂を撮る。
さらに階段を上っていく、
五重塔を見ながら上がっていく、この五重塔は法隆寺の五重塔の次に古いという。
階段を上り、振り返ると本堂が見える、
五重塔または本堂で折り返す人が多いかもしれない、この先は奥の院である。
奥の院へは、かなりの階段を上っていくことになるのだ。
石仏様が並ぶ・・・。
帰りのバスの時間もあるし・・、奥の院を往復する時間があるのか・・・未知数だ。
考えながら歩いていく。
ここまで来たら行くしかない!
突撃だ!!
一旦下がり、登っていくのか・・・。
これより先が奥の院、門があり時間制限がある。
マムシに・・・落石か・・・、
熊がいないだけいいと思うか・・・。
橋を渡り、とうとう登りが始まる。
位牌堂の木柱が見える、「この距離であれば間に合う!」と確信する。
あとは俺の気合と根性だ!
息が切れる、ここ1年間でもっとも息がきれた瞬間だ。
途中で水のみ場がある、休息しながら登ることをおススメする。
もう少しだ、しかし足が重い。
圧倒される建築だ、
こんなところによく建てたものだ。
今はじっくり見る余裕はない、帰りに見よう。
位牌堂である、その名の通りである。
奥之院に到着。
最初の奥之院の看板からこ奥之院の看板まで約6分ほどで来た。
「いい景色が見えるかな~」と思い、奥に進むが、木に遮られ見えない。
奥之院にて、3つ目の御朱印を頂いた、さて戻ろう。
この石段の美しさ、素晴らしい。
梵字池まで来れば、仁王門はもうそこだ。
仁王門周辺は工事を行っている、少し残念な感じであるが、
それにしても映える門だ。
太鼓橋を渡る、
趣きのある旅館がある、ここに泊まり、夜にそぞろ歩きなどすれば、
さぞ素晴らしい思い出になるだろう。
草もち、うまそうだ。
今日が最終日であれば買っていたのだが・・・後ろ髪をひかれる思いだ。
回転焼きという大判焼きにも心が惹かれたが・・・。
14:18に室生寺バス停に到着。
14:30発のバスに乗車、約20分ほどで室生寺大野駅に着く。
バス停が見える、階段かスロープを使い駅に上がる。
観光案内所もある!
14:52発、上本町駅行に乗る。
15:12 長谷寺駅に到着。
今日で9月が終わる、だんだんと陽が短くなってきた、そんな空になっている。
駅前には石柱がある、
「総本山・長谷寺」
駅正面には、看板もあり、どこに向かえばいいかが良く分かる。
まぁ、直進するのだが・・。
途中になつかしさを感じる公園があった。
ここは初瀬の商店街だろうか、落ち着いた雰囲気の通りが続く。
駅から16分ほどで到着。
長谷寺の入口である。
参拝入山受付で拝観料を支払う。
正面が仁王門だ。
長谷寺 境内案内図、広大であることがわかる。
それなりに参拝時間がかかる、見ごたえがある。
仁王門、威風堂々の佇まい。
この先がまた素晴らしい。
仁王門の先には、登廊が続く。
長大な登廊が続く、左右の景色を楽しみながら登る。
途中で分岐があるが、迷わず登廊のほうに行こう。
途中に蔵王堂があった、
最後の登廊を行く。
これを登れば、本堂だ。
本堂に到着、まずは・・・。
三社権現に登り、見晴らし台(?)より納経所を見る。
ここで御朱印をもらう、7種類ほどあったと思うが、2つだけお願いをする。
本堂に行き、参拝をすます、中は厳粛な雰囲気であった。
こちらは清水の舞台のようになっており、見晴らしがよい。
本堂の大きさがわかる、「大悲閣」と額に書かれている。
本堂・舞台から五重塔が見える。
舞台はこのように突き出ている、では行ってみよう。
奈良の山々が見え、崖下には店通りが見える。
では長谷寺駅に戻ろう。
帰りはルートを変え、長谷寺入口を直進する。
直進するとお店が並んでいる、またもや草餅に惹かれたが・・・我慢だ。
法起院に寄ってみよう。
入口もわかりずらいので大きな看板が出ている。
西国番外札所・法起院。
細い参道を行く。
本堂。
徳道上人により創建された、隣りの納経所で御朱印を頂く。
徳道上人御霊廟。
こじんまりとしているが良いお寺だった。
初瀬の町にはこのような水路があり、水流の音が心地よい。
家の裏口から川に降りることができるようになっている、
このような川との関係はうらやましい。
16:40、長谷出寺駅に戻ってきた。
長谷寺参拝は、1時間30分ほどの所要時間であった。
列車を待っている間、特急が通過していく。
またまた、特急が通過していく、近鉄は特急王国だ!
今後は、是非伊勢志摩に近鉄特急で行ってみたいものだ。
本日の宿泊地・橿原神宮前駅に戻る。
橿原に行き、困ったことが・・・、夕食を食べる場所がない・・・。
良く探せばあるのかもしれないが、駅周辺には適当な場所がなかった。
本日の夕飯はコンビニだ、
コンビニも駅ナカのファミリーマートと駅から3分ほどの場所にセブンイレブンしかなかった。
電車と駅舎がキレイだ。
翌朝、特急が入線する。
本日も晴天になりそうだ!!
今日は音羽観音寺への参拝、楽しんでいこう!!